意志のなかにいる

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この記事はコピーライターによるものです (アニメ感想)

2014-04-03 01:51:51 | アニメの感想2014年 春







生徒会役員共* 第13話
正しい恋バナ/遠距離アタック/毛のラインナリ/桜の空 とまとめじゃ △++










「ギャグ漫画」って格闘漫画と違って「縦に掘る」ってあんましできないのね
別に強くなる必要も恋愛が成就する必要もないワケで、せいぜい新キャラを出して
新しい化学反応を期待するぐらいやね「横に広げる」というとこかしらね
役員共の2期はうおみんの出番増やして、コトミに中二病設定を追加してって感じ
まあ実に穏当でハズレの少ない選択だったかと。当作品は馬鹿なことばかり言ってるけど
やっていることはチラチラ頭の良さがうかがえるのよね。
アタマの良い人はしばしば余人がついていけない方向性にエスカレートしがちなものだけど
「下品」っていう重しをしていると地に足の付いている感じがあるね
そうやってこの作品は「4コマ漫画」の美質である「安定感」を獲得しながら
「刺激」を失わずにいるとても良く出来た作品になっているとおもう
当作品の流儀にのっとて言うなら「使い慣れた穴」みたいなものかと。
最終話のタカトシ君とスズのふたりきりになった生徒会が寂しい
別に「いなくなったフリ」とか強いてしているワケでもないのに
いや、だからこそかえって「いなくなったのが当たり前になった」感があり寂しいのよ
そしてその後に「太巻き」のネタだからねえw
そんな感じで大人になって今はもうしなくなった「下品な会話」を彼らに肩代わり
してもらっている、ということなのかもしれない
そしてそういうものだって立派な「青春」だって叫んでいいのだとおもう
ただ、●●●●●とかはやっぱり外で叫ぶのは止めておいた方がよかろうw















中二病でも恋がしたい!戀 第12話 黄昏の…上級契約(ハイヤーエンゲージ)
と感慨完結(まとめ) △++







君の姿は僕に似ている





ハナシを進める上でのモチベーションとして「わけあり過去話」ってのがあって
前期で六花の分のカタがついているから今回は勇太のことをちょこちょこ
併せて七宮を持ち出してきた、と。これは多分ハナシを引き延ばす為の後付け設定で
そういう意味でも七宮が「平行世界の六花」的なキャラと理解してもあながち間違い
ではないということやね、あるいは「魔法魔王少女」と名乗るあたり
「未来から来た六花と勇太の娘」という勝手な脳内設定もアリかもしれん
つまり彼女は「中二病でも恋がしたい!」が生み出した「仔」と言いたいのね。
「子供」を見る視点、というのは暖かで確かなまなざしだろうね
モリサマーと凸にもそれは適応できるね、「中の良い姉妹」なんてどうでしょ
そして「子供を愛でる視点」ということに関して京都アニメーションは
ほぼ最高のパフォーマンスを発揮するから、つまりはこの作品はやる前から
勝利が約束されていた、ともいえる。
それこそが上級契約(ハイヤーエンゲージ)だったんだよ! 


ΩΩ< な、なんだってー!


ま、キスすらしないで「仔作り」が可能なのだから他の女の娘を切り売りしてる
とこからしてみれば羨ましい限りなのかもしれないね
そういう「売春趣味」から逃れられているそのこと自体がある種の奇跡ともいえよう。














未確認で進行形 第12話 「わかってる? わかってる」 とまとめ △+








ユーコピー アイコピー







ぶっちゃけると「面白いネタ」とか「トーク」ってのは
あんましなかったよねえ、白夜とか小紅にそんなこと期待する方が
どうかしてるってものだよね、そこを幼女とハイテンション姉が埋める
ってそんな役割分担だったようなな。
「許嫁」がいるもんだからこっちも売春趣味からは大概隔絶されているけど
さて、「都会もん」としてはこのハナシをどう愉しもうかねえ
というかありのままにココロ安らかに視聴するほかないわな
少なくともそれが出来る程にはいろいろと「安産型」な
作画・内容・演出の作品だったかとおもう。
くたくたになって帰宅してなんとなくテレビをつけたら
巨人が母親を食っているような作品ばっかりだったら嫌だわな
ま、かといって当作品のような趣旨だと圧倒的な何かに辿り着くことは
おおよそなさそうではあるし「評価」そのもを否定しているのだから
こちらからは何ともかんとも、真白タンカワイイとしか言いようが無い
紅緒のようにな













