peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市川崎町のハイドランジア ’アナベル’ 2016年7月8日(金)

2016年07月09日 | 植物図鑑

2016年7月8日(金)、「川崎あじさい公園まつり」が開かれている一関市川崎町門崎(かんざき)の川崎あじさい公園に行ってきました。川崎図書館に行ったとき、ポスターを観て知ったのですが、JR陸中門崎駅から100mほど離れた道路沿いに造られていました。植栽されているアジサイ(紫陽花)は、「カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)」「ミナヅキ(水無月)」「アナベル(アメリカノリノキ)」「ヒメアジサイ(姫紫陽花)」「クレナイアジサイ(紅紫陽花)」の5種類だけのようでしたが、沢山植栽されていて見応えがありました。(クレナイアジサイは見かけませんでした。)

 ハイドランジア ’アナベル’ アジサイ(ユキノシタ)科 アジサイ属 Hydrangea paniculata arborescens 'Annabelle'

北アメリカ原産の耐寒性落葉低木。樹高:100~300cm。花序高:20~30cm。花色:白。

花期:7~9月。特徴:アジサイよりやや小型の花が集まって半球状の花房となる。

育て方:半日陰と保水性のある用土を好む。乾燥と強光に弱いので注意。花芽は春以降に伸びる枝につくので、落葉期も強剪定できる。寒さに強く、強健で寒冷地でも育つ。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]


一関市川崎町のカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)2016年7月8日(金)

2016年07月09日 | 植物図鑑

2016年7月8日(金)、「川崎あじさい公園まつり」が開かれている一関市川崎町門崎(かんざき)の川崎あじさい公園に行ってきました。川崎図書館に行ったとき、ポスターを観て知ったのですが、JR陸中門崎駅から100mほど離れた道路沿いに造られていました。植栽されているアジサイ(紫陽花)は、「カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)」と「ミナヅキ(水無月)」「アナベル(アメリカノリノキ)」「ヒメアジサイ(姫紫陽花)」「クレナイアジサイ(紅紫陽花)」の5種類だけのようでしたが、沢山植栽されていて見応えがありました。(クレナイアジサイは見かけませんでした。)

カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)アジサイ(ユキノシタ)科 アジサイ属 Hydrangea quercifolia

北アメリカ原産の耐寒性落葉低木。樹高:100~200㎝。花序高:25㎝。花色:黄味を帯びた白。開花期:6~7月。特徴:カシワのような大きな葉に円錐形の花序。一重八重咲きがある。

育て方:日なたから半日陰。保水性のある用土を好む。丈夫で生育は旺盛だが、乾燥に弱いので生育期には潅水する。剪定は花後に、古枝は元から切る。挿し木で容易に繁殖。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]


一関市東山町松川のキキョウ(桔梗) 2016年7月8日(金)

2016年07月09日 | 植物図鑑

 

2016年7月8日(金)、一関市営松川住宅(東山町松川字台)に居住している知人宅に立ち寄りました。庭に植栽されているキキョウ(桔梗)が、早くも花を沢山咲かせていました。

キキョウ(桔梗)キキョウ科 キキョウ属 Platycodon grandiflorum

山地に自生する多年草だが、鑑賞用に古くから庭などに植えられている。切り花としてもよく利用され、促成栽培も行なわれている。花は広い鐘形で直径4~5㎝。色青紫色のほか、ピンクがあり、二重咲きの品種もある。「秋の七草」の一つだが、花は6月頃から咲き始める。根薬用に使われる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市川崎町&東山町のネムノキ(合歓の木) 2016年7月8日(金)

2016年07月09日 | 植物図鑑

2016年7月8日(金)、一関市東山町長坂字町、砂鉄川の堤防上(左岸)に生えているネムノキ(合歓の木)

花を沢山咲かせていました。

(下3つ)一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)の国道284号線沿いに生えているネムノキ(合歓の木)

ネムノキ(合歓の木)マメ科 ネムノキ属 Albizia julibrissin

山地や原野、川岸などに生える落葉高木。高さは6~10mになる。樹皮は灰褐色で褐色の皮目が目立ち、滑らか。枝は太く無毛で横に広がる。葉は有柄で互生し、長さ20~30㎝の大形の偶数2回羽状複葉で、羽片は7~12対、小葉は18~29対あり、長さ5~15㎜、幅2.5~4㎜で革質。縁は全縁で短毛がある。裏面は短毛があり、粉白色となる。夜になると、小葉が閉じて垂れ下がる。6~7月、枝先に10~20個の花が集まった頭状花序を総状につけ、夕方、開花する。花弁は長さ7~9㎜で下部が合着し、短毛がある。雄しべは多数あり、花糸は淡紅色で長さ3~4㎝と長い。雌しべは白色の糸状で雄しべより長い。萼は長さ約3㎜の筒形で微短毛がある。豆果は長さ10~13cmの広線形で、10~15個の種子が入っている。種子は長さ1~1.5㎝の楕円形で褐色。用途:庭木、公園樹、器具材。分布:本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


一関市東山町のスグリ(酢塊)/ グーズベリー 2016年7月8日(金) 

2016年07月09日 | 植物図鑑

2016年7月8日(金)、一関市東山町長坂「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地にある民家の庭に植栽されているアメリカスグリ(アメリカ酢塊)と思われる樹木が、赤く熟した果実を沢山付けていました。

 スグリ(酢塊)/グーズベリー ユキノシタ科 スグリ属 Ribes spp.

スグリは長野県や山梨県に自生するRibes sinanense和名。果樹としてのスグリセイヨウスグリ(R.grossularis)とアメリカスグリ(R.hirtellum)の栽培品種を総称したもの。ヨーロッパでは16世紀頃から栽培・改良が進んだ。暑さと病気には弱く、日本ではあまり普及しなかった。ヨーロッパ、北アメリカなどが原産地の落葉低木。高さは1mほどになる。開花期:春。利用部位:果実。出回り時期:夏。食べ方:生食、ジャム、果実酒、ソースなど。植え付け適期:秋か春に苗木を植える。日照:日なた~半日陰。土壌:適湿で、肥沃な土。[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド㉑野菜・果物」より]