異国迷路のクロワーゼ The Animation △+
要は「今日は19世紀のパリを紹介します」って体ですよね
そこが無駄が無いととるかハナシが無いとるか
できたてのパンには何もつけないでも美味しいって言ってもいいけど
まーそれを言うならこの時期はどれも「できたて」なんだからどれも
旨いっちゃそうなのだけど、それだけってのもちょっと寂しくはあるね。
R-15 第1話「ようこそ閃学園へ!」 △
「官能小説」に限ったことじゃないけど活字だけで成立している小説の文を
「声」に出すとえれーこっぱずかしいことが少なくはないわけで
そのあたりの機微を心得るのが良い表現者の第一歩なんだけど
まーホントにそのままやったらギャグだよねw
あとはーまー学園ハーレム以上でいいんじゃないか
主人公が「小説家」っていう設定は主人公が書いた小説が物語中でウェートを
占めない限りは物語的にエンジンがかかりにくい設定だから
あんまし旨味は無いと思うけど、どうなるのかな
キャラ的には「不幸だー」って言ってるだけの御仁と五十歩五十一歩だけど
ゆるゆり 第2話「私とあなたと生徒会」 △+
「~の天才」みたいな気が狂ったような設定が跳梁跋扈してる理由は
そういうどーでも設定でもないとハナシが進まないからってのもあるんだろうね
「ごらく部」みたいにさ。今回の「生徒会」のようにいささか強引でも
どんどんつっかかっていかないと女の娘にブヒることもできない、っていう
そういう強引さを「ツンデレ」の「ツン」に肩代わりしてもらっている
っていうところもあるね、便利な設定だよなあ。
逆境無頼カイジ 破戒録篇 第15話 虚仮の一心 △+
おっちゃんが道化を演じているあいだにカイジがこそこそいろいろ仕込むのね
ミステリとかでもそういう状況がよく発生する
視聴者を「騙す」っていうもっとも基本的なやり方なんだけど
最近はみんなめんどくさがってやらなくなったねえ
死体を転がせばみんな驚いてくれるのなら楽ではあるけどさ
相手を騙すために小金(それでも600万円!)と拷問を甘受するとか
餌もキチンとまいておくのが誠実。
ロウきゅーぶ! 第2話 「小さな少女の願い」 △+
バスケがしたいんです
すまん、突然真面目にバスケやりだしたから驚いちゃったw
最近はゆるゆるしてるのに慣れちゃったからといいわけしておきます
確かにこういう設定は2話目ぐらいには出すほうが勢いがつくし
まあ、もったいつけるほどのもんでもないしね
智花がバスケやってるシーンは真面目につくっていてガチですって感じ
だからこそ陸橋のシーンは定番だけど説得力をもつ
フォーカスを5人から1人に絞ったからますますそれは強い
こういう風に軸ができるとハナシは回りやすくはなるよね。