peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区佐倉河のノウゼンカズラ(凌霄花) 2016年7月21日(木)

2016年07月21日 | 植物図鑑

2016年7月21日(木)、奥州市水沢区佐倉河いわて生協・アテルイに行きました。車をここの大駐車場に駐めて周辺を歩いてみました。300mほど離れた民家の庭に植栽されているノウゼンカズラ(凌霄花)が、橙黄色の花を沢山咲かせていました。

 ノウゼンカズラ(凌霄花)ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属 Campsis grandiflora

中国原産の落葉つる性木本。古くから庭園や公園に植えられている。茎から気根を出してほかのものに絡みつき、直径約7㎝にもなる。葉は奇数羽状複葉で対生する。小葉は2~6対あり、3~7㎝の卵形で縁には粗い鋸歯がある。7~8月、枝先に直径6~7㎝の橙黄色の花が対生して多数つく。花は広い漏斗形で、横向きに咲く。開花には太陽が必要で、曇りが続くとつぼみのまま落ちてしまう。北アメリカ原産のアメリカノウゼンカズラC.radicansは花が細長く、色が濃い。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市大東町渋民のオミナエシ(女郎花) 2016年7月21日(木)

2016年07月21日 | 植物図鑑

2016年7月21日(木)、一関市立渋民市民センターに行きました。隣接している民家の花畑(花壇)に植栽されているオミナエシ(女郎花)が、早くも鮮黄色の小さな花を沢山咲かせ始めていました。

オミナエシ(女郎花)オミナエシ科 オミナエシ属 Patrinia scabiosaefolia

「秋の七草」の一つとして良く知られている。山地や丘陵の日当たりの良い草原に生える多年草。高さは1mほどになる。地下茎は横に這い、その先端に新苗をつくって殖える。葉は対生し、羽状に深く切れ込んでいる。花期8~10月。茎の上部で枝分かれし、枝先に黄色の小さな花が多数つく。花は直径3~4㎜で、5つに切れ込んでいる。果実は楕円形でオトコエシのような翼はない。全体の優しい姿から「オミナエシ(女郎花)」と名づけられた。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]