Sushi Izakaya Shigezo(炉端 しげぞう)[和食@Portland(OR,USA)][HomePage][yelp]
2011.9.7(水)12:05・19:20入店(初)
注文 食べ物・飲み物いろいろ ?ドル
・この日は午前中に、ポートランド市街中心部の Director Park で行われていた Farmers Market へと出かけました。皆が市場を見ている間、次に「さて昼ご飯はどうしよう?」となることを予測し、付近に手頃な飲食店はないかと偵察に出てみると、公園のすぐ近くに日本語の書かれた提灯の出ている店を偶然発見。店先に出ていたメニューを眺め、その写真を撮ったりしていると、玄関先の掃き掃除をしていたおじさんより突然、「店にメニューがありますから、差し上げましょうか?」と日本語で話し掛けられ「ギョ!?」っとする。後で話してみると、このおじさんは日本人の店長さんでした。そんな経緯があって、昼食はこちらの店に決定。
・こちらはその名も SW Salmon St(サーモン通)沿い。店はそこにたつ大きなレンガ造りのビルの一階に入っています。
・日本的趣味を取り入れた、今時の洒落た雰囲気の店内はかなり広く、カウンター、イス席、こあがりを合わせて100席以上はありそうです。こちらはまだオープンしてから間もないのだとか。
・壁には日本でも見ないような古い映画のポスターまでかかっていました。
・一同が着席したテーブル付近の様子。
・先ほどの日本人店長さんが直々にあれこれ世話を焼いてくれたのですが、「日本の食事に飢えている」ことを話すと、「それでは」と出してくれたのが白菜の漬物とほうれん草のゴマ和え。まさかアメリカに来て漬物を食べれるとは。日本で食べるものと遜色無い味で、一同感激。
・Japanese Style Hamburg ($10):ランチメニューには寿司を中心にバラエティーに富んだ和食メニューが並んでいます。私はハンバーグを注文。ハンバーグ自体はアメリカ的な脂身無しのみっちり密度の高い挽き肉ですが、ソースは和風で食べ慣れた味付けです。つけ合わせはしば漬、レンコンやタケノコの煮物、マカロニサラダ。私にとっては程好い量でしたが、アメリカの人にとっては物足りず、割高に感じてしまうかもしれません。
・Asian Style Fish Rice Bowl ($12):同席の某氏注文の品。サーモン、マグロ、野菜などが乗った海鮮丼。
・Vegetable Curry ($9):同席の某氏注文の品。福神漬つきの日本的カレー。
・Abu-Ramen ($9):同席の某氏注文の品。「『あぶらーめん』って何だ??」と訳も分からず注文してみると、出てきたのは汁無しのラーメンでした。アメリカにて日本の見知らぬ料理に出会うという不思議。
・日本人店長と一行との会話がやたらと弾み、なんと「夕方は暇だから街を案内しましょうか?」との申し出が。そんな訳で母親ともう一名があちこち車で連れて行ってもらい(他三名は別行動)、あれこれいい思いをしたようです。単に食事をとりに入った店でここまで親切にされるとは、ちょっと日本では考えられない感覚です。そんな訳で、すっかり『お気に入りの店』となったこちらでアメリカでの最後の夕食もいただくことに。
・やっぱりまずはビールで乾杯。「地ビールください」と言って適当に出してもらったものなので、銘柄は不明。ガツンとくる風味。
・Yellowtail Carpaccio(ハマチのカルパッチョ)($9):アメリカのハマチはムチムチの食感。
・Okinawa Noodle Soup(沖縄そば)($9.5):『沖縄そば』とはおそらく口にするのは初めて。麺をすすり上げる感覚が懐かしく感じました。カツオダシの効いたあっさりスープもこれまた懐かしい味。上に乗った豚角煮もなかなか美味。
・つくね($?):アメリカのビックサイズに慣れてきたところで、肉団子二つのみの串焼きは少々違和感がありましたが、しっかりと肉の風味がして味の方はなかなか。
・じゃがバター($?):写真は食べかけの図。ホクホクのじゃがいもとキノコの炒め物。
・Chef's Choice Nigiri Combo(おまかせ握り10貫セット)($20):先日ポートランドで食べた回転寿司とは比較にならないほど本格的な握り寿司。「早い者勝ち」ということで、まっ先に中トロ(?)をゲット。日本でもなかなか味わえないような贅沢な味でした。イクラはムッチリとした食感で、やや塩気がきつく、少々違和感あり。
