た・たむ!

言の葉探しに野に出かけたら
         空のあお葉を牛が食む食む

答え はいつでも人の中に

2005年04月04日 | 写真とことば
 百年ほど昔、人と人との関係は、必ずどちらかがどちらかにものを教えてもらえる関係であった。子どもは大人に、若い大工は年寄りの大工に、村人は村の長老に、村の長老は村の守り神に。年齢や階級の差とはそういうものであった。
 今、街に出ても、あなたは街を行く誰にも尋ねることが出来ない。誰もあなたに教えようとしない。

 それが、現代人の不幸の根源であるような気がしてきた。

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 ぱんださんの影響で、先日より「空しさ」についてつらつら考えていたら、どうして現代は「空しさ」がはびこっているのだろうと疑問に思い始め、あれこれ迷走した挙句、上に記したような仮定に至った。
コメント (10)
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