六花の勇者 第1話 地上最強の男 と 第2話 初めての旅 △+
勇者の裏切り者
主人公から次々に繰り出される卑怯な手段がよろしいw
そもそも「伝統の武闘大会」に横やりを入れてるしね
さまざまなる規範の逸脱とそれが許される逼迫した事態
そこに「潜んでいる殺人者」っちゅうミステリ的な要素を
1枚かませているのがサビがきいていい感じだね
変化球を投げたらその後のストレートなファンタジー世界の提示と
男女1対の変人(勇者?)によるやりとりが「率直」でよい
異世界で活劇をするっていうたのしみと、それに「謎」っちゅう
一本の背骨がハナシをつらぬくよいつくりのおはなし。
WORKING!!! 第1話 ワグナリア戦線異状なし と 第2話 愛の嵐!? △+
1期から視聴させてもらっている身だとなんちゅうか
ワグナリアが「広く」感じるというか、ぽぷら視線になっているというか
そんなかんじ、多分ここ数年で「空間」が広くとれるようになった
ってことなのかもしれない、あるいは作り手側の趣味。
ばーっと主要なキャラクターを出して彼等がどういう「キャラ」かを
ほぼ1話2話で完結できているように思えるね、どMは知らなかったけどw
登場人物に何らかの「欠陥」があるんですよね、そしてそれが矯正
されないままに「よくある」こととして日々の仕事に生活に励む
っていうそういう明るい生活感と漫画としてのたのしさが両立している
ソツがない松本さんが一番目立たないのがその証拠かと。
あとはまあ恋バナだよね、皆さんの親密度だけが増しているのがよくわかる
趣味の違いとか誤解や勘違いもあるけどそれでも「親愛度」だけは
一層密になっているってのがうるわしいとおもう。
監獄学園 プリズンスクール
第1話 ノゾキ大作戦 と 第2話 尻すぎていた男 △+
なんだろう「学園もの」とか「男女比の比率が異常」っていう
当邦のまんがとかアニメにおける「常識」をある程度本気で描いたら
どうしてこうなってしまったのだろうかw という感想。
「ノゾキ」がばれて半殺しにされるって一体何十年前のハナシづくりなんだw
男子連中が阿保すぎてアレだからまだわかるけど女性陣もけっこうアレだよなあ
なんというか「こういう画」なら真面目にハナシもつくれたろうに
それでいながらアタマがスッポンポンなバカ話をつくるっていう手法な
こういう自分が今の年齢の半分ぐらいだったころの逸脱したリビドーと
馬鹿なことにかけられる情熱と体力が彼等によって達成しているようなそんなとこだ
それを校長のような目で眺めてい、る。
干物妹!うまるちゃん
第1話 うまるとお兄ちゃん 第2話 うまると海老名ちゃん △+
実は私は
なんだろう外面の完璧さと養ってくれる「おにいちゃん」がいなければ
ワタクシほとんどうまるちゃんと同じ生活を送っているんですがw
甘い菓子としょっぱい菓子を交互に食べて炭酸で流し込むくだりとかシンクロ率400%だw
これはあれですよねえ「愛するモノ」を視る視点ですわな
一緒に生活をしている人間ってのは良きにつけ悪しきにつけ
「特別」な見え方をするもので、それと外面との違いは当然あるわけだ
うまるちゃんっていうちょっと特別な「俺ら」に対するあったかいまなざしがぬくい
そしてその一方で海老名ちゃんっていう「お兄さん」に特別な視線
まあ「恋心」っちゅう「よくあるはなし」なんだけどを向けるのも
この特別な「干物妹」がいて初めて「おいしい」わけで
そう、「しょっぱいモノと甘いモノを交互に食べるようなたのしみ」と言ってもよいかと