・後からエビの頭の唐揚げだけが別に登場。寿司に使ったエビの頭だそうです。他のメンバーは誰も興味を示さず、私がいただきましたが、これがびっくりするほどの美味しさ。今回の食事で一番と言ってもいいような、当りの "オマケ" でした。
・イカ焼き($?):日本に流通しているものと同じ種類のイカだという話ですが、何故かアメリカで食べる方が美味しく感じます。
・Grilled Salmon Collar(鮭のカマ焼き)($6):豪快な鮭の切り身。脂の乗ったその身は悶絶するほどの美味しさ。鮭好きにはたまらない一品で骨までしゃぶってきれいに完食。
・Home Made Smoked......(自家製スモーク盛り合わせ)($10)
・チキン、鮭、牛たんの薫製。いずれも薫り高い手作り風味でなかなか美味。
・ビール二杯目。黄色く濁ったマイルド風味の地ビール。
・ここで一度トイレに行き、戻ってきてみると、私の席に何故か見知らぬおじさんが座って盛んに日本語で喋ってます。私が戻ると席を空けてくれましたが、状況の分からぬ私は「一体このおじさん誰……!?」という状態。聞けば『ヨシダソース』社長の吉田さんとのことで、こちらの店が行きつけでよく来るのだそうです。失礼ながら日本の一行は誰も『ヨシダソース』を知らず、早口の関西弁であれこれまくし立てる社長を囲んで一同、ポカーン。「世の中、こんなに強烈なキャラクターの人がいるものか」とただただ呆気に取られているうちに、社長は喋りたいだけ喋ると自分の席に戻っていきました。
・棒ギョウザ($?):その吉田社長が、「ここのギョウザ、メチャクチャうまいで!!」というので頼んでみた品。確かに具がみっちりと詰まって美味しいギョウザでしたが、果たして「メチャクチャ」とまでいくかどうか。
・アイスクリーム(サービス?):日本の居酒屋らしく、最後に一口サイズのアイスクリームが登場。
・こちらの調理は日本人シェフが手がけているとのことで、ポートランドで日本の食事が恋しくなった時には特に重宝する店でしょう。こちらの他にも『和食』を出す店はあれこれあるようですが、他の店の料理を味わっていないのではっきりしたことは言えないものの、レベルの高い方ではないかと思われます。
・【外食記録】アメリカ旅行編はこれにて終了。
[Canon PowerShot S90]
2011.9.7(水)12:05・19:20入店(初)
注文 食べ物・飲み物いろいろ ?ドル
・この日は午前中に、ポートランド市街中心部の Director Park で行われていた Farmers Market へと出かけました。皆が市場を見ている間、次に「さて昼ご飯はどうしよう?」となることを予測し、付近に手頃な飲食店はないかと偵察に出てみると、公園のすぐ近くに日本語の書かれた提灯の出ている店を偶然発見。店先に出ていたメニューを眺め、その写真を撮ったりしていると、玄関先の掃き掃除をしていたおじさんより突然、「店にメニューがありますから、差し上げましょうか?」と日本語で話し掛けられ「ギョ!?」っとする。後で話してみると、このおじさんは日本人の店長さんでした。そんな経緯があって、昼食はこちらの店に決定。
・こちらはその名も SW Salmon St(サーモン通)沿い。店はそこにたつ大きなレンガ造りのビルの一階に入っています。
・日本的趣味を取り入れた、今時の洒落た雰囲気の店内はかなり広く、カウンター、イス席、こあがりを合わせて100席以上はありそうです。こちらはまだオープンしてから間もないのだとか。
・壁には日本でも見ないような古い映画のポスターまでかかっていました。
・一同が着席したテーブル付近の様子。
・先ほどの日本人店長さんが直々にあれこれ世話を焼いてくれたのですが、「日本の食事に飢えている」ことを話すと、「それでは」と出してくれたのが白菜の漬物とほうれん草のゴマ和え。まさかアメリカに来て漬物を食べれるとは。日本で食べるものと遜色無い味で、一同感激。
・Japanese Style Hamburg ($10):ランチメニューには寿司を中心にバラエティーに富んだ和食メニューが並んでいます。私はハンバーグを注文。ハンバーグ自体はアメリカ的な脂身無しのみっちり密度の高い挽き肉ですが、ソースは和風で食べ慣れた味付けです。つけ合わせはしば漬、レンコンやタケノコの煮物、マカロニサラダ。私にとっては程好い量でしたが、アメリカの人にとっては物足りず、割高に感じてしまうかもしれません。
