紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

映画会(追写真あり)

2006-07-28 18:26:05 | 9・昔の風景
いつだったかBlogにも書いたが、私が小学生の頃、授業時間を2時間使って、映画会というのがあった。
一学期に一度くらいだったけど、その日、突然映画会がある、とわかると、最高に幸せな気持になった。

ニュー・シネマ・パラダイスでは、町の広場にある教会の映画館は、まだテレビもなかった時代に、老若男女、みんなが集まる、憩いの場所だった。
あの映画を見て、ふと思い出したのが、学校の映画会。

ほんとうに楽しかった。低学年は、前の方のゴザに座る。高学年になると、後ろの長いすに座る。

見た映画は、物語もあったけど、場所が学校だったので、跳び箱に飛べるようになった子どもの話しとか、メガネをかけるのがいやだった女の子が、かけられるようになった話し。など教育的なものもあった。
でも、どんなものでも、みんなで暗い講堂に集まって見る。それだけで、わくわくした。
古いフィルムを借りていたせいか、途中にコゲたあとがあったり、フィルムが切れたりした。先生が急いで、継いでくれた。そんなことも、ニュー・シネマを見て思い出した。

写真トップは、運動会の写真だけど、後ろに写っているのが、その時の講堂。

教室から講堂まで、渡り廊下を歩いていく。歩きながらも、嬉しくて胸がドキドキした。その手前では、トントンがお遊戯をしている。



ついでに、高井戸第二小学校の写真を何枚か載せてみる。

母と。
運動会見物の後なので、疲れてるような母。見物しただけなので、動き足りない私。おそらくトントンを待っているところでしょう。



運動会が終わったトントンと。



別の時の運動会の写真。東校舎。



校庭にあった鉄棒。