機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第11話 ヒューマン・デブリ △++
紅茶と血
自分達とほぼ同じ境遇の少年達に襲われるとか、よいね
そこに弟がいるとか、たたみかけてきますなあ。
まあ逆に言えば諸条件をクリアすれば彼等も「家族」にできる
チャンスがあるということやね、ケンカしてても仲良くなれるのが
オトコノコ同士の友情ってなもんだ。
いっぽうで地球、それも富裕層じゃあ紅茶をすする余裕がにくい
でもこれぐらいの「現実」はちょっと前までは当然のこととして
皆が認知していたことで、それがきょうびのアニメでは不要的な「つらい現実」が
また息を吹き返して目の前にある事実、そして死にかけたタカキが
助かったことへの素直な喜びがあるなあ。
ヘヴィーオブジェクト
第10話 二人三脚登山は命懸けで イグアス山岳砲撃戦 I △+
若人だからね、「油っぽい肉食いてェー」って気持ちはわかるw
まずいレーションとピンナップの尻じゃココロが満たされないわなあ
まあそんなかんじで「戦場」でも人間らしい生理があるのは当然で
そこに救われたりするってのはあるねえ、のんきに茶を御馳走になったりな
「特殊工作兵」的なあつかいだから世界中いろんな所に引っ張り廻されるのよな
そこではさまざまなシュチュエーションや
オブジェクト(兵器としての意味だけにあらず)があって
どうかすると「旅番組」的なライトノベルのようなたのしみがあったりする
まあこの安心感は「戦争」ものとしてはどうかともおもえるが
そもそも「リアル」な「戦争」を視聴者が望んでいるか、疑問があるしな。
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツ♥された件
第10話 前から気になっていたんだけど、ゲッツってなんなの? △++
あの黄色いジャケットがズラーっと並ぶと、壮観ですなあw
しかしまあ「歪みねえ」よりこの「ゲッツ」に対するアプローチがなかなか面白い
「リアル」ではもう「死んだ芸」として見向きもされなくなったのが
「お嬢様学校」が舞台の「アニメ」で息を吹き返すというのが
「間合い」がうまく読めている気がする。
なんちゅうか「一般社会」で流行っているものが「学校」っていう
小さい社会の中で拡大再生産されているのが当邦の流儀で
また「小さい」からこそそれはより迅速にかつ深く浸透するってのがあるかもね
一番迅速に染まる愛佳がヒロインっぽいのはそういった理由もあろう。
おそ松さん 第11話 クリスマスおそ松さん △+!
しーねしねしねしーねしね
のっけから嫉妬でゾンビ化した壊れぶりがまあ、言葉を絶するww
カップルに対するからみかたとかがリアルで嫌すぎるねえ
あれっすよね国民的な「生殖行為の日」みたいな行事になってて
その中であぶれモノがでるのが「平等な国民」としては苛立つわけで
でもまー無いモノは無いのだからしょーがないよねー
「マッチ売りの少女」とかがリアリティを持つのはこの日ぐらいなんじゃないか
そういう意味でも「持つもの・持たざるもの」が同質性を旨とする
当邦では珍しく顕現するという意味合いにおいて特別な日ではあるのよね
まあそういう日をサンタさんまで含んでめためたにしてしまうのが
お粗末さんのスタンスだね、ちょっと前までは「絶望した!」っていいながらやってたことだ。
ご注文はうさぎですか?? 第10話 Eを探す日常 △+
すべてがEになる
なんちゅうかこれで「高校生」なんだからびっくりするわな、今更だがw
リアルな「高校生」って意味合いではなくてある特殊な表現媒介における
恒常化した特殊な「設定」的なそういうものなんだろうねえ
ま、当作品は「学生」らしくないのは確かではあるな
ただ「学業もできない程の貧困の子供」ってなるとオルフェンズになるから
この不思議空間を構築するには
「労働者のようで労働者でない、学生のようで学生ではない」っていう
微妙なラインを維持する必要があるわけで
「いろんな部活をエンジョイする」ってのが成立するには
「部活」に捕らわれていない毎日が必要だってことだ。
オトナになった青山ブルマさんが小説家なのもその延長にあるからといえよう
あと「明日遊ぶイベントがあるから今日がんばって働こう」って人と
そうでない人の差があるのがちょっとリアルではあるな。
新妹魔王の契約者BURST 第10話 果たすべき意思の後先 とまとめ △
なんちゅーか本格的に魔界で「戦争」とかってなると
戦闘や設定の処理に追われて肝心の「調教」に手が回らないとこがあるなあ
しかもハーレム状態になってきたから一人あたりに時間もとれないという
最後の最後ようやく「ご褒美」にありつけると思ったらその時間もないのが
まあ象徴的ではあるね、名瀬のアニキあたりにそのあたりのさばき方でも
教授してもらうのはどうだろうかw
まあなんちゅうか「義務」ってのはあるな「物語的」な
ハナシがどんどん大きくなってこまごまとしたことや尻とかに
かまけていられなくなるような、そういうダイナミズム
「学園モノ」の典型のような当作品が一昔前のテカいホラばなしに
つきあって随分苦労していたような、そんな感じではある
それは当邦における「色恋にかまける時期」と「そんな暇がない労働者」の
断絶とも置き換えてしまっていいのかもしれぬ。