(上と下)県道168号(一関舞川)線と県道282号(薄衣東山)線の分岐。砂鉄川の左岸堤防沿いに新しく造成された県道。(広くて快適です。)
2012年3月9日(木)、一関市川崎町生涯学習ステーションまなぽーと(川崎町薄衣字諏訪前・公民館、図書館、ホールの複合施設)に行きました。天気が良いので一関市役所川崎支所の傍の県道168号線を歩いて砂鉄川堤防の方まで散策しました。堤防には立派な「如来地排水樋門」がありました。
(上)県道168号線にある岩手県交通の「如来地」バス停。
(上)北上川に合流する付近の県道168号線砂鉄川に架かる砂鉄橋(長さ172m)。この橋ができる前は、砂鉄川の氾濫で度々洪水に見舞われました。http://www.thr.mlit.go.jp/iwate/jimusho/kouji_jouhou/kasen/satetu/index.htm [砂鉄川治水対策事業(岩手河川国道事務所)]
(上と下)砂鉄川の流れの傍にネコヤナギ(猫柳、カワヤナギ)と思われる木が沢山生えていたので、堤防を下りて行ったのですが、銀白色に輝く花芽を出していたのは3株ほどしかありませんでした。
(上と下)「如来地排水樋門」のプレートが取り付けてありました。
ネコヤナギ(猫柳) ヤナギ科 ヤナギ属 Salix gracilistyla
別名:カワヤナギ(川柳)、エノコロヤナギ。各地の山野の水辺に普通に生えている落葉低木で、春、真っ先に開花するヤナギのひとつ銀白色に輝く花芽が人目をひく。高さは50~300cmになる。下部からよく分枝し、枝は弓状に曲がって斜上する。若枝には灰白色の軟毛が密生するが、後に毛は落ち、緑褐色または緑色になる。裸材に隆起線はない。冬芽は灰白色の軟毛が密生し、帽子状になった赤褐色の1個の鱗片に覆われている。
葉は互生し、長さ7~13cmの長楕円形で先は尖り、基部は円形。縁には細かい鋸歯がある。革質で表面は深緑色。裏面は灰白色で白い絹毛が密生する。若葉は両面とも有毛。葉柄は5~20mmで軟毛が多い。托葉は長さ6~10mmの腎円形。
3~4月、葉が出る前に長楕円形の尾状花序をつける。雄花序は長さ3~6cm。雄花の雄しべは2個が合着して1個になっている。葯ははじめ紅色で、黄色の花粉を出した後黒くなる。雌花序は長さ2.5~4.5cm。雌花の子房は長卵形で白い軟毛が密生し、花柱は子房より長い。柱頭は短く、2中裂することもある。雄花も雌花も1個の腺体があり、苞は広披針形で上部は黒色。中部は帯紅色。下部は淡黄緑色をしており、両面に白色の長い絹毛が密生する。雌花序は花の後伸びて、果期には9cmほどになり、一方に傾く。蒴果は2裂して反り返り、白い綿毛に包まれた種子を出す。用途:庭木、護岸樹、花材、樹皮は薬用。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ウスリー。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%A4%E3%83%8A%E3%82%AE [ネコヤナギ(Wikipedia)]
http://yasashi.info/ne_00008.htm [ネコヤナギの育て方:ヤサシイエンゲイ]
http://www.ne.jp/asahi/hamamatsu/seiji/tree/n/nekoya.html [ネコヤナギ]
http://www.hana300.com/nekoya.html [ネコヤナギ(猫柳)]
http://pcweb.hobby-web.net/7101/012302.html [ネコヤナギ・猫柳]