加筆修正済み
女木の浜辺に野晒しのグランドピアノ
桃太郎伝説の鬼たちの魂がやってきて弾くのだろうか
時折音楽を奏でるのだとか…
涼しくなったので、ようやく動き始めることにしました。
…でももうあと1ヵ月半しかない!!
夏休みにTakと回って、宿題には旅行記を提出しようかと思っていたのに、
あまりの暑さで挫折…
「女木島」「男木島」は、高松市に所属し、女木までは船で20分、男木までは、さらにそこから15分。
女木島は「鬼ヶ島」ともいい、桃太郎伝説の島。山の上にはかなり大きな洞窟(4000㎡とか)があって、中はディズニーランドの「カリブの海賊」のアトラクションの中のような感じ。
大昔、遠足で行ったり、海水浴にも行ったっけな。それっきり。
男木島に至っては、たぶん2度ぐらいしか訪れたことがないと思う。
とっても小さな島で平地がほとんどなく、集落は石垣と階段ばっかりの記憶…
というわけで、何十年ぶりに訪れた島。
平日だというのに、小さな船はほぼ満席。
もちろん、瀬戸内国際芸術祭のお客さま満載。
学生さんらしき一人旅の人が目立ちます。
土地の一部に囲いを作って作品を展示するのでなく、島に溶け込み、島と共存するアート。
おこがましいけれど、この目線は、私が常々考えている「ホームコンサート構想」と共通するところがあり、とても共感をおぼえ、わくわくしていたのでした。
現地では、背中にリュック、手にはガイドブックという人たちがたくさん。
県外っぽい人もたくさん♪
屋内の展示作品などは、撮影が許可されていないので、一部のご紹介となりますが、
例えば、この画像の作品は、男木島の集落の階段の途中に突然出現します。
石垣の上にバケツや薬缶を吊るして、1日3回、ここに水を溜めてシャワーの雨が降るという仕組み。バケツたちの下には屋根瓦。
水不足の島で、島民たちは、山の上の井戸まで水を汲みにいった、そんな人と水とのかかわりを考えさせられる作品となっています。
女木島(参照)では、休校中の小学校をギャラリーにした「福武ハウス」があります。
ここは、「学校を改装した」というよりも、学校をそのまま利用して展示室にしてある感じで、、「音楽室」「図書室」「理科室」それぞれそのままの雰囲気が、展示作品と溶け合っていて、「備品もアート?」みたいな感じ。標本や、子供のお習字の作品、音楽室のオルガン、家庭科室の白い無機質な調理台…などと、アーティストの作品が教室の空気の中で調和してる。
暗室も、黒いカーテンで覆われていて、子供の頃、その中に入るときのわくわく感が蘇る。
島全体が、そんな感じ…
女木島でのランチタイムは、廃屋を改装して再生させた中にあるカフェ。
「不在の存在」
ここには、作品も展示されている。
石庭のような中庭に、時折「ざっざっ」と、靴音が聞こえ、足跡が刻まれます。
数秒後には跡形もなく消え去り、また暫く経つと「ざっざっ」と…
こんなアートを観賞しながらいただく「瀬戸内魚介のパエリア」ランチも、本格的ですごく美味しかった!
また、別室のお茶室には、自分の姿を映さない鏡があり、鏡の中は不思議なトリック空間…
これはステージ。
母屋の中にはグランドピアノが待機していた。
母屋は、天井も壁も床もアートだった。
これも、空き家を改装して作った、愛知県立芸術大学のチームのプロジェクト。
洞窟までふつーバスで行くところを、歩いて登りました。
途中、瀬戸内海の向こうに屋島が望めます。
山の木々には蔓が絡まり、「島の原生林」といった様相。
鬼伝説の洞窟の中にもアート作品
真鍮ワイヤー製なのだそうですが、「ザルの網」でできてるように見えます。
鬼に捕らえられた人たちの魂を表現しているとか…
とにかく美しかったです。洞窟という場所にこれも溶け合っていた。
広い洞窟のあちこちには、もともとコミカルな鬼の像がでーん!といるんだけど、
(鉱山の蝋人形より全然陳腐(-_-;))
そんな安易な演出じゃなくこんな作品を展示して、「洞窟美術館」にしたらいいのにな…
男木島は、迷路のような階段や、坂道だらけの路地を歩いていると、突然作品が現れるような感じで、宝捜しオリエンテーリングのようです。(参照)
入場料を払わなくても観賞できる作品がたくさんあって、散歩がてらふらりと訪れられます。
…でも、やっぱり、屋内展示は圧巻でした。
瀬戸の海と島の、美しさと厳しさのイメージを絵画化。
大きな左右の鏡で幽玄の空間に…(撮影可)
島のカフェのこの場所は、夕陽の指定席とか…
何時間も坂道を歩き、階段を登り…
わくわくするアート遠足?でした。
しかし、帰りの船では爆睡したし、
翌日足が筋肉痛で立ち仕事に耐えられるか!?とコワかったので、炭酸ガスのお風呂にゆっくり入って、入念にストレッチをししました。
ストレッチの途中で寝てしまったよ(^_^;)
おかげさまで、筋肉痛もなく、元気に仕事もいったし、
また次いくぞ~~~~!!
http://setouchi-artfest.jp/
女木の浜辺に野晒しのグランドピアノ
桃太郎伝説の鬼たちの魂がやってきて弾くのだろうか
時折音楽を奏でるのだとか…
涼しくなったので、ようやく動き始めることにしました。
…でももうあと1ヵ月半しかない!!