となりの関くん 第13話 プール とまとめ △+









「10分」(正確にはもっと短い)じゃ正直「何も出来ない」よねえ
でも、だからこそ無限大の可能性があるのかもね、俳句のようにさ。
関くんが率直に「遊び」をやって横井さんがそれに「突っ込む」
役割分担が美しいね。いい相方、いや、いい夫妻だよ、あんたら。
これ、関くんだけだとだんだん遊びが神経質になって嫌味だったとおもうのね
途中で馬鹿馬鹿しくなるに違いない、横井さんが先周りして「もー関くんは」
って言ってくれているから救われているのよ
花澤さんはそういう「気づかない間に救っている女の娘」の大家だわな
そしてこういう自由な作品に僕たちも含めていろいろなものを
救ってもらっているのかもしれない、本人はただ遊んでいるだけなのにね。












のうりん 第12話  みんなののうりん とまとめ △+








GREEN GREEN







ある程度アニメを愉しんでいる人達ってのは「そういう文脈」に
慣れ親しむワケですよね、おかんとかに言ってもまるで理解してもらえない
別の言語みたいな文脈。いっぽうで生業にかかわることは嫌も応もなく
ある事態を理解していかなければならなくなるわけで
「農業」に関しては普段僕らがある程度その苦労の「イメージ」を持っているから
分かり易いっちゃ分かり易い、天災イベントに後継者不足ってな
耕作くんの言う「公平な目」ってのは「超かわいいよ」的な楽しい文脈と
実も苦労もある「実業」的な文脈を両方取り扱っていくって発想なのだろうね
マネー山上が出てきた回はそのあたりがちょうどグレーゾーンならぬ
グリーンゾーンで交わった興味深いとこだったかとおもう。
ま、でも基本的に「趣味」ってのは「無力」でそこを弁えてるからこそ
それが「救い」になるかもしれんと作品の側は提案してるわけなのね
そうやって僕たちの文脈が「無意味」になる一歩手前で救われたという感じではある
ただまあ「ヒロイン二人を『公平に』扱う」とかフザけたことを言うと
簡単にしばき倒されるように、やっぱりそれは「弱い」に違いない
そういう「弱さ」も含めての公平な視点が作品の安定感をもたらしていたかとおもう
ま、公平にする為に高校生の対でアラフォーの「ベッキー」を出したのはどうだったかw
一人で暗黒のフォース面を担当していた感じでえげつなかったかと
「公平な視点」が生み出したモンスターやったww














ガンダムビルドファイターズ 第25話  約束 とまとめ ○








この気持ち、まさしく愛だ!







そもそもこの「ガンプラバトル」のシステム自体が謎だらけで
どうしたら強い・弱いがようわからんわけなのだけど
ただ、それはいい加減ってワケじゃなくて対象年齢が低い人達に
物語を提示する時には「アリ」だと思うし、それによって
「物理学」とか「人類革新の楔」から解放されているとも言えるのね
「強いように見える方が強い!」とか自分がそんな子供だった時分なんて
もうよく覚えていないけど、それを取り戻したような素敵な気分。
そして「自由」になったことで「アニメーション」としても
現代の技術や文脈が遺憾なく発揮されていたような印象を受ける
それは「漫画」とか「小説」で表現が困難なほどの速さ・麗さだったかと。
まあ、このハナシが成立するのは正史ガンダムが「物理学」とか「人類革新の楔」に
よく耐えているからこそのことなのだけど、そのあたりの敬意も作中で充分に覗えて
なんかもう視ている側としては幸せすぎて蕩けるような時間だったよ
ガンダムは楽しい、アニメーションは楽しい、こんなにうれしいことはないよ。







コメント
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