意志のなかにいる

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ええい、原作のストックなんて待ってられるか!(アニメ感想)

2011-10-13 10:50:41 | アニメ感想(2011・4期)






Fate/Zero 第2話 「偽りの戦端」 △+






しかしまあイロイロやってんねえ、現代のレクチャーあり
微笑ましい親子劇あり、サイコ野郎どもの殺人劇あり
そしてミッションインポッシボーと金
その演出のどれもが優れている、絢爛で舞踏な状態
こんだけ実力者ぞろいの声優さん達でもその声が突出することなく
舞台の内部で消化されてるのがその証拠ってとこですかね。










機動戦士ガンダムAGE 第1話 「救世主ガンダム」 △+







「ガンダム」って単語がくっついてるだけでこの大騒ぎってもう病気だよなあ




「人が死ぬ(殺される)」ってのが「教育的配慮」で
リミッターがかかっているってのは史上最も厳しい枷かもしれん
ママンの死っていう「復讐」っぽい目的をフリットは持っているのにその原因が
サラッと描かざるをえないのがまあ「無目的世代」ってことなんかも
「大地に立つ」ってどころでなくていきなり軽業を決めるのが00年代ガンダムの
デフォルトだけどそれに反して初めての撃破が「ナイフでぶすぶす」っていう
泥くささのアンバランスさが現代において「ガンダム」を扱うことの矛盾を
表現しているって言ってもいいかもね
戦争モノとしての「生っぽさ」と現代アニメの「嘘くささ」の混淆。










未来日記 第1話 「サインアップ」 △+







好きになれないところからスタートしますねえ
ハナシの中で主人公まで含めて誰も好きになれないってのがまあ
そういうことなんだっていうことですな。

「未来日記」もそれぞれの人によって特徴があるみたいで
自分のことを10分ごとに更新している人が敵だったら瞬殺、じ・えーんど
ってことだろうけど、味方だったんでまあなんとかってとこ
この状態は馬鹿みたいに強い奴が出ない限り他のプレイヤーも2人以上の
コンビにならないと太刀打ちできないってことだろうから
当初は殺人ゲームの緊張感が薄れるかもね
まーかわりに心強い協力者が超ストーカーっていうのでハナシが進むだろう
ちゅうかヤンデレ由乃さんとの共存がハナシの本当の主題だろうねえ
ま最後まで座っていられるイスは1つしかないみたいだけど。













侵略!?イカ娘 第3話「散歩しなイカ!?/体操しなイカ!?/助けなイカ!?」 ○






>散歩




イカちゃんは似合ってても似合ってなくてもかわいいのうかわいいのう
犬ってけっこう嫉妬しますよね、そこがかわいいのだけど





>体操




いきなり創作ラジオ体操を5分もボーっと見ている異常事態w
こういう「原作を超えてるだろ」って瞬間を見るために
アニメを視聴しているとこがある
そんで「体操」名目でイカちゃんが合法的に動かせるのがおいしい
オチもずーずーしくて決まりがいい。




>ライフセービング




真面目に考えると悟郎は「人のため」にライフセービングやってて
イカちゃんは「海のため」(と自身の食欲を満たすために)その
仕事の手伝いをやってるわけで
人間達が自分で捨てたゴミで自分たちが危険な目に会うのは自業自得なワケだから
くどくど説明までして助けてやるぐらいの義理はないのよね、最後は助けるけど。
イカちゃんが「海の使者」であることを主張してた珍しい1話だった。









ちはやふる 第2首  からくれなゐに ○






「特別ななにか」ってことを非常にアツく描き出せてますよね
「空気読めない」主人公と文武両道な少年とハブられてるカルタ少年という関係を土台に
「かるた」で勝ってもまわりは冷めてるのに「アイドル」ってなると
チヤホヤしだす世間、ってな感じ。そして「漫画」ってのはそういう
「特異」と「平常」の間を描くのに非常に適しているとおもう。
そしてまあ勝負事に負けて泣くオトコノコは美しいですなあ
これにはずるい手使ってそのあと千早に負けたオトコノコも含んでよいかと
泣くほど悔しくないと強くなれないです、そういうのが描けてる「特別な作品」ですな。





コメント
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