peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手蘭友会の洋ラン・ファレノプシス ’マンニー’ 2017年3月10日(金)

2017年03月16日 | 洋ラン

2017年3月10日(金)、岩手蘭友会(及川正道会長、会員18人)主催の「第30回いわて洋ラン展」が、水沢メイプル(奥州市水沢区横町)4階の催事場できょうからはじまりました。[3/10(金)~3/12(日)]入場無料。

 会場中央のメインテーブルに展示されていたラン(蘭)の中に、「ファレノプシス ’マンニー’」という名札を付けたものがを沢山つけていました。

ラン科 ファレノプシス属 Phalaenopsis(Ohal.):約50種が東南アジアを中心にインド、オーストラリア北部、フィリピン、台湾、中国南部に分布する。単茎性、常緑性の着生ランで短い茎に幅広い肉厚の葉を数枚互生する。緑葉種斑入り葉種とがあり、落葉性種もわずかにある。花茎は葉腋から弓状に伸び、数~数十輪をつけ、花色白、黄、桃、緑色など変異に富む。花弁の幅が広く、唇弁にひげ状突起がある花を多数つけ、いっせいに開花する。ファレノプシス系統と、花弁と萼片が同長同形で、星形の肉厚な花1~数個ずつ順に咲かせるスタウログロッチス系統に分けられる。属名はギリシア語のphalaina(蛾)とopsis(見かけ)の2語からなり、花の形に由来したもので、英名では「モス(蛾)・オーキッド」という。

洋ラン・ファレノプシス ’マンニイ’ ラン科 ファレノプシス属 Phalaenopsis(Phal.) 'mannii'

インドのシッキム、アッサムやベトナム、ビルマ、タイ原産。4~5枚つき、肉厚で光沢ある鮮緑色、長楕円状披針形、長さ20~37㎝。花茎1~2本出て下垂し、葉とほぼ同長、まれに分枝し、多花をつける。径約3.5㎝、黄色地に褐色の斑紋と縦縞が入り、唇弁は白色と紫紅色。背萼片倒卵状倒披針形、長さ2~2.5㎝。側萼片卵状楕円形、長さ2.2~2.5m。花弁披針形、長さ1.7~2㎝。唇弁3裂し長さ1㎝、肉厚、側裂片ほぼ長方形、先端は切形、中裂片錨形、中央基部に突起があり、縁は不斉歯状。種小名は、最初の発見者G.Mannの名に因む。開花期は通常春から秋、冬にも咲く。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より] 


岩手蘭友会の洋ラン・マキシラリア ’サンギネア’ 2017年3月10日(金)

2017年03月16日 | 洋ラン

2017年3月10日(金)、岩手蘭友会(及川正道会長、会員18人)主催の「第30回いわて洋ラン展」が、水沢メイプル(奥州市水沢区横町)4階の催事場できょうからはじまりました。[3/10(金)~3/12(日)]入場無料。

 会場中央のメインテーブルに展示されていたラン(蘭)の中に、「マキシラリア ’サンギネア’」という名札を付けたものがを沢山つけていました。 

ラン科 マキシラリア属 Maxillaria(Max.):約300種がフロリダ南部からアルゼンチンまでの広い地域に分布する。一般に小型で常緑性の着生ラン。球茎はふつう匍匐性で連なり、革質葉1~2枚頂生する。花茎は球茎の基部より1ないし多数生じ、1花をつける。花は小さく地味な色彩のものが多い。萼片は平開し、花弁は前方へ伸びる。側萼片の基部は合着し短い距をつくる。属名はラテン語のmaxilla(あごの骨)を意味し、横から見た花の形が口を開けた昆虫の顎(あご)に似ることによる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]

マキシラリア Maxillaria:本属は約300種が熱帯・亜熱帯に広く分布する小~中型着生または岩生する。球茎は匍匐(ほふく)茎で連なり、幅狭い葉を1~2枚頂生する。花茎は球茎基部から生じ、直立し、1花をつける。花は肉厚、萼片は同形、側萼片の基部蕊柱脚と合着して顎(あご)を形成する。花弁は萼片よりやや小さく、唇弁3裂する。[日本放送出版協会発行「NHK趣味の園芸・世界のラン」より]

洋ラン・マキシラリア ’サンギネア’ ラン科 マキシラリア属 Maxillaria(Max.)sanquinea

http://hanasakiyama.web.fc2.com/orchid/sp/Maxillaria_sanguinea.htm[マキシラリア・サンギネア]


岩手蘭友会の洋ラン・デンドロビウム ’スペクタビレ’ 2017年3月10日(金)

2017年03月16日 | 洋ラン

2017年3月10日(金)、岩手蘭友会(及川正道会長、会員18人)主催の「第30回いわて洋ラン展」が、水沢メイプル(奥州市水沢区横町)4階の催事場できょうからはじまりました。[3/10(金)~3/12(日)]入場無料。

 会場中央のメインテーブルに展示されていたラン(蘭)の中に、「デンドロビウム ’スペクタビレ’」という名札を付けたものがを沢山つけていました。

洋ラン・デンドロビウム ’スペクタビレ’ ラン科 デンドロビウム属 Dendrobium(Den.)spectabile 

ニュー・ギニア、ソロモン諸島原産。は8節からなり、基部は球形に膨らむが上部は棒状、長さ約60㎝、径1~2㎝。は楕円形で革質、長さ20㎝、幅3~4㎝、5~10枚が先につく。花茎は葉を生じる節より下部の節から生じ、長さ30㎝、まばらに数花をつける。は開張し、径7~8㎝、萼片と花弁の先が尖り、縁は波打ち、先は反転し、クリーム色。唇弁に濃紫色の筋がある。開花期は冬。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]