2011年4月25日(月)、一関市街地に出たついでに、一関市磐井川堤防や釣山公園に植えられている桜「染井吉野」を見てきました。普通私一人なのですが、今回は妻も「少し付き合う」と言って一緒に行動しました。
磐井川堤防の桜は、現在「磐井川堤防改修事業」が始まっているので、そのうち切り倒されてしまうようです。山目側(市役所側)の桜は7~8分咲きと思って見てきましたが、右岸の桜はまだ3~4分咲きでした。ヒヨドリが頭を黄色く染めて盛んに花の蜜を吸っていました。
桜・ソメイヨシノ(染井吉野) バラ科 サクラ(プラナス)属 Prunus × yedoensis cv.Yedoensis
現在の日本で最もポピュラー(普及している)な桜。沖縄と北海道を除き全国各地に植えられているので「桜前線」が作られている。
特徴:公園や緑地に植えられている落葉高木。幹は直立し、よく横に枝分かれして、高さ8~12m、胸高直径50~80㎝になる。若い枝や葉の裏、葉柄などに軟毛がある。葉は柄があり互生する。葉身は倒卵状楕円形で、縁に2重の鋸歯があり、葉柄と葉身との接点に蜜腺がある。
花は4~5月に咲き、葉が出る前に枝全体に付く。花弁は5枚で、淡紅白色。オオシマザクラとエドヒガンの雑種といわれ、桜の代表的な種類である。江戸時代の末、東京の染井村の植木屋が「吉野桜」という名で売ったのが始まりといわれている。盛岡市の高松池公園や岩手公園のサクラはソメイヨシノで、4月下旬に見事な花を付ける。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦・編著)」より]