うたわれるもの 偽りの仮面 第11話 皇女の火遊び △+
夜泣きうどん
なんか偉い人のお戯れに付き合うとは人がいいこったねえ
まー勘ぐるならそれができるぐらい国家として「余裕」がある
って考えていいのかもな、前作だともうちっと「真面目」に
「国」と関わっていたような気がするしな。
そういう「リアルな政治」から離れて「火遊び」をたのしむのが
ゲームにおける主流な流儀なのかもしれん
妙に推してる「ホモあそび」もそういう当世の流儀にのっとった一環かと。
アクアプラス的には「ガチな恋愛」ものも提供してきたわけで
そういうのを踏まえるとこれぐらいは本当に「お遊び」といえよう
つーか全然色っ気がないもんね、じっくりときてる。
アクエリオンロゴス 第25話 集え!明日を望む声 △+
DIVA特製社員弁当
「歌劇」に「禁断の敵味方3身合体」とか「アクエリオン」の真髄を見たかんじ。
もし「マクロス」とかでやったなら「ふざけんな」ってなるだろうけど
「まあアクエリオンだしなw」で済ませられるのがいいところだw
こんな感じで「コンセプト」を重視してけっこう自由にやるのが
当作品の長所であり、それは「ロゴスが顕在化する」ような
インスタントにふっとんだ事態とも照応しているといえよう。
オトコノコがヒロインになみなみならぬ想いがあるのに
いざ喧嘩しだすと「お前は黙ってろ!」ってなるのもまあらしいよw
愛してるのに、普段はつっけんどん、「本音」をオトコノコが発露するのは
乗り物に乗っている時と、女の娘に跨がっている時と、死ぬときだけだ。
って感じでほとんど「全部」出し切ったけど、さてあと1話残っている
その「最終話」が「出がらし」になるか「新しい神話」になるかという興味。
進撃!巨人中学校 第12話 進撃!巨人中学校 △++!
チーハン
「チーハン」をめぐって本編の「パロディ」をごりごりに
ねじ込んでくる豪腕ぶりが素敵だ。
その「パロディ」も「縮小の言い訳」ではなくてがっつり
本編の映像力を再現したものだから、さすがに見られるね。
エレン達「人間」が校長室の箱庭に収まるぐらい「小さきもの」で
あることが当作品のモチーフであると同時にこの「パロディ」で
縮小再生産されたものであることの意識そのものともいえよう。
そうやって人間を物理心理的に「困難」におとしめることで
わずかな「反撃」にすらココロが揺さぶられるという手法だ
その目標が「自由」であれ「チーハン」であれそこは変わらないだろう。
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER 第11話 無色の週末 とまとめ △+
干ししいたけ
人を何人も刺し殺しておいて
「分からないことがあるから優しくなれる」とかご冗談でしょうw
まあそんな俗人の「些末な」ツッコミとかどうでもいいのね
「理」でもって「常識」とか「ミステリィ」の枠そのものを
おし越えること、そういう快感に満ち満ちていた作品やったね
それは小さい頃に「名探偵」ってものに初めてふれてその理知に
圧倒されるような気持ちをオトナになって追体験するような感覚。
西之園さんと犀川センセの思い出語りがしっとりとしていてよい
ただならぬ時間を共有してきた人間同士の静かに籠められた想いが
はしばしに感じられる、ミステリィ的にガチガチに攻めてくる合間に
この2人の大切だけど、何でも無いコミュニケーションがあって
凡人としてはそこに救われていたような、気がする
あの変なTシャツとともに。
ゆるゆり さん☆ハイ! 第12話 満開桜に浪漫の嵐 とまとめ △++
桜咲き、桜散り、明日もいい日と歌うよ
8本の柱+をそれぞれシャッフルしてるだけで
ハナシがまわるようになっているのだから
「あかりの目立たないネタ」からけっこう遠くに来たのかもねえ
キャラクターの個性がちょっとづつ掘れてきてるねえ
櫻子とか扱い方がわかってきて、京子が取り仕切るのとは違う味わいになる。
結衣とか綾乃とかは少し素直になったかもしれないね
そういうキャラクターを理解する速度が現実の人間を理解する速度と
同じぐらいゆっくり、確実に(しかも楽しく)つきあえるキセキがうれしい。
なんだろうね「ちゅーがくせい」って、自分の娘のような、恋人のような
どれでもあるようでどれでもないような、そういうおぼつかない存在が
あるようなないようなおはなしを夢のように繰り返して
ちょっとずつ確実にボク達のココロに住み着いていく、そういう存在。