2015年12月4日(金)、岩手蘭友会(会長・及川正道)主催の「第11回秋の洋ラン展」が、水沢メイプル東館(奥州市水沢区横町)4階催事場で始まりました。10時の開店と同時に入場し、沢山展示されていた洋ランなどを写してきました。12/6(日)午後4時まで。入場無料。
洋ラン プレウロタリス ラン科 プレウロタリス属 Pleurothallis
1000種以上を含む大属で、フロリダ半島南部以南の熱帯および亜熱帯アメリカに分布し、山地の雲霧林帯で種分化が著しい常緑の多年草。多くは着生または岩生、ときに地生。茎に筒状の鞘があり、1葉を頂生するが、地上茎が仮軸分枝する種類は複数の葉がつくように見える。葉は革質、無毛、全縁、先に微小な窪みと中央突起がある。花序は茎の先端やその少し下から側生し、1本または複数本の総状花序が出て基部に複数の苞がある。小花柄と子房の間に節がある。花は小型で、3つの花弁は小さい。蕊柱は柱状、花粉塊は2個で蝋質、ふつう黄色。熱帯低地産の種は温室での栽培が容易。属名はギリシア語のpleuron(肋骨)とthallos(枝)からの造語で、この属の多くの種が束生する肋骨のような茎の先に葉がつくことに由来する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]