2017年3月5日(日)、コメリ一関店(一関市中里上坊)に行ったので、妻が買い物をしている間、周辺の道路を散策してみました。今冬はことのほか積雪が少なくて、野山にも雪が見られません。道路沿いの田圃の縁にノボロギク(野襤褸菊)が花を沢山咲かせていました。5日は、24節気の啓蟄(けいちつ)。大地が暖まり、冬ごもりをしていた虫が出てくる頃とされています。
ノボロギク(野襤褸菊)キク科 キオン属 Senecio vulgaris
ヨーロッパ原産の一年草。ボロギクはサワギクの別名。サワギクに似ていて、野に生えることからつけられた名前。明治の初めに日本に入り、現在では各地にごく普通に見られる。繁殖力が強く、空き地などに群生しているのをよく見かける。高さは30㎝前後。春から夏によく目につくが、暖かい所では一年中咲いている。茎は軟らかく、赤褐色を帯び、高さ30㎝ほどになる。葉は互生し、不規則な羽状に切れ込む。頭花は黄色で、普通筒状花だけでできている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]