駅の周辺はこんな感じで、元々は田園地帯であったろう。その中にぽつんと旧家が点在し、家が連なる区域は少なかったと想像される。戦後宅地化が進み新しい家がどんどん建てられたが、それもそう古い時代ではなさそうで、昭和の香りがする特徴的な建物は、この文化住宅くらいのものだった。しかし、もっと昔の文化住宅であれば、外壁はモルタルではなく木である。流石に今はあまり見られないが、こんな感じの文化住宅も珍しいのではないだろうか。というか、文化住宅そのものが今はあまり見かけない。この辺りには何故かそれが多かった。
文化住宅とは全く関係ないが、駅の近くでは発掘調査が行われていた。昔は、何かの工事で遺跡のようなものが見つかっても、そのまま無いことにして工事を進めたなんてこと多かったのではと想像する。この現場は、下水工事で見つかった(見つかってしまった)ようだ。