蓼科で、夏メニューのカレーでやられたからというわ
けでは無いが、再びカレーを食べに行った。
どうも短期カレーモードに入ったようだ。
今回は、違う店。
しかも、間違っても夏メニューなど置いてあるところ
ではない。
元々、前回のヴェジタリアンカレー屋より安いところ
で、その点では何の心配も要らないのだ。
当初は、自転車で行って昼間からビールでも飲んで(
今は自転車でも飲酒運転になるから要注意なのだが)
と、魅力的な計画を立てていたのだが、走り出したら
雨が降ってきてUターン。
結局、車で。
今回の店も、蓼科と同じように現地の人間が調理担当
する、所謂本場スタイル。
カレーに限らず、外国料理は、出来る限り本場スタイル、
変に日本風にしてないものを食したい。
その地の、長い歴史の上で出来上がった料理こそが魅
力的なのだから。
インド人或いはネパール人或いはパキスタン人或いは
バングラデシュ人、はたまたスリランカ人と思われる
店の人に案内されて料理を頼む。
ナンとカレー二種、そしてタンドリーチキン、インド
風ソーセージ野菜サラダ、それに飲み物が付いて13
00円、お安い。
しかも、基本的に食べ放題、といっても巨大ナン一つ
で充分すぎて、とてもお変わりなど出来ない(現実的
には)。
味の方はと言うと、ナンに関しては、こちらの方がで
かいが蓼科の勝ち。
どうも小麦そのものが違うように感じる。
こちらのでかい方は、普通の薄力粉の香り。
甘みも強すぎ。
焼き方も、ふわふわしてるがぱりっと感が乏しい。
それではカレーの味は。
これも蓼科の勝ち。
ここのは、スパイシーさが全然足らない。
トマトの味が強すぎ(まろやかにするためか)。
辛さも殆どない。
ひょっとして日本人ようにアレンジしてしまったのだ
ろうか。
そうだとしたら、残念!
ただ、インド風ソーセージは旨い。
本場を連想させる味だ(想像)。
ビールに合いそう。
総じて、あまり旨くは無いが、単品でいけるものもあ
るし、安いし、現地の人には頑張ってほしいしで、こ
の先何度も行くことにはなるでしょう。