peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ブーゲンビレア/イカダカズラ(筏葛)

2007年12月21日 | Weblog
岩手県立花きセンターのブーゲンビレア
/イカダカズラ(筏葛)2007年12月21日





2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
に行きました。このセンターには、一般人の自由見学に供している施
設として「花の館」温室と研修温室の2カ所あります。ブーゲンビレア
は、どちらにもありますが、この日は「花の館」温室の方のものが花を
咲かせていました。











「岩手県立花きセンター」のブーゲンビレア
/イカダカズラ(筏葛)2006年2月2日



2005年12月15日に行ったときには、花つきを良くする為にきれい
に刈り込まれていて、1つも花をつけていなかった「ブーゲンビレ
ア」が、ところどころに花をつけていました。岩手県立花きセン
ターの「研修温室」内の出入り口につくられたアーチ形に仕立てら
れたものです。(「ブーゲンビレア」は、「ブーゲンビリア」とも
呼ばれます。)

 http://www.engeinavi.jp/db/view/link/195.html
[和名:「イカダカズラ(筏葛)。英名:Brazil bougainvillea。
性状:常緑半蔓性中低木。原産地:南米。特徴:エキゾチックな
雰囲気の夏の熱帯花木の代表選手。花に見えるのは苞で、3個の苞
が集まって1個の花のように見えます。それぞれの苞の葉脈には小
さな花がついています。苞の色は赤、桃、橙、黄、白など豊富で、
咲き分けもあります。また、八重咲きや葉の斑入りもあります。
蔓性が強く、葉がやや照葉系のグラブラ(B.glabra)は主にあんど
ん作りで栽培されます。

なお、真の花の画像は、下記のWebサイトに掲載されています。

 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/bugenbiria.html

現在栽培されている園芸品種は以下の3種類の野生種の枝変わりと
その種間雑種といわれています。(下記のWebサイトより転載)
 http://www.flower-toya.jp/info/200211.html

 1.イカダカズラ(スペクタビリス=B.spectabilis)
 2.テリハイカダカズラ(グラブラ=B.glabra)
 3.ペルウィアナ(B.×peruviana)

 日本で栽培されている品種は、系統やタイプ別に大きく分けると
バッティアナ(Buttiana)、グラブラ(glabra)、ハイブリッド
(hybrid)、ペルウィアナ(peruviana)、スペクタビリス(sprc
-tabilis)など5つに分けられますが、複雑な交配や急速な園芸品種
の普及の結果、正確な品種の特定が非常に困難なものになっています。

学名の「Bougainvillea」は、1766~1769年にかけて行われたフラン
スの世界一周探検船が南米で採取。艦長ブーゲンヴィルを称えて付け
られたといわれます。


ブーゲンビレア/イカダカズラ(筏葛)
オシロイバナ科 ブーゲンビレア(イカダカズラ)属
bougain villea spectabilis
オシロイバナ科(Nyctaginaceae)ブーゲンビレア属(イカダカズ
ラ属)は、南米に約14種ある。有刺または無刺の高木または低木で、
つる性のものもある。葉は互生し、卵形または楕円状披針形で全縁。
花は小型で淡紅色。または黄色で、赤、紫、橙、白などの3枚の大き
な美しい苞に包まれる。

Bougainvillea cv.Singapore White 性状:常緑つる性植物。数少
ない夏の鉢花として人気があり、特に日当たりを好む。高温時、光線
不足になると蕾や花が落ちるため、落花防止剤が散布してあるものが
多い。花後は枝を切り戻し、肥料と水をよくやり、枝を伸ばしてから
水を控えると花芽がよく着く。(以上、誠文堂新光社・発行、日本イ
ンドア・グリーン協会・編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より転載)

上のブーゲンビレアの花の画像は、2004年6月12日に撮影したもの。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・シラタマ(白玉)/ハツアラシ(初嵐)

2007年12月21日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・白玉(しらたま)/初嵐(はつあらし)
 2007年12月7日



2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室で「白玉(しらたま)/初嵐(はつあらし)」という名の椿が花を
咲かせていました。



「世界の椿館・碁石」のツバキ・シラタマ(白玉)/ハツアラシ(初嵐)
2006年12月14日





2006年12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」
の「日本産椿」コーナーに、「シラタマ(白玉)」という名の鉢植
えのツバキが白い花を咲かせていました。
名札には、「白玉(しらたま)/別名:初嵐(はつあらし)花期:
10~3月、花色:白色、大きさ:小輪、産地:大阪・宝塚」と書か
れていました。







「世界の椿館・碁石」のツバキ・シラタマ(白玉)
ツバキ科 ツバキ属 Camellia 'Shiratama'又は'Hatsuarashi'
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)には、下記の通り記載されています。

 白玉(しらたま)京都 [花]白色の一重、やや抱え性の筒咲き、
筒しべ、小輪、蕾の丸いのが特徴。10~3月咲き。[葉]丸みのあ
る楕円、中形。[樹]立性、強い。[来歴]江戸時代からの古典品種。
京都の名椿の一つ、別名は初嵐・白玉。