食事が終わって、体も心もひたひた感満載!
オーナー(女性)の食材のお話しを伺うのはほんとに興味深く楽しかったけど、
ここにもう1人、この築101年の古民家の改築を一手に引き受けていらっしゃるモリシタさん(男性)という方も同席されていて、
彼からは、家の改築に関するお話をたっぷりお聞かせいただきました。
松明にする木は、油の成分がたくさん含まれてること。だから陽にかざすと透き通って見えるとか。
いろんな木のこと、改築のこと伺いました。
私たちがランチをいただいた部屋は吹き抜けになっていますが、2Fにはゲスト用ベッドルームがあるとのことで、みんなでどやどやと見学もさせていただきました。
このベッドルームから下のダイニングを見下ろせる
薪ストーヴの暖かい空気が上がっていくので、とても暖かいです
2Fベッドルームから見下ろしたところ。きよぴーとオーナーさんが語ってる模様(^_^;)
これら、すべて建築はモリシタさん
いんや~~次回は虫虫合宿だな!!
私たちが2Fを見学してる間、マイペースで飄々とランチを食べているきよぴー。
さて。きよぴーにお鉢が回ってきました。
オーナー「おにーちゃんの好きなことはなに?」
きよぴー「う~~ん…」
TAKAMI 「うーんじゃないでしょ、ここは即答やろ!!」
虫だろ虫!!虫虫虫虫虫ヽ(^o^)丿
さあ、ここで虫話炸裂!
なんと、建築名人モリシタさんは、虫名人でもあったのだ。
なんというご縁でしょうか!
モリシタさんは、カマキリやヤブキリにお箸でランチのワカメをあげている画像や、
カマキリが卵を産んでいるところの画像…などなど超レアな画像をたくさん見せてくださいました。
男木島は虫の宝庫でもあるのですね。
そして、〆のデザートタイム。
黒米の甘酒、豆乳入り
甘柿の干し柿
くわの実
柚子とはちみつをミキサーで混ぜて乾燥させたゼリー
冒頭の画像ですが、もいちどここに置きます。
甘酒は、ほんのりお米の甘さだけで、体がすごく喜んで吸収していくのがわかります。
こんなふうに書くと、TAKAMIの誇張表現だろう…と言われそうだけど、
みんな同感だったもんね。
これまで飲んだことのある甘酒って、やたら甘くて、酒にしてはアルコール分低すぎだし、殆ど魅力感じなかった、あれは何だったんだ!?
そして、「甘酒」といえば、生姜だった。
ここでは、柚子はちみつが少しお椀の底に敷かれていました。
少しかき混ぜていただくのですが、最後の一口で、柚子はちみつの香りと甘さがふんわりと口の中に広がります。
このアート感、、、、ほんとにほんとに感動しました。
3種のお菓子(果物)は、どれも命の力がすごく強いと感じました。
デザートといえば、ケーキとコーヒー。バターと砂糖…な世界が覆る。
デザートだけじゃなく、ランチの野菜もそうだったんだけど、「実」って特に…なのかな。
男木島の自然の中で育った果物の持つ生命力なのだろうな。
その生命力のとても強い植物たちは、人の体の中で働いて、人を変える力がある…と感じました。
健康に?
…きっとそれだけじゃなく、人の思考や感性も変える力があるのだと思います。
私、変えられたいなあ、、、
閑話休題。
ここ男木島は「猫島」なのです。
大勢の方たちが猫さんとの触れ合いを求めてやってきているとのこと。
男木島の猫たちは、虚勢手術を受け、耳を「さくらカット」しています。
この日は暖かかったとはいえ、2月はまだまだ寒いので、猫たちはあまり現れません。
それでも猫さんとの触れ合いを求めて来ているグループはかなりいらした模様。
私たちも、乗船までの時間、猫や、そのた海の生き物を探して散歩してみました。
海辺で、5、6匹の猫たちに出会いました。
画像ナシです。きよぴーのかーちゃんにお任せします。
お天気にも恵まれて、素晴らしかった真冬の男木島をあとに、「めおん」で高松港へ…
なんと、高松港に着いたら雪がちらついていました。寒っっっ!!
港で解散後、きよぴーとかーちゃんと私で、さぬき映画祭の「カンカンSUN」という作品を観ました。
瀬戸内海と讃岐平野を舞台とした作品。
主人公はヨーロッパに留学して、あらゆるピアノコンクールに出場し、受賞している讃岐出身の女の子。
その主人公が、自分の音楽の方向性に疑問を感じ、故郷に帰ってきて、そこで、サヌカイト奏者、小松玲子さんに出会い(なんとご本人賛助出演!)、共演することで、これからの方向性を掴み取るというもの。
また、同じ音楽家の母との確執、和解…など、ミュージシャンの視点からはとても感慨深いものがありました。
…が、なによりも、讃岐平野の、のどかで、穏やかな自然の描写がすごくよかったです。
男木島を堪能したあとで、タイムリーなこの映像と音楽が、ゆっくりと、じわじわと、心に染み渡りました。
この日の締めくくりとして、最高。
ほんとにほんとに、いい1日だったな~~~~!!
奇跡が重なりあったような1日でした。神さま、ありがとう♪
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