peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

メキシコハナヤナギ(メキシコ花柳)/クフェア・ヒッソピフォリア

2007年12月26日 | Weblog
「岩手県立花きセンター」のメキシコハナヤナギ
/クフェア・ヒッソビフォリア 2007年12月21日




2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の「花の館」温室の「熱帯温室」に植えられている「メキシコハナヤナ
ギ/クフェア・ヒッソビフォリア」という名の植物が淡紫色の花を咲かせ
ていました。





岩手県立花きセンターのメキシコハナヤナギ(メキシコ花柳)
/クフェア・ヒッソピフォリア 2006年11月22日




2006年11/22(水)、金ケ崎町六原にある岩手県立花きセンター
の「花の館温室」の亜熱帯温室に「メキシコハナヤナギ(メキシコ
花柳)/クフェア・ヒッソピフォリア」が淡紫色の花を咲かせてい
ました。






メキシコハナヤナギ/クフェア・ヒッソピフォリア
ミソハギ科 タバコソウ(クフェア)属
 Cuphea hyssopifolia
メキシコからグアテマラにかけて自生している熱帯・亜熱帯性の
常緑小低木で、高さは50~60cmほど。小枝が横に広がる。英名は
Mexican false heather。可憐な花を妖精にたとえて、「エルフィン
・ハーブ(妖精のハーブ)」の英名もある。

花は濃紫~淡紫色、白花もある。花期は6~11月だが、温度さえあ
れば周年でも開花し、挿し木で増やせるとのこと。

メキシコハナヤナギの仲間のクフェア属は、明治から大正時代に
約10種が日本に導入され、花壇など観賞用に用いられているとのこと。

ツンベルギア「オーガスタス・ブルー」

2007年12月26日 | Weblog
「岩手県立花きセンター」のツンベルギア「オーガスタス・ブルー」
 2007年12月21日





2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の「花の館」温室の「熱帯温室」に植えられている「ツンベルギア’オー
ガスタス・ブルー’」という名のつる性の植物が藤紫色の花を咲かせて
いました。




ツンベルギア「オーガスタス・ブルー」
キツネノマゴ科 ヤハズカズラ属
Thunbergia cv.Augustus Blue
園芸品種、つる性、花は藤紫色

ヤハズカズラ属(Thunbergia)は、中央・南アフリカ、マダガスカル
アジアの暖かい地域に100種以上が自生する。直立または登攀(はん)
性の草本または低木。葉は対生で卵円形、披針形、心臓形またはやり形
で鋸歯縁、平滑または毛がある。花は紫、青、黄または白色で腋生、単
生または頂生の総状花序をつくる。

仲間には「ツンベルギア・エレクタ(コダチヤハズカズラ)」「ツンベ
ルギア・フラグランス」「ツンベルギア・グランディフロラ’アルバ’」
「ツンベルギア・マイソレンシス」などがある。

アカタコノキ/ビヨウタコノキ(美葉蛸の木)

2007年12月26日 | Weblog
「岩手県立花きセンター」のアカタコノキ
/ビヨウタコノキ(美葉蛸の木) 2007年12月21日






2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県花きセンター」
の「花の館」温室の熱帯温室に植えられた「アカタコノキ/ビヨウタキ
ノキ(美葉蛸の木)」が葉を茂らせていました。


「岩手県立花きセンター」のアカタコノキ/ビヨウタコノキ(美葉蛸の木)
 2005年12月15日




2005年12月15日、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」の
「花の館」温室の「亜熱帯・沖縄の植物たち」の部屋に「蛸のよう
な足を持つアカタコノキ」の説明書が吊るされた樹木がありました。

名札には、「アカタコノキ(一名:ビヨウタコノキ)Pandanus
utilis Bory.タコノキ科タコノキ属 分布:マダガスカル 気根は少な
い。葉に赤色のトゲがある」と書いてありました。





アカタコノキ/ビヨウタコノキ(美葉蛸の木)
タコノキ科 タコノキ属 Pandanus utilis
タコノキ科(Pandanaceae)のタコノキ属(Pandanus)は、アメリカ
大陸を除く世界の熱帯に約650種あるという。雌雄別株の低木または
高木。多くのものは幹は直立し、よく分岐して茂り、多数の気根をも
つ。この幹の下半部から放射状に気根を延ばした姿がタコ(蛸)に似
ていることが名前の由来となっている。葉はやや剣状で螺旋(らせん)
状に配列し、葉縁および主脈に鋭い刺をもつものが多い。

「アカタコノキ/ビヨウタコノキ」と呼ばれる「Pandanus utilis」は、
マダガスカル(アフリカ熱帯雨林気候区)原産で、幹は高さ20mくら
いになる。あまり枝を分岐せず、気根も少ない。葉は青緑色で直立し、
長さ30~90cm、幅5~8cm、縁や下面の主脈には鋭い刺がある。観賞用
には3mぐらいのものがある。寒さには弱い。原産地では葉でバスケッ
ト、カバン、ムシロなどを作る。

アダン(阿檀)

2007年12月26日 | Weblog
「岩手県立花きセンター」のアダン(阿檀)の実
 2007年12月21日





2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
に行ってきました。「花の館」温室の「熱帯温室」の中に、「アダン(
阿檀)」の実が実っていました。2005年、2006年と何回か行きましたが、
実が付いているのを見るのは初めてのような気がします。





アダン(阿檀)タコノキ科 タコノキ属
Pandanus odoratissimum
琉球列島、東南アジア(東南アジア熱帯雨林気候区)など亜熱帯
や熱帯の海岸に自生する常緑小高木。高さは2~6m。幹の基部近く
から気根を出す。タコノキに比べて気根が少なく、支える力が弱い
ため、自生地では匍匐状に叢生している。葉は細長く1~1.5m。幅
3~6cm、葉の縁や裏面の脈上には長さ2~8mmの鋭い刺をもつ。

花期は7月。雌雄別株。雄株には長さ4~5cmの白い花序が5~7個集ま
ってつく。雌株には球状の花序がつく。果実は直径15~20cmのほぼ球
状で黄赤色に熟し、パイナップルのような香りがあり、食用になる。
また、この仲間の葉は敷物や籠などの材料として利用されている。
分布:奄美諸島、沖縄

 タコノキ属(Pandanus)は、アメリカ大陸を除く世界の熱帯に約
650種がある。雌雄別株の低木または高木。多くのものは幹は直立し、
よく分岐して茂り、多数の気根をもち、この気根が名前の由来とな
っている。実はやや剣状で螺旋(らせん)状に配列し、葉縁および
主脈に鋭い刺をもちものが多い。

ツバキ(椿)・「角の光(すみのひかり)」 

2007年12月26日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・「角の光(すみのひかり)
 2007年12月7日



2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室内で「角の光(すみのひかり)」という椿が花を咲かせていました。
名札には、「角の光(すみのひかり)花期:10~2月、花色:濃紅色、花形
:一重、猪口咲き、産地:鳥取」と書かれていました。


角の光(すみのひかり)ツバキ科 ツバキ属 Camellia 'Sumi-no-hikari'
誠文堂新光社・発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)には、下記の通り記載されています。
 角の光(すみのひかり)Sumi-no-hikari 島根・松江
[花]濃紅色の一重、猪口咲き、侘芯、極小輪。[葉]長楕円、中形、
中折れ、ゆるく反曲。[樹]立性。[来歴]米子市内の民家の栽培種
から選抜。1977年に山陰カメリアンクラブの命名・発表。