★ライ・ウィスキー 3/4
★スィート・ベルモット 1/4
★アンゴスチュラビターズ 1dash
ステア→カクテルグラス
★マラスキーノ・チェリーをカクテルピンに刺して飾る
辛口の強い酒の蘊蓄ばかり書いているので、今日はちょっとスウィート系のおしゃれ?なカクテルを紹介します。といっても、「マンハッタン」は、材料の全部が酒で、ジュース類は一滴も入っていないので、強いんですけどね♪
マンハッタンを語る前に、ウィスキーについて少しだけ。
ウィスキーは12世紀にアイルランドで生まれ、スコットランドに伝わったとされています。語源はケルト語の「Uisqebeatha」(ウシュクベア)…命の水。
ワインやビールが紀元前から作られていたのに対して、液体を蒸留することによってアルコール度数の強い酒を作るというワザは、錬金術師によって発見されたのです。そしてそれをシェリー樽に隠している間に熟成が進む… ウィスキーの歴史は、密造と隠匿の歴史ともいえます。飲んべーのまさに「スピリッツ」ですね。
世界のいろんな地域でウィスキーが作られていますが、大きく5種類に別れます。
「スコッチ」「アイリッシュ」「カナディアン」「アメリカン」「ジャパニーズ」
各地で、原料や製法が少しずつ違います。大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシなど。もっと簡単に分ければ(ここからは、私の蘊蓄です。念のため)「モルト」(大麦麦芽)と「それ以外」大麦が原料でも発芽させないものは「それ以外」です。地域で分けると、スコットランドと日本がモルト・ウィスキーの主な生産地です。
マンハッタンの原料のライ・ウィスキーは、アメリカンウィスキーの仲間です。アメリカン・ウィスキーといえば、まず「バーボン」。この地域ではコーンを主原料とするウィスキーが生産されています。開拓時代、荒れ地に強いということで、ライ麦からコーンへと移り変わっていったということです。税を逃れるためってのもあったかな。そして、有名な逸話ですが、バーボンの熟成に内面を焦した樽を使うのは、これも開拓時代、山の中に魚を運ぶ樽を使ったため、魚の臭みを消すために焦していた名残りとか。ここにも飲んべーのスピリッツを感じますね。
…と書いておいて、オシャレな「マンハッタン」に戻るのか、、(^_^;)
でも実は「マンハッタン」って、インディアンの言葉で「酔っぱらった」という意味もあるそうです。
残念ながら、スコッチやジンに比べて、私はライ・ウィスキーは語れるほど飲んだことがないのですが、ライ・ウィスキーとスウィートベルモットの相性は素晴らしい!です。
ウィスキーをスコッチに変えると、「ロブ・ロイ」というカクテルになりますが、私にとっては全然違うのです。「マンハッタン」はキリッと頭がスッキリする感じ。「ロブ・ロイ」はスコッチとベルモットの香りが混ざりあって、酔いが深まっていく感じ。これも私だけの蘊蓄ですから、安易に信じ込まないように(^_^;)ちなみに、「ロブ・ロイ」とは「紅毛のロバート」。スコットランドの「ロビン・フッド」みたいなアウトローの英雄です。赤いチェリーを飾ったきれいなカクテルも、意外と男性的なんですね。
最近、「蘊蓄」を書くにあたって、酒関連のサイトをあちこち徘徊してみてますが、蘊蓄人間があちこちにいます~。みんな、好きなこと書いてるなあ~。そんな中で「日本バーテンダー協会」系列の人のサイトは、そうとは明記していなくても読めばわかる!って感じ。なかなかおもしろいです。私は一応ここのスクールの卒業生なので、大きくハズしたことは書いてないだろうと思います。ある程度はご安心を。でも、鵜呑みにしてはいけません。
自分の味覚を信じましょう。
★スィート・ベルモット 1/4
★アンゴスチュラビターズ 1dash
ステア→カクテルグラス
★マラスキーノ・チェリーをカクテルピンに刺して飾る
辛口の強い酒の蘊蓄ばかり書いているので、今日はちょっとスウィート系のおしゃれ?なカクテルを紹介します。といっても、「マンハッタン」は、材料の全部が酒で、ジュース類は一滴も入っていないので、強いんですけどね♪
マンハッタンを語る前に、ウィスキーについて少しだけ。
ウィスキーは12世紀にアイルランドで生まれ、スコットランドに伝わったとされています。語源はケルト語の「Uisqebeatha」(ウシュクベア)…命の水。
ワインやビールが紀元前から作られていたのに対して、液体を蒸留することによってアルコール度数の強い酒を作るというワザは、錬金術師によって発見されたのです。そしてそれをシェリー樽に隠している間に熟成が進む… ウィスキーの歴史は、密造と隠匿の歴史ともいえます。飲んべーのまさに「スピリッツ」ですね。
