今回のキーワード「餌付け」
ドラゴンクライシス! 第1話「さらわれた少女」 △
「魍魎の匡」は別格として「箱の中身が大事なモノ」って出だして
第一感ででてくるのは「アスラクライン」すかねえ
なんか主人公のオトコノコもちょっと似てるイメージだしね
大事な大事な箱を主人公本人の意志で開けるわけじゃなくて
なし崩しで開いちゃうあたりが当今の受け身ヘタレ主人公のあり方といおうか
そーいえばアスラクラインにも押しの強いねーちゃんがコロコロ
いたっけねえ、そんなに印象に残っているおはなしではないのだけど
フラクタル 第1話 「出会い」 △+
なんなんだ、この大学のアニメ研のような作品w
草原と飛行機と謎の女の子とおまぬけ3人組ってのはもう定番を通り越して
アニメの基礎的なインフラになっちゃっているけどね
それを「現代」のアニメーション技術でやるとどーなるかっていう手慣らしって
とこかいねえ。「女の娘」がキッチリ傷ついたりするからけっこう真面目に話しを
進めていこうってことらしい、最後に「謎の女の娘その2」が登場するのが
もういっちょう!って感じで個性を主張しているかも。
放浪息子 第1話 「おんなのこって なんでできてる?」 △+
もうあれすね、時代はへたれを通り越して男の娘のみが個性を主張している
そういう状況なんかもね
スピード+パワー=爆発! なんざ微塵もでてきやしない
桜の花舞い散る中、触れば折れそな娘鳥さん達を愛でようってことらしい
そうなると視る側も襟を正さねばならぬわけで、ぞろっぺえ視聴をしている私には
けっこうつらいかもしれない予感。
夢喰いメリー 第2話「夢もキボーも」 △+
風呂が面白いね、いや覗きたいとかそういうのじゃなくてさw
とりあえず「入浴シーン」を出しとけってのはもうアニメの「基礎インフラ」に
なっちゃっているわけで、だからこそ10回以上もそれに成功するわけだ
しかるに、このメリーさんのおはなしではそーんなに必然性を感じないわけで
それは逆説的に言えば物語のいちれんの流れにうまみが存在していることの証でもある
ただ、手放しで話しを進められるほどエンタメ的な高揚感があるわけでもないから
そこが「幻想」をメインに据えたおはなしの難しいところで
今回も「風呂」を抜いちゃったら瞼が重くなったかもしれず、そういうギリギリの
せめぎ合いが当作品の見所のひとつだと個人的に解釈しています。