ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

原子心母3

2006年09月22日 | 音楽


昨日の続き。

「そう言えば、シド.バレットも死んじゃいましたね」
(T君)
「もうずっと死んでたようなもんだから」
(とっくに死んでたと思っていた私)
「その名はバレット:でもかけましょうか」
(T君)
「いいねえ」
(私)

このシド.バレットというのは、ピンクフロイドの創
設メンバーで、才能豊かだったのだが、精神的に問題
があり脱退し、ソロアルバムを数枚出した。
その一つが「その名はバレット」なのだ。
そして、最近死去。

「やっぱ良いねえ」
(バレットも今でも充分良いと思ってる私)
「懐メロとは違うんですよね」
(飽くまでも、その音楽性に魅了されてるT君)
「古くなるのもあればならないものもある、というこ
とだね」
(もっともらしくまとめる私)
「ビートルズみたいなもんですね」
(ビートルズも好きなT君)
「まあ、ビートルズは勿論良いけど、より一般的だか
ら」
(私)
「でも、結構プログレ好きはビートルズ好きなんです
よね」
(T君)
「初期ではなく、中期のビートルズがね」
(私)
「初期が好きな連中って、所謂ロックンロール好きだ
から」
(更に説明する私)
「ロックンロール好きは一生それですもんね」
(差別化しているT君)
「あれだと懐メロ感、でちゃうよね」
(同意している私)

ビートルズの通称「ホワイトアルバム」なんかが好き
な人は、すんなりプログレに移行できた。
別に、移行する必要は無いのだが、音楽性を追求する
と自然にそうなったのだ、当時は。
これも、やはり、その時代の空気ということになるの
かな。
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