WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

SYOさんのお見送りほんとうにありがとうございました

2021-02-13 | 人生妙なり

父と息子とSYOさんはほんとに仲良しでした


SYOさんとお付き合いを始めた初期の頃、車の中で「私のために長生きしてね」と言ったことがあります。
彼は、「神さまの御こころのままや」と仰いました。

…ここで「仰いました」か「申しました」が考えこみました。
夫ですので、みなさまに対して尊敬語な~~…なのですが、私にとってはSYOさんはいつまでも後ろから追いかけていく人。
二人のときはエラソげなこともいろいろ言いましたが、やぱりこんなふうに書いてしまうこと、ご容赦ください。

SYOさんとのお付き合いは、最初は音楽繫がり。
そして、プライベートでもお付き合いをするようになったのは、息子とあまりにも瞬時に仲良くなって、「親友」のようになったからです。
息子は最初から「SYOくん」と呼んでなつきまくっていました。
「そっちが先」な感じでした。



それで、「神さまの御こころのまま」と言われて、私は当時まだクリスチャンじゃなかったし、「え~~~っっ!?!?」とちょっとガッカリしたのでした。
「TAKAMIのために自分の意思で長生きしてくれようと思わないの?」と、、、、


でも、彼はほんとうに、信仰の深い人なのでした。

今ではすごくあのときのSYOさんの気持ちがわかります。わかりまくります。
彼は子供のように神さまを愛していました。
彼はいつも神さまとお話しをしているのでした。
「お祈り」なのですけど、彼にとってはお祈りは神さまとのお話し。
何でも困ったり壁にぶつかったりした時には神さまとお話をするのだと言ってました。
絶対私のことも神さまとお話ししまくっていただろうなー。
私はどれほどSYOさんを困らせたことか。
どれほど私のことを神様とお話ししたことが、、、
お酒のこと、息子のこと、お金のこと…
SYOさんは私にとって「イエスさまの化身」のような人だったのです。
よくそう言ったけど、笑って否定してたけど。
まあそんなことはないけど、絶対に怒らず、喧嘩もしませんでした。

私は、「この人とダメだったら誰ともダメ」とか周囲の人みんなに言ってました。
本当に大好きで、掛替えのない人でした。
いんやーーーこう書くと激泣きモードですわ、、、





私はSYOさんがすごく安らかに天に召されるところを見ました。
前回も書いたけど、ほんとうに眠るように、あっという間に、静かに神さまに抱かれて天国に帰っていきました。…と本当に感じたのでした。

これまでにいろいろな人の臨終に立ち会いましたが、殆ど病院で点滴とかいろいろ繋がれて、最後にはぴーーーーとなるヤツ。

彼はなんと幸せだったことでしょうか。
まー私が自分で言うのもナンですけど、愛するTAKAMIと家で一緒に晩酌しながら、横たわってゆったりくつろいでるその時に。

救急隊員の方から蘇生をするようにと言われたので、一応言うとおりにしたけど、「SYOさん、帰ってきて!」と一応叫んだけど、
本当は「もうこれでいい。これが神さまのとき」感がありまくり、逆に引き戻すのは違うと感じました。「SYOさん、帰ってきて!」と思いませんでした。
それほど本当に安らかだったのです。


私は、SYOさんが安らかに天に召されるところをこの目で見届けることができたのです。
ものすごく幸せだったと思っています。
夫婦として、こんな召され方、見送り方ができたことは、本当に最高のことだったと思っています。


前回記事で、まだちゃんと正常じゃないようなこと書いたままなので、
いろいろご心配をおかけしているかもしれず、ごめんなさい。
葬儀の日から、毎日両親と妹が来てくれて、穴吹家とのわだかまりは、あれはなんだったのかというくらい、あっという間に解決しましたし、
自分の音楽活動や、教会の奏楽引継ぎの件、次々と進みつつあります。
もう私は大丈夫です。たま~~~に激泣きはしますけど。
激泣きはカタルシスなのでよいのです。

今日もピアニストチックコリアさんが天国に旅立って、SYOさんとお友達になってね…とか思って激泣きしました。
まあ3日に1度ぐらいなんかの時に琴線に触れて激泣きはしますが、ホントにだいじょうぶで、これからのこと、考えてます。




キリスト教では「冥福」というのはありません。
神さまに抱っこされて、天国に連れていかれる。
私はもう本当にそう感じました。
みなさまに冥福をお祈りしていただいたり、たくさんお悔やみをいただきました。
本当ーーにありがとうございました。感謝しています。

正直なところ、SYOさんの召天は、私にとっては晴れやかなことと感じているのです。もちろん悲しみはありますけれど。本とに3日に1度の激泣きでよいのです。

私は「天国」というところがどんななのかまだよくわかっていません。
とりあえずは安らかに眠るところなのか??
でもチックコリアさんとお友達になって一緒にガンガンにピアノを弾いて盛り上がりまくって楽しんで欲しいなー。
天国って、そういうのが当たり前に、ふつーにできるところな感じがします。

でもあまり「天国」について深く考えることはしません。

私は今生きているこの地上生涯を、SYOさんと会えるときまで、毎日を大切に過ごしていきたいと思っています。
家族も、息子もいます。友人も。仲良くみんなと暮らしていきたいと思います。





みなさま、ほんとうにたくさんのお心遣いありがとうございます。
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