スノッブなM氏に貸した、ジャ.ジャンクーの「プラット
ホーム」のDVDが返ってきた。
「で、どうだった」と聞くと「だめだ、寝ちゃった」と
言った。
この点に関しては、貸すときに念を押したのだが、や
はりそうなったか。
「最近、メルブルックスなんかのお気楽映画しか見てな
かったからこういう映画はきついは」とわけの分からな
い事を言っていたが、M氏も歳とともに、スノッブ振
りもきつくなってきて、自分に正直になってきたのか
もね(ここはペダンチック振りと言ったほうが良いか
もしれない)。
以前だったら、無理してでも「なかなか良かった」な
どと言ったものだが。
歳をとるとはこういうことか。
同時にたのんだ、結果時間差配送となったもう一つの
「青の稲妻」は、一ヶ月以上遅れて昨日ついた。
お楽しみだ。
メーカーが新たに製造した様子だが、長い事欠品で、
アマゾンなんかで検索したら、中古で「青の稲妻」は
一万円近くの値がついていた。
全く、足元を見た値付けだ。
尤も、価格のメカニズムというのは、需要と供給で決
まるわけだから、それが働いたに過ぎないと言えば言
えるのだが。
まあ、いずれにしろこれで適正価格に戻るわけだ。
もし、あの値段で買った人がいたら歯軋りものだが、
他人事なので、今回は待ってて良かった、ということ
だ。
話は戻るが、「プラットホーム」のDVDは、今度は
更科の主人に行くことになっている。
スノッブなM氏より、更級の主人の方が大丈夫なよう
な気がするが、さてどうなるか、それもお楽しみであ
る。
プラットホームが次から次と移動する。
内容に関しては、一応言及しておいたので、戸惑う事
はないと思う。
M氏の場合、結局途中で放棄だったが、それは無いだ
ろう、とここまで言われれば、絶対最後まで見ないわ
けにはいかない。
何故ならば、これを読んでいるはずだから。
と、ひとまずプレッシャーを。