最近、ますます内容がしょぼくなってきているギャオ
で、久しぶりにまともな映画を見た。
「魅せられて」。
タイトルは知っていたが、これがベルナルド.ベルトリ
ッチの映画であっったことは、今回知った。
ベルトリッチは、個人的には、寝ちゃう映画監督ベスト
3にはいる監督。
因みに他の二人は、ベルイマンとタルコフスキー。
で、その監督の作品なのでどうかな、と思って見たの
だが、今回は問題なかった。
理由として考えられるのは、舞台がイタリアの長閑な
田舎であることと、場面展開が速い(他の作品に比べ)、
そして、登場人物が多くやや群像劇的になっているこ
となど。
そんなわけで、眠くなることは無かった。
しかし、これは逆に、ベルトリッチファンからすれば、
彼らしい特徴が無いということでもあるので、かえっ
て評価は低くなると思う。
なんせ、イタリアの陽光は明るすぎる。
個人的にもう一つよかったのは、主演のリブ.タイラー
だ。
「エアロスミス」のスティーヴン.タイラーの娘とい
うのが未だに信じられない。
何故あの親から。
アンビリーバボー。
ちょっと顔長が特徴の美形女優だが、有能な監督が使
ってるところを見ると、魅力的な役者なのだろう。
実際、映画の中でも魅力的だった。
で、彼女の主演映画で一番印象的なのが「ラッキーフォ
ーチュン」というロバート.アルトマンが撮った作品
なのだ。
ちょっと頭がとろいフォーチュン(リブ.タイラー)と
いう女性の、ハートウォーミングな内容の、アルトマ
ンの中では佳作にあたるくらいの作品だ。
当然このタイトルは、例のラッキーフォーチュンにかけた
ものと思われるが、ハートウォーミングな部分は正に
それを表している。
具体的に書きたいところだが、細かい部分は忘れてしま
った。
それで、確認してみると重大な事実が判明した。
タイトルが違っていたのだ。
正確には「クッキーフォーチュン」だった。
そう言えばクッキーが重要な小道具として出てきたよ
うな。
それにしても適当だね。
し、失礼しました。
追記
その後の調べで、リブ.タイラーの役名も怪しいとい
うことに。
どうもぐたぐただねえ。