前回、ピンクフロイドの「原子心母」のあの長い曲が、
B面(LPなので、本来は二面と言わなければいけな
い)のと書いたが、これがどうも完全な勘違いだった
ようで、一面の間違いだった。
もう、疑いなくそう思い込んでいた。
最近、思い込んでいた事が、事実と違うと言う例がぼ
ろぼろでてくる。
今回の一件に関しては、多分、キングクリムゾンの
「宮殿」と混同していたと思われる。
あれも、同じような構成で、二面(これは間違いない
...と思う)が殆ど一曲で出来ている。
「ELP」のL、グレック.レイクのボーカルがなか
なか良いアルバムで、「21世紀の精神異常者」「エ
ピタフ」「ムーンチャイルド」など名曲(個人的に認
定)も多い。
要するに、同じ時期に、似たようなアルバムを作るか
ら、こういった混同が起こるのだ。
と、言い訳はここまでにして、場面は知り合いのカフェ。
最近、この形式気に入ってます。
「FMで原子心母全曲やってたよ」
(私)
「えっ、本当ですか」
(年はふた周り近くしたなのだが、音楽的趣味が合うマ
スターのT君)
「しかし、よくだよね」
(私)
「この前ここでかけてたら、お客さんに、変な曲とか
言われちゃいましたよ」
(と言いつつ、原子心母のアルバムを徐にかけようと
するT君)
今時、これをかけるカフェと言うのも珍しいが、客観
的に言って、T君のほうがおかしいのだよ。
「今でも充分良いですよね」
(T君)
「まあ、確かに」
(私)
「今の若い連中って、駄目なんですよね」
(自分の趣味が、その世代には受けないと言う事実が
不満なK君)
「あゆとか何とか言ってる連中じゃあ、しょうがない
よ」
(今時の日本のポップスは、全て同じように見えてしま
う私)
長くなりそうなので、またまたつづく。