peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・コーダータ/シマヒメツバキ/中国名:長尾毛蕊茶

2007年12月08日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ・ゴーダータ/シマヒメツバキ
/中国名:長尾毛蕊茶 2007年12月7日







2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に
行ってきました。「海外の原種椿」コーナーに、今を盛りと咲き誇って
いる「ゴーダータ」という名のツバキがありました。




「世界の椿館・碁石」のツバキ・ゴーダータ/シマヒメツバキ
/中国名:長尾毛蕊茶 2006年12月14日




2006年12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」の
「海外の原種椿」コーナーに「ゴーダータ(中国名:長尾毛蕊茶)」
という名のツバキが白色の極小輪花を咲かせていました。
名札には、「コーダータ(中国名:長尾毛蕊茶)学名:C.caudata、
花期:1~3月、花色:白色、花形:一重咲き、大きさ:極小輪、産地
:中国、ベトナム、ビルマ、インド」と書かれていました。






「世界の椿館・碁石」のツバキ・ゴーダータ/シマヒメツバキ
/中国名:長尾毛蕊茶
ツバキ科 ツバキ属
 Camellia caudata Wallich
別名:トガリバヒメツバキ(尖葉姫椿)
日本では、安藤芳顕がアッサム地方から導入した系統が栽培されている
とのこと。枝は横に広がり、葉の先端が下垂する性質がある。花は小型
で目立たない。
分布:浙江、広東、広西、雲南、海南島、台湾、香港、ベトナム、ビル
マ、アッサム、ブータン。
特徴:花:白色、5~6弁、花径2cm前後。花柱や花糸は有毛。開花期は
10~3月。
葉:狭楕円~広披針形、先端部は尾状に尖り、長さ6~8cm、幅2~3cm。
表面は濃緑色で、光沢はやや鈍い。

大船渡市のウンシュウミカン(温州蜜柑)

2007年12月08日 | Weblog
大船渡市末崎町のウンシュウミカン(温州蜜柑)
 2007年12月7日





2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
に行きました。11月29日付「岩手日報」夕刊に”「北限ミカン」日差しに
映え 大船渡」”と写真入りで掲載されていた末崎町大豆沢の熊上富一郎
さん(74歳)・肇子さん(74歳)宅がすぐ近くだったので、立ち寄ってみ
ました。
玄関を開けて声をかけましたが、返事がないので勝手に写真を撮ってきま
した。

「岩手日報」には、”45年ほど前に植えた温州ミカンで、11月中旬から色
づき始め、約600個の実がたわわになっている。市内では庭や畑などでミカ
ンの木を育てる家があり、「北限のミカン」として有名。”とありました。





ウンシュウミカン(温州蜜柑) ミカン科 ミカン属
Citrus
日本の柑橘類を代表する「ウンシュウミカン(温州蜜柑)」は、400
~500年前に鹿児島県で生まれたとされており、中国のミカン類の種子
から発生したと考えられている。九州から各地に広まったのは明治に
なってからで、江戸時代は果実がウンシュウミカンより小さい、キシュ
ウミカン(紀州蜜柑)が日本の代表的なミカンだったという。

ウンシュウミカンの果実は直径5~8cmで、皮は薄くてむきやすく、果
肉は甘い。種子はふつうできない。

柑橘類の原産地は、インド北東部のアッサム地方を中心とした地域と
考えられている。これが東南アジアや中国に広がり、中国では多様な
品種が生まれたとのこと。日本には中国から伝わった記録が「古事記」
に見られ、それは今の「ダイダイ」に近いものではないかと考えられ
ている。