ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】ふぁみりぃ 佐藤軒 [いろいろ@苫小牧]

2010年03月09日 22時00分15秒 | 外食記録2010
▲閉店 2017年9月閉店 [2019.7.24記]
ふぁみりぃ 佐藤軒(ファミリー さとうけん)[いろいろ@苫小牧][HomePage][食べログ]
2010.2.6(土)17:45入店(初)
注文 さばみそ定食 780円

 
・苫小牧の明野新町の住宅街にポツンとある大衆食堂。イオン苫小牧の車両正面出入口から300mほど直進して信号を左折、更に200mほど住宅地に入った辺りです。
  
・店内はカウンター6席、イス席4卓、こあがり1卓。

・壁には野球の田中将大選手のサインが。

・メニューは麺類、定食、丼物、カレー等、一通り揃っていて、持ち帰りも可能のようです。『カツラーメン』が気になるところでしたが、体を気遣って魚の定食を注文。
 
・メインのサバ味噌。控えめながらバランスよい味加減。丁度この時、テレビで『街で評判のサバ味噌』を紹介するコーナーが流れたところ、それを目にした店のおばちゃんたちからは、「な~んも美味そうでない」、「あんな下ごしらえじゃダメだ」などの辛口コメントが。
  
・謎のフライ。白く見えるのはチーズかと思いきや、食べてみるとイカでした。
   
・たっぷりのご飯、火傷しそうなほど熱々の味噌汁、切干大根とコンニャク、漬物。
・全体的に地味ながら良い味の料理で、家庭的で温かい雰囲気なので、もしこの近所に住んでいたなら普段使いの店として重宝しそうな良店です。店を出ると、この日は大雪で店主が外で除雪中。私の姿を見とめると、「ここを通っていきなさい~」と駐車場の私の車までスコップで道をつけてくれました。感謝。



・これぞ大衆食堂という味と雰囲気。「また行きたい店」に追加!

<2010年【外食記録】また食べに行きたい店 大衆食堂部門>
北京亭 本店 [ラーメン@室蘭](1/30)
★ふぁみりぃ 佐藤軒 [いろいろ@苫小牧](2/6)

