お客さまひとりひとり、とっても個性的で、いろんな話をお伺いできてとっても楽しかったのですが、これをそのまま書くことができないのがもどかしいです。
いくら個人名を伏せても、私がこのブログで、実名でやってる限り、人物が特定される「個人情報」になってしまうもんね。
なので、前回書いた、ヒミツのノートのように、ごちゃ混ぜと、多少の脚色をお許しいただきたいと思います。
しかし!事実のほうがずっと面白いことも申し添えておきます(^_^;)
さて。
私がクラブCに入店した年の秋に総選挙がありました。その候補者で、現職の政治家T氏が、ある夏の夜、お友達と一緒に見えました。
うっわぁ~、こんな人もここを利用するのか…。
私は、T氏の事務所で、以前、地元の市議選の手伝いをしたことがあったので、一応顔見知りではあったので、ママにお願いしてご挨拶させていただきました。
(やっぱホラ、私みたいなぺーぺーが、政治家さんのテーブルにつくなんて、おこがましいじゃないっすか!)
「失礼いたします。私、以前T先生の事務所で、Aさんの選挙のお手伝いをさせていただいてました。御当選おめでとうございました。祝賀会にもお伺いできなかったのに、こんな席でお目にかかれるなんて、とっても嬉しくて、懐かしくて、ママにお願いして、ご挨拶にお伺いさせていただきました♪」な~んて調子っす。ちょっと慣れてきたワシ(^_^;)
ところで、総選挙でT氏が戦う相手は、超大物政治家で、小選挙区制になって初めての選挙で事実上一騎討ちになるのです。
T氏は私と同世代なのです。そのT氏が、どうして「政治家」をやっているのか、とっても興味があったし、T氏と一緒にいらした弁護士のK氏も、これまたとっても気さくで素敵~な方だったので、私にしては珍しく、お店の名刺とともに、一応事務所っぽく自宅の電話が書いてある本業の名刺もお渡ししたのでありました。
その日のお店での話題は、選挙のことや、「私は声楽出身、司会やナレーションもやってます。ウグイスもやりますよぉ~ん」みたいな…。他愛のないことで結構盛り上がったような…
そして、暫く経ったある日の午前中のこと…
いきなり、アパートの電話が鳴り、ぼんやりしたアタマで受話器を取ると、
「もしもし、◯◯◯◯と申します。(政治家フルネーム)」
どっひゃ~~~ん!!\(@o@)/
以前の記事にも書いた、「ほくさんバスオール」付き、木造推定築40年のアパートよ、そこに政治家からの電話って、どおよ!?!?
用件は、「ウグイス要請」でした。
マジですか?ホントに私でいいんですか??
だって、ホントのホントに、めっちゃ厳しい選挙戦。クラブホステスをウグイスに抜擢してもいいの??? 正気っすか!?
さらに、後のフラミンゴKAZUMIちゃんも抜擢されました。
さらにさらに、ホステスの女の子、数名、電話部隊にかり出されました。
この選挙、勝ちました。
破れた大物政治家は、「重複立候補」で比例で当選しましたが、T氏は、「小選挙区のみ!」の立候補と、若さと、手作り選挙を前面に押し出して、勢いで風を起こした…っていうカンジでしょうか?
