2016年2月10日(水)、妻が最近購入した藤沢周平著『静かな木』(新潮文庫版、平成12年9月1日発行、平成25年4月5日 31刷)を読み終えました。下記の目次の通り、3つの短編を収録したもので、普通の文庫版よりも大きな活字で印刷されていることもあり、一気に読み進めることができました。
表題作の『静かな木』について、落語家の立川談四楼氏は、解説の中で次の通り述べているが、同感である。”『静かな木』は凝縮されている。つまり長編としてもイケる作品で、削(そ)ぎ落とれた末に濃い仕上がりとなっている。3編中、最も藤沢周平らしさの出ている作品と言えようか。”
初出発表誌一覧:「岡安家の犬」週刊新潮 平成5年7月22日号、「静かな木」小説新潮 平成6年5月号、「偉丈夫」小説新潮 平成8年1月号。この短編集の単行本は平成10年1月新潮社より刊行された。
http://www.geocities.jp/une_gen/BookReviewH170627.htm [『静かな木』(藤沢周平著:新潮社)の書評]
http://readingbooks.blog.shinobi.jp/%E8%97%A4%E6%B2%A2%E5%91%A8%E5%B9%B3/%E9%9D%99%E3%81%8B%E3%81%AA%E6%9C%A8 [静かな木(文庫)感想 藤沢周平:読書メーター]