ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

中国野菜

2007年02月12日 | 食べ物


農薬まみれのイメージがある、中国野菜、必ずしもそ
うではないことはなかなか浸透しない。
斯く言う自分も、安さに釣られ、一時は結構使ってい
たが、ある時期から避けるようになった。
一旦定着したイメージを払拭するのは、定着までにか
かる時間の十倍以上はかかるのではないか、と思われ
る。
問題は、中国からの輸入野菜の安全性が、徹底してな
いからということだろう。
問題ないのもあれば、問題なのもあるという、怪しさ
が問題なのだ。

しかし、これは対岸の火事なのか。
考えてみれば、日本でも同じではないか。
一応、信用で成立っている安全性、実際のところどう
なのかなんて分かりようが無い。
しかも、企業の信用問題は定期的に表面化して、その
都度大問題となる。
結局、陰で何をやっているのか、という疑心暗鬼だけ
を定着させひとまず終結。
作る側の良心頼みしかないのが現状だ。

この地域でも、たとえば「セロリ」の農薬問題が、ご
く一部の間で話題となることがある。
農家は、一切自分のところのものは食べない、などと
実しやかに囁かれると、これはやばいとなってしまう。
世の中には、嘘か本当かわからない情報が溢れている。
何を信じればいいのかということになるが、もう個人
個人の勘しか残されてない。
最後は勘頼み。
全ては、ギャンブルだ。

そもそも、農薬を使うきっかけを与えた一因には、消
費者が形の整った、虫に食われてないきれいなものを
ほっするという消費行動もあったわけだから、根本的
にはここから変えないと、いつまでたっても農家は農
薬頼りで現状は変わらない。
これだけは、はっきりしているのではないか。
コメント