peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

日本最初の溶鉱炉と大島高任 2016年7月13日(水)

2016年07月20日 | 講演会

2016年7月13日(水)「平成28年度・芦東山記念館館長講座」第2回『日本最初の溶鉱炉と大島高任』の演題で行われました。(13:00~14:30時)。講師細井 計(ほそい・かずゆ)館長

2015年7月8日、ユネスコの世界遺産委員会により、釜石市の橋野鉄鉱山を構成資産に含む産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界遺産登録が決定してから、橋野鉄鉱山跡と盛岡藩生まれの「近代製鉄の父」・大島高任(おおしま・たかとう)が脚光を浴びています。今回は、この大島高任についてのお話しでした。 

江戸末期、欧米列強の脅威から国を守るため、日本各地で大砲を製造するための設備として「反射炉」が建設された。しかし、日本古来の「たたら製鉄」は従来、刃物や農工具などを製造してきた製鉄法で、大型で丈夫な大砲を造るには限界があった。大島高任は、反射炉で使うための鉄の原料として、良質な鉄鉱石から造り出す銑鉄(せんてつ)が必要と考え、甲子村(現在の釜石市)に洋式高炉を建設。安政4(1858)年12月1日に日本で初めて磁鉄鉱(鉄鉱石の一種)の精錬に成功した。現在も12月1日「鉄の記念日」に制定されている。

 

(上と下)『いわて~「世界遺産の國、いわて。」観光ガイドブック』より

 

 


「もりおか歴史文化館」のモナルダ・ディディマ 2016年7月16日(土)

2016年07月20日 | 植物図鑑

2016年7月16日(土)、もりおか歴史文化館(盛岡市内丸1番50号)に行って来ました。前庭に植栽されている様々な草花の中に混じってモナルダ・ディディマが白色と淡ピンク色の花を沢山咲かせていました。和名の「タイマツバナ」は、真っ赤な唇形花のものにふさわしいと思います。 

モナルダ・ディディマ シソ科 モナルダ(ヤグルマハッカ)属 Monarda didyma

別名:ヤグルマハッカ(矢車薄荷)、タイマツバナ、ベルガモット。北アメリカ東部原産の耐寒性多年草(宿根草)。草丈:100~120㎝。花序径:4~6㎝。花色:ピンク、赤、紫、白。開花期:6~8月。

特徴:葉に芳香のあるハーブ。茎頂に唇形花が頭状に集まって咲く。育て方:日当たりと風通し、水はけのよい用土を好む。暑さを嫌うので夏の西日を避ける。よく殖えて大株になるので株間を十分に空けて植える。花後、地際で刈り込む。[講談社発行「花を調べる花を使う四季の花色大図鑑」より] 

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-555/target_tab-3 [モナルダとは:みんなの趣味の園芸]

http://sodatekata.net/flowers/page/1409.html [モナルダの育て方]

 http://garden-vision.net/flower/magyo/monarda.html [モナルダ:新・花と緑の詳しい図鑑]