夏休みにTakと回って、宿題には旅行記を提出しようかと思っていたのに、
あまりの暑さで挫折…
「女木島」「男木島」は、高松市に所属し、女木までは船で20分、男木までは、さらにそこから15分。
女木島は「鬼ヶ島」ともいい、桃太郎伝説の島。山の上にはかなり大きな洞窟(4000㎡とか)があって、中はディズニーランドの「カリブの海賊」のアトラクションの中のような感じ。
大昔、遠足で行ったり、海水浴にも行ったっけな。それっきり。
男木島に至っては、たぶん2度ぐらいしか訪れたことがないと思う。
とっても小さな島で平地がほとんどなく、集落は石垣と階段ばっかりの記憶…
というわけで、何十年ぶりに訪れた島。
平日だというのに、小さな船はほぼ満席。
もちろん、瀬戸内国際芸術祭のお客さま満載。
学生さんらしき一人旅の人が目立ちます。
土地の一部に囲いを作って作品を展示するのでなく、島に溶け込み、島と共存するアート。
おこがましいけれど、この目線は、私が常々考えている「ホームコンサート構想」と共通するところがあり、とても共感をおぼえ、わくわくしていたのでした。
現地では、背中にリュック、手にはガイドブックという人たちがたくさん。
県外っぽい人もたくさん♪
屋内の展示作品などは、撮影が許可されていないので、一部のご紹介となりますが、
例えば、この画像の作品は、男木島の集落の階段の途中に突然出現します。
石垣の上にバケツや薬缶を吊るして、1日3回、ここに水を溜めてシャワーの雨が降るという仕組み。バケツたちの下には屋根瓦。
水不足の島で、島民たちは、山の上の井戸まで水を汲みにいった、そんな人と水とのかかわりを考えさせられる作品となっています。
女木島(参照)では、休校中の小学校をギャラリーにした「福武ハウス」があります。
ここは、「学校を改装した」というよりも、学校をそのまま利用して展示室にしてある感じで、、「音楽室」「図書室」「理科室」それぞれそのままの雰囲気が、展示作品と溶け合っていて、「備品もアート?」みたいな感じ。標本や、子供のお習字の作品、音楽室のオルガン、家庭科室の白い無機質な調理台…などと、アーティストの作品が教室の空気の中で調和してる。
暗室も、黒いカーテンで覆われていて、子供の頃、その中に入るときのわくわく感が蘇る。
島全体が、そんな感じ…
女木島でのランチタイムは、廃屋を改装して再生させた中にあるカフェ。
「不在の存在」
ここには、作品も展示されている。
石庭のような中庭に、時折「ざっざっ」と、靴音が聞こえ、足跡が刻まれます。
数秒後には跡形もなく消え去り、また暫く経つと「ざっざっ」と…
こんなアートを観賞しながらいただく「瀬戸内魚介のパエリア」ランチも、本格的ですごく美味しかった!
また、別室のお茶室には、自分の姿を映さない鏡があり、鏡の中は不思議なトリック空間…
これはステージ。
母屋の中にはグランドピアノが待機していた。
母屋は、天井も壁も床もアートだった。
これも、空き家を改装して作った、愛知県立芸術大学のチームのプロジェクト。
洞窟までふつーバスで行くところを、歩いて登りました。
途中、瀬戸内海の向こうに屋島が望めます。
山の木々には蔓が絡まり、「島の原生林」といった様相。
鬼伝説の洞窟の中にもアート作品
真鍮ワイヤー製なのだそうですが、「ザルの網」でできてるように見えます。
鬼に捕らえられた人たちの魂を表現しているとか…
とにかく美しかったです。洞窟という場所にこれも溶け合っていた。
広い洞窟のあちこちには、もともとコミカルな鬼の像がでーん!といるんだけど、
(鉱山の蝋人形より全然陳腐(-_-;))
そんな安易な演出じゃなくこんな作品を展示して、「洞窟美術館」にしたらいいのにな…
男木島は、迷路のような階段や、坂道だらけの路地を歩いていると、突然作品が現れるような感じで、宝捜しオリエンテーリングのようです。(参照)
入場料を払わなくても観賞できる作品がたくさんあって、散歩がてらふらりと訪れられます。
…でも、やっぱり、屋内展示は圧巻でした。
瀬戸の海と島の、美しさと厳しさのイメージを絵画化。
大きな左右の鏡で幽玄の空間に…(撮影可)
島のカフェのこの場所は、夕陽の指定席とか…
何時間も坂道を歩き、階段を登り…
わくわくするアート遠足?でした。
しかし、帰りの船では爆睡したし、
翌日足が筋肉痛で立ち仕事に耐えられるか!?とコワかったので、炭酸ガスのお風呂にゆっくり入って、入念にストレッチをししました。
ストレッチの途中で寝てしまったよ(^_^;)
おかげさまで、筋肉痛もなく、元気に仕事もいったし、
また次いくぞ~~~~!!
http://setouchi-artfest.jp/