peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市中里上坊のノボロギク(野襤褸菊) 2017年3月5日(日)

2017年03月05日 | 植物図鑑

2017年3月5日(日)、コメリ一関店(一関市中里上坊)に行ったので、妻が買い物をしている間、周辺の道路を散策してみました。今冬はことのほか積雪が少なくて、野山にも雪が見られません。道路沿いの田圃の縁にノボロギク(野襤褸菊)を沢山咲かせていました。5日は、24節気の啓蟄(けいちつ)。大地が暖まり、冬ごもりをしていた虫が出てくる頃とされています。

ノボロギク(野襤褸菊)キク科 キオン属 Senecio vulgaris

ヨーロッパ原産の一年草。ボロギクサワギクの別名。サワギクに似ていて、野に生えることからつけられた名前。明治の初めに日本に入り、現在では各地にごく普通に見られる。繁殖力が強く、空き地などに群生しているのをよく見かける。高さは30㎝前後。春から夏によく目につくが、暖かい所では一年中咲いている。茎は軟らかく、赤褐色を帯び、高さ30㎝ほどになる。葉は互生し、不規則な羽状に切れ込む。頭花黄色で、普通筒状花だけでできている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市中里上坊のフキノトウ(蕗の薹) 2017年3月5日(日)

2017年03月05日 | 植物図鑑

2017年3月5日(日)、コメリ一関店(一関市中里上坊)に行ったので、妻が買い物をしている間、JR東北本線の線路沿いを歩いてみました。今冬はことのほか積雪が少なくて、野山にも雪が見られません。フキ(蕗)が花を咲かせていました。5日は、24節気の啓蟄(けいちつ)。大地が暖まり、冬ごもりをしていた虫が出てくる頃とされています。

フキ(蕗)キク科 フキ属 Petasites japonicus

山野に生える多年草。淡緑色の苞に包まれたつぼみ(蕾)「フキノトウ(蕗の薹)」で、ほろ苦い早春の味として人気がある。葉や葉柄も食べられる。葉は幅15~30㎝のほぼ円形。花期3~5月。雌雄別株。雄株の頭花黄色っぽく、雌株の頭花白っぽい。北海道や東北地方に分布するアキタブキ(秋田蕗)var.giganteusは直径1.5mと大きく、葉柄長さ2mにもなる。市販のフキはほとんどがアキタブキの栽培品。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より] 


「岩手県立花きセンター」の洋ラン・カトレア 2017年2月28日(火)

2017年03月05日 | 洋ラン

2017年2月28日(火)、朝から天気が良かったので、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。昨年から進められていた「研修温室」や「花の館温室」のリニューアルが行われていました。

 研修温室内の「高温区」に展示されている鉢植えのカトレアが大きな花を咲かせていました。品種は名札が付いていなかったのでわかりませんが、メンデリィに似ていると思いました。

 カトレヤ・メンデリイ ラン科 カトレヤ属 Cattleya(C.)mendelii

コロンビア産。球茎やや扁平な紡錘形、長さ約15㎝、1葉をつける。葉長楕円形、長さ約20㎝。花茎は茎頂より生じ、2~4花をつける。径13~17㎝、白色~淡桃色。唇弁の喉部は黄色で紫紅色の筋が入り、中裂片は鮮濃赤紫色、芳香あり。花弁は卵形、斜開し、縁は波状。唇弁は長楕円形、側裂片は蕊柱を包み、先は開張する。開花期初夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]