世界のいろんな地域でウィスキーが作られていますが、大きく5種類に別れます。
「スコッチ」「アイリッシュ」「カナディアン」「アメリカン」「ジャパニーズ」
各地で、原料や製法が少しずつ違います。大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシなど。もっと簡単に分ければ(ここからは、私の蘊蓄です。念のため)「モルト」(大麦麦芽)と「それ以外」大麦が原料でも発芽させないものは「それ以外」です。地域で分けると、スコットランドと日本がモルト・ウィスキーの主な生産地です。
マンハッタンの原料のライ・ウィスキーは、アメリカンウィスキーの仲間です。アメリカン・ウィスキーといえば、まず「バーボン」。この地域ではコーンを主原料とするウィスキーが生産されています。開拓時代、荒れ地に強いということで、ライ麦からコーンへと移り変わっていったということです。税を逃れるためってのもあったかな。そして、有名な逸話ですが、バーボンの熟成に内面を焦した樽を使うのは、これも開拓時代、山の中に魚を運ぶ樽を使ったため、魚の臭みを消すために焦していた名残りとか。ここにも飲んべーのスピリッツを感じますね。
…と書いておいて、オシャレな「マンハッタン」に戻るのか、、(^_^;)
でも実は「マンハッタン」って、インディアンの言葉で「酔っぱらった」という意味もあるそうです。
残念ながら、スコッチやジンに比べて、私はライ・ウィスキーは語れるほど飲んだことがないのですが、ライ・ウィスキーとスウィートベルモットの相性は素晴らしい!です。
ウィスキーをスコッチに変えると、「ロブ・ロイ」というカクテルになりますが、私にとっては全然違うのです。「マンハッタン」はキリッと頭がスッキリする感じ。「ロブ・ロイ」はスコッチとベルモットの香りが混ざりあって、酔いが深まっていく感じ。これも私だけの蘊蓄ですから、安易に信じ込まないように(^_^;)ちなみに、「ロブ・ロイ」とは「紅毛のロバート」。スコットランドの「ロビン・フッド」みたいなアウトローの英雄です。赤いチェリーを飾ったきれいなカクテルも、意外と男性的なんですね。
最近、「蘊蓄」を書くにあたって、酒関連のサイトをあちこち徘徊してみてますが、蘊蓄人間があちこちにいます~。みんな、好きなこと書いてるなあ~。そんな中で「日本バーテンダー協会」系列の人のサイトは、そうとは明記していなくても読めばわかる!って感じ。なかなかおもしろいです。私は一応ここのスクールの卒業生なので、大きくハズしたことは書いてないだろうと思います。ある程度はご安心を。でも、鵜呑みにしてはいけません。
自分の味覚を信じましょう。
20代の頃によく飲んだカクテルです~。
おつまみの飾りのパセリを浮かべて
即席「セントラル・パーク」の出来上がり!
…なんちゃって♪(笑)
ワインやビールは、古代エジプトでも飲まれて
いたんですよね~。
私の大好きなラムセス2世の妻、ネフェルタリも
きっと味わった事でしょう。。
でも、ウィスキーは割りと最近なんですね!
知りませんでした。
ほんと、勉強になるわぁ♪
ウィスキーについて書こうとすると、とめどなく書きたいことがあって、何を選んで書くかものすごく迷ったわ~♪
書きそびれてるけど、19世紀までは、ウィスキーは蒸留したままの無色の液体だったのです。そんなの「ウィスキー」じゃないじゃんね~(^_^;)
樽熟成のはじまりは、税を逃れるために、シェリー樽に隠して保存したことなのです。いずれ「スコッチ蘊蓄」を書いてみたいです。
ビールやワインとは比べ物にならないくらい新しい酒なんだよね。
「セントラルパーク」も、「マティーニ」のオリーヴを「パールオニオン」に変えるのと同じだけど、私は飲んだことないのよね~。
パセリとの相性はどうだった??
おゆき
味をことばで語るのってむずかしいわ~
でも、言葉でバーテンダーとやりとりするってことで、味覚も、伝え方も、両方鍛えられていく?ような気がするよ
周辺のいきさつまでこんなに丹念に書き込まれているんですから、
TB とかによって、もっと専門的なグループと繋がっているんですか?
というか、当然、そういう専門的なHPやブログと
関係づけられるべきだと思いますが…
これはほんとに、結構たいしたものだと思いますけど…
日本バーテンダースクールでは、このブログのことは知っているんですか?
やはり参考にしたHPや著書を明記するべきでしょうかねー。
それも考えたんですが、私が書いてることは、関連業界なんかからしたら、当たり前の、どんな本にでも載ってるようなことですから…
そんな中から何を選んで書くか…という取捨選択に過ぎません。自分の書きたいことを書いているんです(^_^;)
結構たいしたものなんかじゃありませんよぉ~~(汗)