ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【食】いずみ食堂 [和食@日高]

2010年09月01日 22時01分03秒 | 外食記録2010
いずみ食堂(イズミしょくどう)[和食@日高][食べログ]
2010.8.2(月)11:15入店(初)
注文 かもせいろそば 950円

 
・日高町の役場などがある街の中心部より西に1kmほど離れた国道235号線の田舎道沿いにある食堂。斜め向かいには馬関連の専門学校があります。

・早めの時間に入ったにもかかわらず、既に多くの客で賑わっていました。店内は奥の方に座敷が広がり、少なくとも10卓以上はありそうです。その他カウンター約7席にイス席2卓、さらには二階席もあり団体客にも対応できるようです。私の後にも次から次へと客がやってきました。かなりの人気店の様子。
 
・まずは店のおばちゃんが注文をとりにくるときに、漬物の小皿を持ってきてくれます。これを食べつつそばを待つ。しっかりと漬かっていてニンジンなどは特に甘く、なかなか美味。
 
・メニュー表にはそば(またはうどん)がズラリと並んでいます。そのトッピングの種類はけっこう豊富。冷たいそばより鴨せいろを注文。
   
・出てきたそばを見てびっくり仰天。「なんだこのそばは!?」 これまで出会ったことの無い不思議な形状をしています。その麺は太くなったり細くなったりねじれたり。太い部分ではうどんのような太さですが、食べてみるとそれほど固くはなくもっちりした歯ごたえ。麺の太さの変化に伴って歯ごたえもいろいろに変化し、楽しい食感です。この食感は何かに似ていると思ったら(ねじれた形状の)マカロニを食べているかのよう。見た目のインパクトはかなり強烈ですが、味の方はそれほど印象に残らず。
 
・つゆは熱々で出てきますが、極太の麺をつけているとすぐにほどよいぬるさに。食べ応えのある肉厚な鴨肉と長ネギ入り。味の方は可もなく不可もなく。

 
[Canon PowerShot S90]
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【本】人間的魅力の研究