私は、早い時期から事務所に出入りして、ウグイスの原稿や、スタッフが喋る街頭演説の原稿を書いたりしました。
この選挙がウグイス初体験だったのですが、本番ではハナゲが伸びるのもおかまいなしで、選挙カーの窓から身を乗り出して、思いきりにこにこ笑顔で手を振りまくって、道ゆく人たちに本当に真剣に挨拶とお願いをしました。
他のウグイス嬢は、全員声を涸らし喉を傷めていましたが、私とKAZUMIちゃんだけは最後までどんなに声を張りあげても平気だったのでした。声楽家と女優の勝利っつーワケよ。
そして、選挙が終わってから暫く経って、なんだかよくわからないけどKAZUMIちゃんと私はT氏に御招待いただいて、弁護士K氏と4人で炉端料理→カラオケにいきました。当時はなんだかよくわからなかったけど、あれは、T氏が、選挙でいちばん裏でも表でも、心の支えになってくれた親友K氏への心づくしの、全くプライベートな慰労会で、花形ウグイス嬢2名、ホステスとして(まっ、一応ウグイス慰労も兼ねて)かり出されたんだな。
奥多摩の料理屋さんでのんびりゆるゆるして、その後、カラオケになだれ込み、歌い、踊りまくりました。さすがに「ボヘミアン」だけはやめときましたけど。ホステス2名にとっては、日常なんですけど(^_^;)、政治家と顧問弁護士は、こんなプライベートな時間を満喫することなんて、ホントにめったにないらしく、人生最高の幸せだとまで言ってたっけな~。
そうそう、この時の車を運転したのはKAZUMIちゃんでした。
私が助手席に乗り、大物たちは後部座席に。
そして、KAZUMIちゃんはカラオケのあと、突然高速のインターにあるラブホに「入ります~?」とかいいながら駐車場を突っ切っていったのです。
その時の大物2名のはしゃぎようといったら…ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
さすがKAZUMIちゃん!! 粋な余興でした(#^_^#)
翌年から私はT氏の事務所に就職することになります。
議員秘書、ピアノ講師、クラブホステスの、トリプルワークが始まるのであります。
いくら個人名を伏せても、私がこのブログで、実名でやってる限り、人物が特定される「個人情報」になってしまうもんね。
なので、前回書いた、ヒミツのノートのように、ごちゃ混ぜと、多少の脚色をお許しいただきたいと思います。
しかし!事実のほうがずっと面白いことも申し添えておきます(^_^;)
さて。
私がクラブCに入店した年の秋に総選挙がありました。その候補者で、現職の政治家T氏が、ある夏の夜、お友達と一緒に見えました。
うっわぁ~、こんな人もここを利用するのか…。
私は、T氏の事務所で、以前、地元の市議選の手伝いをしたことがあったので、一応顔見知りではあったので、ママにお願いしてご挨拶させていただきました。
(やっぱホラ、私みたいなぺーぺーが、政治家さんのテーブルにつくなんて、おこがましいじゃないっすか!)
「失礼いたします。私、以前T先生の事務所で、Aさんの選挙のお手伝いをさせていただいてました。御当選おめでとうございました。祝賀会にもお伺いできなかったのに、こんな席でお目にかかれるなんて、とっても嬉しくて、懐かしくて、ママにお願いして、ご挨拶にお伺いさせていただきました♪」な~んて調子っす。ちょっと慣れてきたワシ(^_^;)
ところで、総選挙でT氏が戦う相手は、超大物政治家で、小選挙区制になって初めての選挙で事実上一騎討ちになるのです。
T氏は私と同世代なのです。そのT氏が、どうして「政治家」をやっているのか、とっても興味があったし、T氏と一緒にいらした弁護士のK氏も、これまたとっても気さくで素敵~な方だったので、私にしては珍しく、お店の名刺とともに、一応事務所っぽく自宅の電話が書いてある本業の名刺もお渡ししたのでありました。
その日のお店での話題は、選挙のことや、「私は声楽出身、司会やナレーションもやってます。ウグイスもやりますよぉ~ん」みたいな…。他愛のないことで結構盛り上がったような…
そして、暫く経ったある日の午前中のこと…
いきなり、アパートの電話が鳴り、ぼんやりしたアタマで受話器を取ると、
「もしもし、◯◯◯◯と申します。(政治家フルネーム)」
どっひゃ~~~ん!!\(@o@)/
以前の記事にも書いた、「ほくさんバスオール」付き、木造推定築40年のアパートよ、そこに政治家からの電話って、どおよ!?!?
用件は、「ウグイス要請」でした。
マジですか?ホントに私でいいんですか??
だって、ホントのホントに、めっちゃ厳しい選挙戦。クラブホステスをウグイスに抜擢してもいいの??? 正気っすか!?
さらに、後のフラミンゴKAZUMIちゃんも抜擢されました。
さらにさらに、ホステスの女の子、数名、電話部隊にかり出されました。
この選挙、勝ちました。
破れた大物政治家は、「重複立候補」で比例で当選しましたが、T氏は、「小選挙区のみ!」の立候補と、若さと、手作り選挙を前面に押し出して、勢いで風を起こした…っていうカンジでしょうか?
