3連休は、日曜は仕事。Takの体調もまだ本調子ではない…ってことで、最終日の月曜日の夕方ちかくになって、公渕公園に虫捕りにいったのみ。
Takはこれまで、手でバッタを捕獲する以外はやったことがなかったので、虫捕り網で追い回して虫かごに入れる捕獲方法は初体験。ゆきがかり上、達人M氏がお付き合い下さり、ご指南いただきました。いや、ホントに達人かは不明。男子というものは、みんなこんな程度はチョロイのかどうかは私にはさっぱりわかりません。
コオロギは網の輪っかを獲物の前に立てて、ま後ろから「追わえる(讃岐弁)」と簡単に網に自分から飛び込んでいきます。
なんだか虫の種類によっては、上からばさっと網をかぶせるほうがいいらしいヤツも…
捜し始めると、いる…いる… バッタ、カナブン、コオロギ、カミキリムシ?
同じ種類でも、いろんな色、サイズ… ああぁぁ~~もう、虫かごが賑やかになってくると、半径2mには寄り付きたくない私( ̄_ ̄|||)
なのにソレを、車に乗せて持ってかえるのよぉ~~~~ぞぞぞ~~ん(@_@;)
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私は虫を飼うのは大反対だったのですが、M氏が、家で暗くなるといい音で鳴くよというので、そんじゃーまー、三日三晩だけ飼うとするか…と、コオロギだけは残して、あとはM氏のご自宅の庭に放出。
Takの初体験にお付き合いいただき、ありがとう♪
家に連れて帰ったコオロギたちは、土を入れ、餌と水をやって落ち着くと、ホントにきれいな声で鳴き始めました♪
じっと観察してると、やっぱ愛情が芽生えてくるものよね♪♪
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なんと間近に虫の音を聞いて過ごす秋の夜長…
昔読んだ「ピノッキオ」の「ものいうコオロギ」がふと浮かんできました。
児童文学全集で、原作をそのまま翻訳したものだったので、かなり長くて、2週間ぐらいかけて毎晩母が読んでくれました。
その頃、私はコオロギをまじまじと見たこともなかったし、鳴き声も聞いたことがありませんでした。
コオロギは、ピノッキオに説教ばかりするので、ピノッキオは怒って石を投げつけるだかで、死んでしまい、亡霊になって出てきたりするのです。
ひんやりとした、静かで切ない場面だったような…
コオロギの鳴く音を聞いていると、あのピノッキオのコオロギの亡霊のシーンが、自然に思い出されます。
今の子どもにとっては、エリック・カールの「だんまりコオロギ」でしょうか。
きれいな絵とリズミカルな詞のような文章の絵本。
特に、最後のほうで、星空の下を、蛾が黙ったままで通り過ぎていく、それから、黙って喋らない仲間の女の子に出会う…そんな幻想的で静かな場面に、コオロギの鳴き声ってすごく合う…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2e/cf1de2022d34450c63f82cfcb9d94ced.jpg)
たかがTakのとってきたコオロギですが、、、
WIND AND SOUND 季節の風と音 …的にはふさわしい話題でしょ?
虫の音のサイトを見つけました。お楽しみください♪