2010年09月01日 19時05分30秒 | 読書記録
人間的魅力の研究, 伊藤肇, 新潮文庫 い-35-1(4263), 1989年
・幅広い人脈を持つ著者の、それまでの経験から学んだ『人間的魅力』についてまとめた書。人の持つ「深沈厚重」「磊落豪雄」「聡明才弁」の三つの気質について、三部構成で論じている。
・読むことで何となく、自分がエラくなったかのように、しばらく錯覚させてくれる本。本書の内容が基で何らかの行動を起こす気になる、という意味での実用性は低い。
・「文章でも、絵でも、他人を感動させようとするなら、まず、自らが感動しなければならない。書く人間自身の魂をゆり動かさないような作品は、いかに巧みに組み立てられ、いかに華麗な言辞を弄していても、決して生命はない。」p.4
・「「人間的魅力」もまた、好きか、嫌いかの二者択一である。「その基準をどこに置くのか」を問われるなら、筆者は次のように答える。  「人間である以上、なくて七くせ、といわれるほど欠点は多い。だが、同じ欠点でも、許せる欠点と許せない欠点とがある。許せない欠点とは、それは人間が卑しいということだ。品性下劣な人間、これは容赦なく嫌いな人間のほうへ分類する。何故ならば、人間と動物との違いは、尊敬する気持ちと恥を知ることの違いである。特に廉恥心を失うのは人間としての一の資格を喪失することだからだ。」」p.6
・「たとえ、そいつが悪党とわかっていても、魅力があればどこまでもついていくし、反対に善人でどんなに立派なことをいっても、魅力がなければ、論理とか、イデオロギーだけではついていかない。それが人間である。だから、友を選ぶ場合には、何よりも気質、性格が合うことを第一として、主義主張の合う、合わないは第二にすべきであろう。」p.18
・「人間の面白味はどこにあるのか。それは性格である。性格によって言葉つきも違えば、考え方も違う。いいかえれば、性格がその人の運命である。そして、人間に興味をもつということはその人の性格に興味をもつということである。」p.19
・「以上、「魅力」について、いろいろと述べてきたが、「では、魅力とは何か」と開き直られてみると、「いわく、言い難し」と答える以外に適当な言葉がない。「魅力」とはことほどさように説明しにくいものである。」p.38
・「「急迫ハ事ヲ敗ル。寧耐ハ事ヲ成ス。」  せいては事を仕損じる。人間ができていないと、ギリギリ決着の場で、うろたえて軽率な裁断を下し、臍を噛む。そういう時こそかえって沈着に構え、熟考断行すべきである。」p.55
・「本来、知識などというものは、うすっぺらな大脳皮質の作用だけで得られるもので、学校へいって講義をきくだけでも、あるいは参考書を読むだけでも身につけられる。しかし、それだけでは、人間の信念とか、行動力にはならない。もっと根本的なもの、もっと権威あるものが加わらぬと役に立たない。それは何かというと見識である。(中略)その人物の見識が高ければ高いほど、低俗な連中は理解できないから反対する。その反対、妨害を断固として排除し、実践する力を胆識という。つまり、決断力や実行力の伴った知識や見識が胆識ということになる。」p.73
・「Poison of Power (権力の毒)というくらい、権力は人間をまひさせ、堕落させるものである。しかも「驕慢」という毒に侵され、塩水のように飲めば飲むほど、渇いてくる。権力を得れば得るほど、安らぎが去り、不安と焦燥が後から後から押しよせてくるのだ。」p.89
・「民衆から褒められたりたてられたりするうちはまだダメで、いるのか、いないのかがわからないが、その人がいればそれだけで皆が安らぐ、問題が起きない、それこそが「至れる人」なのである。」p.94
・「「他人の中傷に対して、どこまで弁解せずにおられるか、これを試してみるのも人間修練の一方法である」  宰相、吉田茂の指南番であった古島一雄の一言だが、これほど難しいものはない。  特にインテリの最も悪いくせは、自分の行動を合理化することである。」p.100
・「行為するものにとって、行為せざるものは最も過酷な批判者である。」p.100 これは痛切に感じる言葉。
・「実際の話が、人に親切にされて、一年ぐらいたってから「はて、あれは親切であったのか」と気がつくようだったら、これこそホンモノの親切である。」p.127
・「世の中に「ホンモノ」と「ニセモノ」という言葉があるが、その区別はどこにあるか、といえば、「ホンモノ」は、いつもひかえめで内容が充実しているのに対して、「ニセモノ」は常に大げさで、ハッタリやスタンドプレーが目につくということであろう。」p.128
・「とにかく60点の仕事をやれ。60点以下の仕事はやるな。なぜなら、はじめから100点満点をめざすと、どうしても時間がかかり、弾力性がなくなり、下手にまごつくと、責任回避となるからだ。60点を持続し、それにだんだん味をもたせるようにするのがプロのプロなるゆえんである。経営というのは、タイミングよく、今やれば成功するが、明日に延ばしたら失敗するという例が多い>」p.175 土光敏夫の言葉。
・「曹操は、人間を「才能」で評価した。人間的に欠陥があっても、才能さえあればよい、という考え方である。」p.220
・「人生とは、つきつめれば「邂逅」と「別離」の思い出に他ならない。そして、師でも、先輩でも、愛人でもいい、とにかく一筋の光明を与えてくれた思い出が人間を形成する。」p.233
・「人間的魅力の基本ともいうべき「深沈厚重」「磊落豪雄」「聡明才弁」の三つのパターンについて、書き綴ってきたが、ただ、ここで見落としてならないのは、最初から「深沈厚重」の魅力をもった人間がいるわけではないということである。やはり「聡明才弁」「磊落豪雄」の順序を踏んで、はじめて「深沈厚重」に到達するのである。」p.272
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【社】輪西稲荷神社(室蘭・みゆき町)

2010年09月01日 08時00分32秒 | 参拝記録
輪西稲荷神社(室蘭・みゆき町) 参拝日 2010.1.30(土) [Yahoo!地図]
  
・こちらは室蘭市みゆき町(てっきり輪西町だと思っていた)の住宅街を登る急坂です。道は途中から階段に。
 
・階段を登りきるとすぐ左手が神社の境内になっています。最近になって神社巡りをするようになるまで、こんな場所に神社があったとは全く知りませんでした。
 
・社の正面より。
 
・坂の上からの眺め。向こうには新日鐵の工場群が。

・簡素な手水舎。
  
・社の前に立つ真っ赤な鳥居。
 
・神楽殿とその脇にたつ由緒書きの看板。明治23年創建。御祭神は主神:宇迦之御魂大神、配神:佐田彦大神・大宮能売大神。
  
・拝殿にかかる社名額や屋根の装飾など。
  
・社の前には新旧二組の石灯籠がたっています。
  
・拝殿入口の上には社名額がもう一つかかっています。
 
・鉄格子で保護された賽銭箱。

・拝殿内の様子。二重ガラスでうまく撮れず。

・拝殿前から後ろを振り返る。
 
・社の脇に立つ『山神(大山祇大神)』。
 
・社の側面より。

・社の隣りには集会所のような建物がたっています。
 
・帰り道。足を滑らせないよう、慎重に階段を降りる。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS, EF-S10-22]
コメント (2)
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