[Ricoh GX200]
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【本】コミュニケーション力

2010年03月09日 18時00分26秒 | 読書記録
コミュニケーション力, 齋藤孝, 岩波新書(新赤版)915, 2004年
・自らの "コミュニケーション力" に自信が無く、このような題の書にひかれる傾向が有る。しかし本書を開いてみても、著者の "コミュニケーション力" を人間の至上のテーマとする持論が歯切れよく展開されていてなかなか興味深い内容ではあるが、自らの "症状" とはどうも上手く当てはまらない。自己分析してみると、「コミュニケーション力に自信が無い」とは言い換えると「世間話が出来ない・話が続かない」ということで、まだ一対一ではどうにかなるが三名以上になるとお手上げといった状態。何か話を思いついても、既に話題は別なところへ飛んでいるという場面に多々遭遇する。一対一では自分の言葉を相手が待ってくれるために会話が成立するが、三名以上ではその会話の流れに乗れずに取り残されてしまう。この事から、問題なのは話のネタが無いわけではなく、『話のテンポが遅い』ことが "コミュニケーション力" に不満を抱く主な原因と考えられる。酒が入るとある程度饒舌になるところを見ると、『頭の回転が鈍い』のとはまた別な話で、何らかの心理的障壁が問題になっているのではないか。子供の頃はなんともなかったのに、中学に入った頃からだんだんと今の傾向に近づいてきたこともそれに関連しているものと思われる。結論:『心理的障壁を取り除き、会話のテンポがみるみるアップ!!』 求めるのはそんな本。
・「コミュニケーションとは何か。それは、端的に言って、意味や感情をやりとりする行為である。一方通行で情報が流れるだけでは、コミュニケーションとは呼ばない。」p.2
・「意味と感情――この二つの要素をつかまえておけば、コミュニケーションの中心を外すことはない。」p.3
・「コミュニケーション力とは、意味を的確につかみ、感情を理解し合う力のことである。」p.4
・「論理的な能力を駆使して、論点をごまかし、相手を言い負かすことは、習熟してみればさほど難しいことではない。」p.9
・「本当に求められている能力は、相手の言いたいことを的確につかむ能力である。要約力と言ってもいい。」p.10
・「向き合って唾を飛ばし合い戦い合うイメージではなく、斜め四五度で向き合い、相手を半分見つつも、もう半分の意識では供に未来を見ている。前方を供に見ながら、対話を積み重ねる。その斜め四五度のポジショニングが、コミュニケーションの基本型である(図2参照)。」p.13
・「理想的なコミュニケーションとはどういうものか。私は、クリエイティブな関係性だと思う。クリエイティブとは、新しい意味がお互いの間に生まれるということである。」p.13
・「対話力がある人と話すと、アイディアが生まれやすい。そうした人を会話のパートナーにして、クリエイティブな対話の感覚を積み上げていくことが、コミュニケーション力向上の王道である。」p.17
・「文章を書くという作業は、自分自身と対話する作業である。自分でも忘れていることを思い出し、思考を掘り下げる。」p.18
・「すなわち、コミュニケーション力とは、一言で言えば、「文脈力」なのである。」p.22
・「文脈力のある人間は、話の分岐点を記憶している。したがって会話の迷子になることはほとんどない。対照的に文脈力の足りない人は、迷子になると戻れないか、迷子になったことさえも気づかない。まして対話の相手が道に迷っているときに、手を取り案内することなどはできない。  私が考えるコミュニケーション力の中心は、この文脈力である。通常、日本人は日本語で会話ができていると思っている。しかし、そのレベルにははっきりとした差がある。」p.29
・「文脈力をつけるにはどうしたらよいのか。文脈力があまりなくとも、文脈をつかまえた会話をするにはどうしたらよいのか。この二つの問いに対しては、同じ一つの答えを用意できる。  それは、会話の最中にメモをとることである。」p.30
・「総じて、文脈力がある人ほどメモを大事にする。文脈力があるからメモをとらなくてもいい、ということではない。メモを重要視することが、すでに文脈力を重視していることを意味しているのだ。これに対し、自分の話題ばかりを自己中心的に話し続ける人は、ほぼ例外なくメモの習慣がない。」p.33
・「会話の最中にメモをとるのに、私は青・赤・緑の三色が入っているボールペンをつかう。黒は基本的に用いない。色の分け方は、こうだ。相手の話の中で、「まあ大事」だと思ったところを青、「すごく大事」だと思ったところを赤でメモする。緑は、自分がおもいついたことをメモする。  こうすることで、相手の話を取り外すことは少なくなる。要約することもできやすい。」p.35
・「私は個人的に、ある人がぼけているかどうかの判断基準として、相手と話を絡ませて会話を続けることができるかどうかという点をチェックポイントにしている。」p.43
・「コミュニケーション力をはかる基準としては、話す相手が幅広いという基準も挙げることができる。誰か特定の人間としか話せないとなると、コミュニケーション力は低い。」p.44
・「誰とでもすぐに世間話ができる。これは重要なコミュニケーション力である。」p.45
・「家族であるからには、コミュニケーションする、いわば義務がある。経済的に完全に独立しているのならば、一人暮らしをすればいいわけだが、経済的に親に依存している以上、親とはコミュニケーションする義務がある、と私は考える。」p.50
・「近年、コミュニケーション力の全体が衰えてきているというわけではない。著しく衰退しているのは、身体次元のコミュニケーションなのである。」p.98
・「「エネルギーは、出せば出すほど湧いてくる」  これは私がつくった標語のようなものだ。コミュニケーション力のある人は、子どもの頃思い切り遊んできた人ではないか、と思うことがある。どことなくエネルギーが外に向かって放たれているのだ。」p.125
・「私は教師を仕事にしているが、基本的に心がけているのは常に上機嫌でいるということだ。叱るときでさえも上機嫌である。」p.128
・「コミュニケーションの基本かつ奥義は、「沿いつつずらす」ことである。」p.136
・「偏愛マップを使ったコミュニケーションを行ってみると、コミュニケーションが苦手な人などいないと思えてくる。まったく何の難しさもない。人と人は、ちょっとした工夫さえあれば笑顔で楽しく誰とでも話ができるものなのだ。」p.139
・「「人の話を聞いたという証は、その話を再生できるということである」――この原則を共有することで、コミュニケーション力のレベルは桁違いに高くなるはずである。」p.146
・「「すべてのトラブルは、具体的なアイディアによってのみ乗り越えることができる」――一度そう考えてみることで、考え方や会議の質は格段に変わる。あれこれと議論することでは、現実は変わらない。」p.153
・「「ネガティブな意見を言っている暇があったら、アイディアを出せ!」  これを標語にして日本中の会議室の壁に貼りつけたい――まじめにそう思っている。」p.156
・「日本人のプレゼンテーションの弱点は、本題に入るまでに手間取るということだ。前置きが長い。」p.164
・「コメント力の向上は、現代社会では重要な課題である。コミュニケーションの場においても、実はコメント力が大きな比重を占める。」p.168
・「優れたコメントの基本は、目の付け所のよさである。他の人が見ていそうもないポイントに目を光らせる。それが瑣末なことであっても、それなりにおもしろいコメントになる。ましてそれが本質にかかわるポイントであれば、他の人の目を開かせることになる。「ああ、そう言われてみればたしかに」と感心させることができれば、名コメントだ。」p.169
・「「具体的かつ本質的」というのが、いいコメントやいい質問の基本的な条件だ。」p.173
・「自分一人ですべてやりきってしまい「心の自給自足経済」に入ってしまっている人は、コミュニケーションの必要が少ない。欠けていたり、過剰で始末に困っていたりと、心の過不足があるからこそ、コミュニケーションがおもしろくなるのだ。」p.179
・「隙のない人と話しているのは意外につまらない。上司や先生と言われる立場にある人は、弱みや隙を見せまいとして、かえってコミュニケーションの機会を減らしている。」p.180
・「コミュニケーションを通じて、人は生きる意欲を湧かせている。コミュニケーションこそが、生命力の源なのだ。川が、流れることによって川であるように、人は感情や意思を他と交流させることで人であり続けられる。コミュニケーションという営為は、人間の根幹をなしている。」p.202
・「エネルギーにあふれた反応のいい身体と、文脈力のある知性。この二つの柱があれば、コミュニケーション力は万全だ。」p.205
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【鉄】JR北吉原駅(白老)

