peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「岩手蘭友会」洋ラン展のプレウロタリス  2015年12月4日(金)

2015年12月30日 | 洋ラン

2015年12月4日(金)、岩手蘭友会(会長・及川正道)主催「第11回秋の洋ラン展」が、水沢メイプル東館(奥州市水沢区横町)4階催事場で始まりました。10時の開店と同時に入場し、沢山展示されていた洋ランなどを写してきました。12/6(日)午後4時まで。入場無料。 

洋ラン プレウロタリス ラン科 プレウロタリス属 Pleurothallis

 1000種以上を含む大属で、フロリダ半島南部以南の熱帯および亜熱帯アメリカに分布し、山地の雲霧林帯で種分化が著しい常緑の多年草。多くは着生または岩生、ときに地生。茎に筒状の鞘があり、1葉を頂生するが、地上茎が仮軸分枝する種類は複数の葉がつくように見える。葉は革質、無毛、全縁、先に微小な窪みと中央突起がある。花序は茎の先端やその少し下から側生し、1本または複数本の総状花序が出て基部に複数の苞がある。小花柄と子房の間に節がある。花は小型で、3つの花弁は小さい。蕊柱は柱状、花粉塊は2個で蝋質、ふつう黄色。熱帯低地産の種は温室での栽培が容易。属名はギリシア語のpleuron(肋骨)とthallos(枝)からの造語で、この属の多くの種が束生する肋骨のような茎の先に葉がつくことに由来する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]


「世界の椿館・碁石」の侘助椿・三千院侘助(さんぜんいんわびすけ) 2015年12月10日(木)

2015年12月29日 | ツバキ(椿)

2015年12月10日(木)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。大温室内の木橋の傍に展示されていた鉢植えの「三千院侘助(さんぜんいん・わびすけ)」という名のワビスケツバキ(侘助椿)が、明紫紅色、一重・筒咲きの花を沢山咲かせていました。 

侘助椿・三千院侘助(さんぜんいん・わびすけ)ツバキ科 ツバキ属 Camellia Wabisuke'Sannzennin-wabisuke'

[産地]京都。[花]明紫紅色、一重、筒咲き、小輪、葯退化。[花期]12~3月。[名札より]


「岩手県立花きセンター」の ピレア・カディエレイ  2015年12月3日(木)

2015年12月29日 | 植物図鑑

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。「花の館温室」「亜熱帯温室」エリアの入口近くに植栽されているピレア・カディエレイがという名の観葉植物が、銀白色の斑が入った葉を展開していました。アルミニウム・プランツとも呼ばれるそうです。

観葉植物 ピレア・カディエレイ イラクサ科 ピレア(ミズ)属 Pilea cadierei

ピレア属:熱帯から亜熱帯に約400種分布する一年草あるいは多年草で、半低木になるものもある。葉は対生し、3脈を持つ種類が多い。ミズP.hamaoi、ヤマミズP.japonicaなどが日本にある。

カディエレイは、葉に銀白色の斑が入り、アルミニウム・プランツとも呼ばれる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]


「世界の椿館・碁石」の椿・松笠(まつかさ) 2015年12月10日(木)

2015年12月28日 | ツバキ(椿)

2015年12月10日(木)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。大温室内の「花形十景」コーナーに植栽展示されていた「松笠(まつかさ)」という名のツバキ(椿)が、紅色、八重咲きの花を沢山咲かせていました。 

 

椿・松笠(まつかさ)ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica Matsukasa

[産地]江戸。[花]紅色、八重、松笠状咲き、小輪。[花期]3~4月。[葉]楕円、小形、中折れ。[樹]横張り性。[来歴]1681年の「花壇綱目」と1695年の「花壇地錦抄」に載る。白斑入りを鹿児島という。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より] 


「岩手県立花きセンター」の ブーゲンビレア  2015年12月3日(木)

2015年12月28日 | 植物図鑑

(上)花弁のように見えるのは総苞片。中心にあるのがで3個ある。

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。「花の館温室」「亜熱帯温室」エリアに植栽されているブーゲンビレアが、ピンク色の花を沢山咲かせていました。

 ブーゲンビレア オシロイバナ科 ブーゲンビレア(イカダカズラ)属 Bougainvillea glabra

 イカダカズラ属は南米原産の落葉つる性植物で、南米に10数種あり、世界各地に植えられている。別名:テリバイカダカズラ。葉は長楕円状披針形で光沢がある。花は熱帯では夏、温室では4~5月から咲く。紫紅色の花弁のように見えるのは3個の総苞片で、中心に筒状の花が3個ある。総苞片は長さ約2.5㎝の心形。総苞片が大形で丸みを帯びたイカダカズラB.spectabilisや園芸品種もよく植えられ、一般にはこれらを総称してブーゲンビレアという。用途:鉢植え。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]