ゲーマーズ! 第1話 雨野景太と導かれし者達 △(+)
なんすかね、この「だが断る」の連発。
「部活」である以上「向上」がおそらくは目的で
それに対して「ぬるゲー」を志向するのは一法ではあるね
もともと当邦のゲームは「癒やし」というのが大きな目的で
ガチ勢は存外少ないのではないか、とおもわれる。
と、この信条だとたとい学年一の美少女のお誘いでも「断る」
しかでけんわけで、美少女とのっけからお近づきになるのが
デフォルトの当邦のメディア界隈ではちょっとした抵抗を試みているといえよう
ただ「イヤも好きのうち」なんでどこまであらがえるか
多分いつもどおりくだくだのなあなあになるんであろう
それは退屈で、そしてボク達が一番慣れ親しんだ日常だ。
ようこそ実力至上主義の教室へ
第1話 悪とは何か――弱さから生ずるすべてのものだ。 △(+)
スマホいじってる連中が自分達が通っている学校のシステムも
調べられんぐらいの情弱で「実力主義」とかやってられるんか、という
ギモンはあるわな。「あなたたちには殺し合いを~」的なのも
随分馴れちまったもんだ、ぬくぬくして腐ってる「学校」と
サバイバルゲームな「社会」との邂逅の場といった形式だね
「弱者を助けるべきかどうか」という問い、やね
マキャベリズムでいくなら「したいようにせよ」となる
DQNが公共機関でいきがるのがイヤならそれを規制する「法」の
制定に力をそそぐが公開して啓蒙活動でもしたほうがよい
チンピラの気ままな自由意志を別のお仕着せがましいこれまた
自由な意思的説得でなんとかしようなんて時間の無駄ではある。
と、いったかんじの冷たい認識が主人公とヒロインに共通している
ふだんは全く別のベクトルを持つことが多いのにここだけが
おっぱい美少女の学園モノっていうきわめてありふれた領分で
「実力主義」たる独孤性があるわけで、なんかハナシを造り出す時は
これぐらいのカブキかたが必須になるわけねまあまだ当話が
「いつものキャッキャウフフ」を捨て去っているか、というのには
ギモンの余地があるけれども。
地獄少女 宵伽 第1話 見えない聞こえない △+
同じ学校でもこっちは綺麗サッパリ「いつのもキャッキャウフフ」は
どう間違ってもなさそうではあるw
当邦の「学校」っちゅう檻の中でおさるさん達は抑圧されてるんで
同じおさるさんを迫害して遊ぶっちゅうのは当然のことやね
まあ学校なんてほとんど単なる託児機関であって育成機関
(この場合は「倫理感」も含む)としての機能を果たしているとこなんて
一部の高級子弟が通うような名門校ぐらいにしかないんだろうが。
そういう場所で迫害のターゲットになったらどうするか
人になってそれこそ「見ざる言わざる聞かざる」になるしかないんではないか。
さて、そういう場で「ニンゲン」らしくあろうとするなら
「お前を殺して私も死ぬ」ってなるしかないわな、それが最後の「人間の証明」だ
あいちゃんは「仕事」と称してドライにそういう「感情」を満たしているのね
能登さんはそういう人間が喜怒哀楽を越えた「最終地点」をその微妙に
震える声でうつくしく、おそろしく唱えてる
「いっぺん、死んでみる?」と。
バチカン奇跡調査官 第1話 主の支えによりて我は目覚める △+
「教会」はトンチキな教えを1000年も墨守してたいっぽうで
「学術」の唯一ともいっていい保持機関だったから、こういう
アカデミックな印象にはひどく相性がよい。
本来なら「頭のいいキャラ」ってのを表現するのは「チェス」を
使うのが重宝するんだけど、オリジナリティをこざかしく発揮しようと
してんのか、五目並べをつかってた、あるいは教会ではチェスって
やらんのかもしれんけど。
「処女懐妊」とかハナシのとっかかりとしてはうってつけの話題だわな
こんだけみんなアツくなってるのは非キリスト教圏では理解しずらいかもな
あれは生まれてすぐに立ち上がって「天上天下唯我独尊」って言うぐらい
凄いことなんだよねえ、まあ現代の医療技術なら可能かもしれんけどな。
あとはまあこんな感じで「処女」とかいじりまわすのは童貞には
いつものキャッキャウフフとは違う趣向のはなしがはじまるって
イヤでも分かるしかけだわな、まあ別のホモばなしがはじまるだけかもしれんが。
はじめてのギャル 第1話 はじめての土下座 △+
「ドゲザ」である
「ああいうビッチは一度オとしてしまえばコロリだ」とか、ひでえw
まあでも尻の軽そうなギャルでも「はじめて」は確実に存在したわけで
そこには「恋愛」のこうあまじょっぱいとこがあるかもしれんわけで
そこに個々人の恋愛観がマッチして「ただのビッチ」から奇跡的に
浪漫のある「恋バナ」になっているのかもしれないねえ。
とわいえ、男共を喜ばせるべく、パンツや胸はチラチラさせて
きっちりこっちのムスコも満足させていて、そういう微妙なラインは
維持できているかとおもう、「土下座」とか男のプライドもへったくれもないけど
「童貞」を捨てれるのならそれもありかもしれん
男になるために男のプライドを捨てるとか、そういう転倒ぶりが
今までほとんど手つかずの素材だった「ギャル」というものを扱う
手つきとしてふさわしいものではある。
18if 第2話 止まった時間、12才 △+!
いっぺん、死んでみる?
「夢のおはなしなんだから社会のクズはぶっ殺してもいい」とか、いいね
ちゅうかその基準だと北斗のヒャッハーよろしく人口が十分の一ぐらいになるまで
「死刑」にせにゃならんけどw
「未成年」を「保護」するのは国家のきまりごとの問題なんで
「オレ・ワタシの国家」である夢の世界なら、しったことではないわな
主人公が「魔女」の味方をしたり、敵討ちを果たした魔女に罪悪感も開放感も
そんなにないのが「リアル」だわな、そんな話題性のある作品ではないけど
地獄少女のように人間のくらーい部分を画として提示しているねえ
こういう「ちょっと狂ったハナシ」がでるのも「夏」ならではある。
賭ケグルイ 第3話 糸目の女 △+
「ただの丁半バクチ」だと資金を持っている側が有利なんで
何らかの手段で「破滅」させるとこまでもっていかないとダメなのね
「顔芸」が対戦相手を追い詰めるっちゅう正しい表現のために用いられていて
イロモノのようで非常に正当な「まんが」という感じがする。
まあ、ヒロインの夢子さんが結構資金がありそうなんで
本当の「イカレ」でないように見えるけど、逆にそこを補うべく
乳とか尻とか、顔芸とか、「犬プレイ」とか楽しんでやってみせたりして
「狂気」を補っているかんじではある、アニメーションではその上
早見さんが声をあてているから、ますますハッタリがきくね、そのここちよさ。