精霊使いの剣舞 第1話 剣と学院と火猫少女 △
火遊びは危険じゃゾ
うーんまー深夜枠のアニメを視聴している人にとっては
「ああこういうのね」でハナシが済んでしまうちゅうか
ちょっと前にも「炎の魔女」的な作品がありましたよね
あれぐらいやってようやく「及第点」ってご時世に
ここまで「アニメーションはしてるアニメ」をやるってのも
ちょいと月並みにすぎやしないかとかが第一印象というのも困るね
ま、女の娘達とおっぺけぺーするのが主要な目的なのだから
ぐだぐだ言うのも萎えるけど「見てる側に覚えてもらえばいい」
って程度のメディアミックスの効能をあてにするには
あまりにも最近は作品が氾濫しているとおもうけど、どうか。
RAIL WARS! 第3話 カッコよかったよ △+
「音鉄」以上、ってなかんじでんな
まあ出だしの雪ふりしきる中音を「拾いに行く」ってことを
やっている時点でどんな連中なのか、そしてオチまでわかるわね
まあこういう具合に特殊な素材を使うと自然に「ネタ」があるんで
それを物語に組み込んでいけば「月並み」は避けられるしかけではある
まあオチがバレちゃいやすいのが難点だけどね
今回の場合は「ヘッドホン女子」ってのがナチュラルに提示できるのと
「海芝浦」っちゅうロケーションが確保できるのがおいしいね
普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
第3話「着てみた。脱いでみた。」 △+
「ご当地キャラ」とか出してきたのが自然で、そしてあざといですねw
「地域密着型」とかあんまし派手なことはできないけど
それなりに転がってきたのがまあいいかんじ、といったトコ
そこに「ロリ巨乳の先輩」とかいいキャラが出てきたのも収穫
最近のアニメとしてはあんまし露骨なエロにはしってないから(あたりまえだ)
逆にいえばそのあたりに「健全なエロス」があって
それゆえに今回の「一肌脱いでみた」にも意義があるようにおもう
肌色が氾濫している中で「健全さ」が「サービスシーン」に貢献していて
制作もそれに相応しい画を提示しているとおもう。
アルドノア・ゼロ 第3話 戦場の少年たち -The Children's Echelon- △+
正当な報復
「頭が回る主人公」を推してますね、作品も「戦争」でありながら
「無差別な破壊」っちゅうより「洗練された暴力」という印象
「無敵の巨人」をハメて倒す快感とその為に集まった人員の活躍を堪能した感じ。
「復讐」すら血と涙を伴わずに(全くではないけれど)必要なことをするという
その冷徹さが「現代の戦争」というかんじをうかがわせるね
それは「新しいロボットもの」を造り出そうとしているともとれる
で、ありながら「進歩」している側に所属するスレインがトリルランを
射殺するシーンがあり「残酷さ」が転倒して示されているね
このあたりのバランスの配慮も「頭がいい」といえる
ソードアート オンライン II 第3話 「鮮血の記憶」 △+
トラウマ告白回、その内容はエキセントリックにすぎないけど
それゆえに堅実に描かれていて、痛みが一部共有できるね
そのあたりの機微を沢城さんが見事に演じていたかと
「月刊少女野崎くん」で歌い出した時も度肝を抜かれたけど
いい役目を与えるとそれに見事に応えるよねえ
基本的に「きれいなセカイ」ゆえに「鮮血」はその量の過多を
問わずココロに染みこみ、自分達を殺そうとした「敵」にさえも
「それをしてはいけない」という「罰」を与えるそういう
呪われた意味をもつ「鮮血」だったね、そういうのを派手にやらず
そして「ゲーム」の世界ではバンバンやってる対比がすばら
ばらかもん 第3話 ひとんもち △+
作品を認められない芸術家が「お前達に何が分かる!」って
叫ぶのはまあ特権ですよね、この叫びには「認めて欲しい」って
要求があるワケで「そもそも理解されなくてもいい」って境地には
まだ足りないということなのね。まあそういった境地に達した人らも
やっぱりある程度は人が見てくれるって前提があるからこそで
生前は1枚しか画が売れなかった画家とかは流石に辛いとはおもう。
ま、そのあたりの「真剣勝負のままならさ」を「生活」が癒やすっちゅう
方式になっているのね、「負ける」ことがある意味望ましい
ちょっとあまりない形式になっとるのが面白い
いっぽうで「これから」何かをやろうとしている若人も
集まってきて、自然とハナシがふくらんできて、いい感じだ