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ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

10月のてふ

2012年10月06日 | 生き物 自然

 

10月ともなると、一気に生き物の種類は減ってくる。蝶の場合もその例に漏れず見られるものは限られてくる。そんな限られる蝶で、今でも河原で見られるのがクロツバメシジミとミヤマシジミ。どちらも秋に合わせたような地味な色合いだが、実は、春先から何度か発生を繰り返し最終的に10月まで見られるという蝶で、春でも夏でも秋でもずっと同じ色合いなのだ。但し、ミヤマシジミの場合オスはブルーで、多くいるブルー系のシジミ蝶の中ではきれいな方である。いずれにしろこの時期に見られる蝶の中では希少性が高く、特にクロツバメシジミは生息域は局所的で環境省の準絶滅危惧種でもある。そんな蝶が普通に見られる環境はなかなか貴重なのだが、残念ながら、多くの人はそんなことには無関心なのである。

ミヤマシジミ♀

クロツバメシジミ♂or♀

 

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