私は、早い時期から事務所に出入りして、ウグイスの原稿や、スタッフが喋る街頭演説の原稿を書いたりしました。
この選挙がウグイス初体験だったのですが、本番ではハナゲが伸びるのもおかまいなしで、選挙カーの窓から身を乗り出して、思いきりにこにこ笑顔で手を振りまくって、道ゆく人たちに本当に真剣に挨拶とお願いをしました。
他のウグイス嬢は、全員声を涸らし喉を傷めていましたが、私とKAZUMIちゃんだけは最後までどんなに声を張りあげても平気だったのでした。声楽家と女優の勝利っつーワケよ。
そして、選挙が終わってから暫く経って、なんだかよくわからないけどKAZUMIちゃんと私はT氏に御招待いただいて、弁護士K氏と4人で炉端料理→カラオケにいきました。当時はなんだかよくわからなかったけど、あれは、T氏が、選挙でいちばん裏でも表でも、心の支えになってくれた親友K氏への心づくしの、全くプライベートな慰労会で、花形ウグイス嬢2名、ホステスとして(まっ、一応ウグイス慰労も兼ねて)かり出されたんだな。
奥多摩の料理屋さんでのんびりゆるゆるして、その後、カラオケになだれ込み、歌い、踊りまくりました。さすがに「ボヘミアン」だけはやめときましたけど。ホステス2名にとっては、日常なんですけど(^_^;)、政治家と顧問弁護士は、こんなプライベートな時間を満喫することなんて、ホントにめったにないらしく、人生最高の幸せだとまで言ってたっけな~。
そうそう、この時の車を運転したのはKAZUMIちゃんでした。
私が助手席に乗り、大物たちは後部座席に。
そして、KAZUMIちゃんはカラオケのあと、突然高速のインターにあるラブホに「入ります~?」とかいいながら駐車場を突っ切っていったのです。
その時の大物2名のはしゃぎようといったら…ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
さすがKAZUMIちゃん!! 粋な余興でした(#^_^#)
翌年から私はT氏の事務所に就職することになります。
議員秘書、ピアノ講師、クラブホステスの、トリプルワークが始まるのであります。
はっきりしていることは
おもしろい!!!!!
ということです
じつにおもしろかった
それと TAKAMI さんの歴史の
ミッシングリングが あそこここと繋がって行って
これも すごく面白いです
それにさらに面白くなって来そうな予感!!
最近のシリーズでは、断片的に知っていたTAKAMIさんの背景がよく分かるので、面白いです。そういうことだったのかー、みたいな。
まだまだ面白くなりそうだね。
ひとつひとつ、御丁寧にコメントありがとうございます。
詳細はホントにもっとおもしろいんですけど、書けません!
最近、どの部分をどーやって書こうかと考え込んでます(^_^;)
そうそう!LIVEのチケット20枚買ってくれて、選挙のときのスタッフに配ってくれたんだよ。
あの頃はT氏も若かったんだなあ(^_^;)
しっかし、私、自叙伝やってるつもりじゃないんですけどね、なんか、そんな様相になってきててヤバいっす!
でも素晴らしい書き方。
ほんとにそのとおりです。
だけど、なんで私が運転してたんだろ。
私だってお酒飲んでたと思うんですけど・・・。
お二人とも、地位も名誉もあり、家庭を大事にするとっても素敵な方。あんな「バカやる女」とは
あんまり出会えないかも・・・(笑)。
ぶはははは!
実は、これをアップしたあと、とある人から、「そのラブホ、ホントは入ったの?」と聞かれました。
「脚色します、しかし事実はもっとおもしろい」って書くと、そんな想像をする人もいるんだね~~~(^_^;)
しかし、あの日、KAZUMIちゃんはあまり飲んでなかったと思うよ。まっ、全然とはいわないけどね。
大物2人を乗せなきゃいけないってのがあって、いちお~最年少だし、わりと控えめにいってたんじゃないでしょうかね~。
私はガンガンいってたような気がするけど、「ボヘミアン」を辞退する理性があったっつーことは私もさすがに控えめだったのよね。エライじゃん、私たち!