・Asian Style Fish Rice Bowl ($12):同席の某氏注文の品。サーモン、マグロ、野菜などが乗った海鮮丼。
・Vegetable Curry ($9):同席の某氏注文の品。福神漬つきの日本的カレー。
・Abu-Ramen ($9):同席の某氏注文の品。「『あぶらーめん』って何だ??」と訳も分からず注文してみると、出てきたのは汁無しのラーメンでした。アメリカにて日本の見知らぬ料理に出会うという不思議。
・日本人店長と一行との会話がやたらと弾み、なんと「夕方は暇だから街を案内しましょうか?」との申し出が。そんな訳で母親ともう一名があちこち車で連れて行ってもらい(他三名は別行動)、あれこれいい思いをしたようです。単に食事をとりに入った店でここまで親切にされるとは、ちょっと日本では考えられない感覚です。そんな訳で、すっかり『お気に入りの店』となったこちらでアメリカでの最後の夕食もいただくことに。
・やっぱりまずはビールで乾杯。「地ビールください」と言って適当に出してもらったものなので、銘柄は不明。ガツンとくる風味。
・Yellowtail Carpaccio(ハマチのカルパッチョ)($9):アメリカのハマチはムチムチの食感。
・Okinawa Noodle Soup(沖縄そば)($9.5):『沖縄そば』とはおそらく口にするのは初めて。麺をすすり上げる感覚が懐かしく感じました。カツオダシの効いたあっさりスープもこれまた懐かしい味。上に乗った豚角煮もなかなか美味。
・つくね($?):アメリカのビックサイズに慣れてきたところで、肉団子二つのみの串焼きは少々違和感がありましたが、しっかりと肉の風味がして味の方はなかなか。
・じゃがバター($?):写真は食べかけの図。ホクホクのじゃがいもとキノコの炒め物。
・Chef's Choice Nigiri Combo(おまかせ握り10貫セット)($20):先日ポートランドで食べた回転寿司とは比較にならないほど本格的な握り寿司。「早い者勝ち」ということで、まっ先に中トロ(?)をゲット。日本でもなかなか味わえないような贅沢な味でした。イクラはムッチリとした食感で、やや塩気がきつく、少々違和感あり。
・後からエビの頭の唐揚げだけが別に登場。寿司に使ったエビの頭だそうです。他のメンバーは誰も興味を示さず、私がいただきましたが、これがびっくりするほどの美味しさ。今回の食事で一番と言ってもいいような、当りの "オマケ" でした。
・イカ焼き($?):日本に流通しているものと同じ種類のイカだという話ですが、何故かアメリカで食べる方が美味しく感じます。
・Grilled Salmon Collar(鮭のカマ焼き)($6):豪快な鮭の切り身。脂の乗ったその身は悶絶するほどの美味しさ。鮭好きにはたまらない一品で骨までしゃぶってきれいに完食。
・Home Made Smoked......(自家製スモーク盛り合わせ)($10)
・チキン、鮭、牛たんの薫製。いずれも薫り高い手作り風味でなかなか美味。
・ビール二杯目。黄色く濁ったマイルド風味の地ビール。
・ここで一度トイレに行き、戻ってきてみると、私の席に何故か見知らぬおじさんが座って盛んに日本語で喋ってます。私が戻ると席を空けてくれましたが、状況の分からぬ私は「一体このおじさん誰……!?」という状態。聞けば『ヨシダソース』社長の吉田さんとのことで、こちらの店が行きつけでよく来るのだそうです。失礼ながら日本の一行は誰も『ヨシダソース』を知らず、早口の関西弁であれこれまくし立てる社長を囲んで一同、ポカーン。「世の中、こんなに強烈なキャラクターの人がいるものか」とただただ呆気に取られているうちに、社長は喋りたいだけ喋ると自分の席に戻っていきました。
・棒ギョウザ($?):その吉田社長が、「ここのギョウザ、メチャクチャうまいで!!」というので頼んでみた品。確かに具がみっちりと詰まって美味しいギョウザでしたが、果たして「メチャクチャ」とまでいくかどうか。
・アイスクリーム(サービス?):日本の居酒屋らしく、最後に一口サイズのアイスクリームが登場。
・こちらの調理は日本人シェフが手がけているとのことで、ポートランドで日本の食事が恋しくなった時には特に重宝する店でしょう。こちらの他にも『和食』を出す店はあれこれあるようですが、他の店の料理を味わっていないのではっきりしたことは言えないものの、レベルの高い方ではないかと思われます。
・【外食記録】アメリカ旅行編はこれにて終了。
[Canon PowerShot S90]