ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】ラーメン飯店 輝きょうKEN 苫小牧本店 [ラーメン@苫小牧]

2010年02月23日 22時03分41秒 | 外食記録2010
▲閉店 [2010.6.1記]後には苫小牧『大王』が開店
ラーメン飯店 輝きょうKEN 苫小牧本店(らーめんはんてん ききょうけん とまこまいほんてん)[ラーメン@苫小牧][Yahoo!グルメ]
2010.1.18(月)20:45入店(初)
注文 極みそラーメン 700円

 
・JR苫小牧駅の北側を通るバイパス通(双葉三条通)沿いのラーメン店。以前にも別なラーメン店が入っていた建物で、それが無くなったと思ったらまたラーメン店に。割と最近出現した店です。入口に掲げられた『ジャンボラーメン 1500円 20分以内で完食するとタダ!!』の看板が目立ちます。店名の『きょう』の字は『革+喬』という漢字ですが、漢和辞典をひいても載っていない謎の文字。浦河にも姉妹店あり。

・玄関を入ったらまずは食券を。ラーメンの写真や、人気メニューなどが載った大きなパネルがすぐ脇にあるので、まだ良心的です。
  
・今時の雰囲気の小ぎれいな店内はカウンター約20席、イス席3卓、こあがり3卓。

・『新商品』だという『極みそラーメン』を注文。初来店の者にとってメニューの新旧などほとんど無意味ですが。
 
・スープは出来合いのような整った味。イヤな味ではありませんが、普通の味噌味に感じられ、どの辺が "極(ごく)" なのかよく分からず。ノーマルな味噌味を食べてみないことには何とも言えません。具はチャーシュー×1、もやし、白菜、長ネギ、メンマ。

・麺はオシキリ製麺製。

 
[Ricoh GX200]
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【本】R62号の発明・鉛の卵

2010年02月23日 19時29分15秒 | 読書記録
R62号の発明・鉛の卵, 安部公房, 新潮文庫 あ-4-9(2203), 1974年
・安部公房の短編集。『R62号の発明』、『パニック』、『犬』、『変形の記録』、『死んだ娘が歌った』、『盲腸』、『棒』、『人肉食用反対陳情団と三人の紳士たち』、『鍵』、『耳の値段』、『鏡と呼子』、『鉛の卵』の計12編収録。全体的に星新一のショートショート的香りのする作品群。とは言ってもどれも昭和30年(1955年)前後の、星新一よりも早い時代のものですが。
●『R62号の発明』
・「Rというのはロボットの略字だと言った草井の言葉が、草むらに逃込んだ蛇のしっぽのようにちらついた。」p.16
●『変形の記録』
・「文明人ほどよく笑い、原始的な人間ほどよく泣くと、誰かがいったような気がするが、まあよろしい。」p.89
●『死んだ娘が歌った……』
・「東京には、数えきれないくらいの人がいて、数えきれないくらいの町があるのに、どの人もどの町も、見分けがつかないほどよく似ていて、いくら歩いても、同じところにじっとしているような気がして、ちょうど海のような町なのです。どこにいても、いつでも、みんなが道に迷っているのです。」p.104
●『盲腸』
・「ある新学説の試験台として、Kが自分の盲腸のあとに羊の盲腸を移植する手術をうけてから、ちょうど三ヶ月目のことだ。」p.124
・「「猿の群の中で、はじめて人間になったものは、いったいどんな気持がしただろうか、私はよく、その最初の人間について考えたりする」」p.135
●『棒』
・「落ちるときそうなったのか、そうなって落ちたのかは、はっきりしないが、気がつくと私は一本の棒になっていた。太からず、細からず、ちょうど手頃な、一メートルほどのまっすぐな棒切れだ。」p.145
●『人肉食用反対陳情団と三人の紳士たち』
・「私らが生きたままの君たちに食慾を感じるだなんて……いいかい、私らが君たちを食用に供するのと同じように君たちはブタや牛を食べるね。しかし君たちだって生きているブタに食慾を感じたりすることはないだろう。むしろ、同じ生物としての愛情をさえ感じるはずだ。私らの君たちに対する感情だって同じことなんだよ。ソーセージや切身になった君たちと、生きている君たちとを、同じにあつかうほど私らは無神経ではないからねえ」p.156
●解説(渡辺広士)
・「小説というフィクショナルな装置で作者が実行しているのは、今日の人間が疑わずに持っている諸観念の大胆な検証ということである。それを目的として、大胆な未知数と関数関係を立て、方程式を見出してそれを解いていく装置と道筋が、安部公房にとっての小説なのである。」p.291
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【写】白神岬(松前)

2010年02月23日 08時08分47秒 | 撮影記録2009
白神岬(松前) 撮影日 2009.8.15(土) [Yahoo!地図]

・道南地方の渡島半島南岸を走行中、「そういえば、北海道の南端てこの辺りじゃなかったっけ?」と地図を見て確かめようと、フト目についた駐車スペースに車を入れる。
 
・駐車場の片隅に立っていた碑の文字を読むと『北海道最南端』。「なーんだ、ここじゃん!」 折角の北海道一周なのに、うっかりして通り過ぎてしまうところでした。
 
・『白神岬』の碑。北端の『宗谷岬』、東端の『納沙布岬』は有名ですが、道民でも「北海道の南端はどこ?」と訊かれても、パッと答えられる人は少ないのではないでしょうか。因みに北海道本土の西端は、せたな町の尾花岬(立入困難)だそうです。
 
・白神岬周辺図。こちらと竜飛岬の間が本土との最短地点で、そのそばには青函トンネルが走っています。
 
・東の函館方面と南の沖の眺め。

・津軽海峡の向こうにはうっすらと本土の島影が。
 
・駐車場には他にも車が数台。

・駐車場の端まで行ってみると、海際に降りる階段がついていたので降りてみました。
 
・下へ降りてみると岩場になっており、磯遊びをする子供連れの姿が。
 
・岩場の水溜りには、潮が引いて取り残されてしまった小魚や貝があちこちに。
 
・穏やかで磯遊びにはもってこいの天気。
 
・しばしの散策の後、岩場を後に。上を向くと爽やかな青空が広がっています。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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