ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

渋いトンボ

2012年10月07日 | 生き物 自然

 

庭に来るトンボもめっきり減って、一泊用に使う梅ノ木にアカネ類が止まってる姿を見ることも稀になってきた。そんな中久しぶりに見たトンボが写真のホソミオツネントンボ。同じようなのにオツネントンボというのがいるが、このようにストライプになるのはホソミのようなのでホソミオツネントンボと同定。オツネントンボもそうだが、このトンボはこの成虫のまま冬を越す。家の軒下などに隠れて、ひっそりと厳しい冬を越すのである。だから越年と書いてオツネンということらしいのだが、そういう事実を知ると、こんな小さな(3~4センチ)しかも細いイトトンボのどこにそんな生命力があるのか、と、思わず感心する。だから、地味な色合い(結構渋くて良いのだが)で、誰にも注目されそうにないホソミオツネントンボでも、改めて愛おしくなってしまうのであーる。

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