ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

BSの映画

2012年10月20日 | 映画

 

BS(NHK以外)では映画もやっていて、たまに見る時がある(大体途中からだが)。先週偶然引っかかったのはコニャックの男というジャン.ポール.ベルモンド主演の映画。映画自体は他愛のないもので特別言及するものではないのだが、ヒロインがちょっとした発見であった。見覚えのあるそばかすの細面。確認するとそれはマルレーヌ.ジョベールであった。この名前でピンと来る人も今や少ないと思われるが、あのチャールズブロンソン主演の雨の訪問者でのヒロインである(これも今やピンと来る人が少ないか)。個人的には物凄く懐かしいのだが、このマルレーヌ.ジョベールの娘があのエヴァ.グリーンである、と言ってもこれも一般的にはあまりピンと来る話ではないかもしれない。ベルトリッチドリーマーズでの大胆な演技はなかなか鮮烈であったが、ボンドガールとしてダニエル.クレイグと競演したと言った方がより判り易いだろう。

そして先日はジャームッシュダウン.バイ.ロー。相当久しぶりに見たのだが、川沿いに一列になって歩く姿を川側からほぼ同じ速度で映したショットとか映画的としか言いようのないショットに溢れていた。こういうのは絶対テレビでは無理である。今見ても、矢張り、魅力的な映画であった。最後の方にロベルト.ベニーニライフイズビューティフルの監督主演)が食堂の女将と仲良くなるのだが、この映画の後本当に結婚したというのはついさっき知ったばかりである。

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