2010年03月09日 08時00分29秒 | 鉄道記録
JR北吉原駅(白老) 撮影日 2009.8.28(金)・29(土) [Yahoo!地図]
 
・こちらは白老の中心部より西寄りにあるJR駅です。いつも国道を通る度に眼に入り、古いながらもモダンなデザインで前々から気になっていた駅舎に初潜入。

・待合室は階段を登った上になります。
 
・待合室の窓に取り付けられた案内板。
 
・運賃表や時刻表など。
 
・駅の裏にある大昭和製紙の工場。ここで雨が降り出し、ホームでの撮影はあきらめて駅を後に。
 
・たまたま翌日に再度駅前を通ったのでちょっと寄ってみました。空模様は昨日とうって変わって晴天に。駅舎の前にはトイレなのか物置なのかよく分からない小屋がたっています。

・駅舎前から、国道~海方向を振り返った図。
 
・ホームに出てみると、丁度貨物列車が通過するところでした。
 
・列車は轟音を響かせて目の前を通過。
 
・流し撮りを試してみるが上手くいかず。
 
・またすぐに、逆側から普通列車がやってきました。

・ホーム上から駅舎を振り返る。
 
・三両編成の赤い普通列車がホームに入ってきました。
 
・列車は小休止して次の駅へ。
 
・階段を登って待合室へ。
 
・待合室内部の全景。時刻表の下に、昨日は無かった忘れ物らしき傘がかかっていました。

・苫小牧(東)側の眺め。
 
・向かい側のホームに下りてみる。
 
・両隣の駅は竹浦と萩野。
 
・大昭和製紙の工場を背景に、PLフィルタの効果をテスト。左:効果無し、右:有り。

・階段の上から駅前を見下ろした図。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS + PLフィルタ]
コメント (2)
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