うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。
第9話 青年、弟の結婚式と幼い少女と。 △++
(魔)人を殺せと生まれけり
デイルが冒険者になるまでのなれそめで、それなりにサツバツ
としていて、そしてそれが「悪趣味」なそれでないのが、よいね。
「弟の結婚式」とかもってまわったイベントに参加する「異世界もの」とか
おおよそ前例がないねえ、でも傾聴に値するハナシだな
もちろんラティナの存在感もありまくるね、というのも
「子供を見せに行く」以上に実家に帰る正当な理由は
親が死んだとき以外には存在せんので、今回の「里帰り」は
実に見られるよい見物になっているかとおもう
「娘」がとかくキャラが「生きた屍体」になりがちな「異世界もの」を
見事に「蘇生」させているかのようでそれは「子供」が誰でももっているチカラだ。
ダンベル何キロ持てる? 第9話 神を見たことある? △++
かーみー降臨、それってwktk?
「筋肉モノ」やっている以上、仕方がないw
ここではオンナノコの反応が面白いね
凄く興味を示す人とまったく興味がない人の温度差が
「筋肉」に対する女性陣の正反対の評価ですわねえ。
街雄のマッソーはエグいねw「神が宿る」というとおり
人間が「人間」と認める閾値を超えているという次第
この「筋肉」も「まんが」や「アニメ」なら
「努力」も「才能」もなく描き出せるのがおいしいすね
で、ありながら「筋肉講座」を実際にすれば体を「実際に」
絞ることも可能なわけで、このおはなしはキャッチーな要素を
上手に提示しているとおもう。
異世界チート魔術師 第9話 戦のはじまり △(+)
「対人戦」における態度の曖昧さが提示されてるねえ
「異邦人」なんで「国家」に所属しているわけでなく
それどころか縁もゆかりもない他国の人が勝手に改造手術して
ほれ戦え報酬は元の生活だ、ってなっているのだから
ここはひとつ乳のでかい姫様の泣き落としでもなきゃ
やってられないぞ、というところだ。
結構ここで「闘う理由」ってのがなんかお手軽に提示されましたわな
いやまあ話数ももうあんまりないし、エヴァみたく延々と
ぐじぐじとされるのもイヤだけど、んそういう「内的」な
いざこざがイヤだから「チートもの」が流行るのかもしれないね
「能力」の「チート」でなく「物語」のコントロール力の「チート」
グランベルム 第9話 ノクターン、染め上げて △+
私はお人形さんじゃない
あれですね「魔術師」と「人格」を巡る「ゆがみ」が
1クールの物語を盛り上げるために行使されているような印象。
天然素材の満月も、マトモそうな新月や久遠もしっかり「いたぶられて」
いるような展開ですよね、まあ「命がけの闘い」あるいは「人生」ってな
そういうモノと諭されればぐうの音もでやせんけどね。
「姉が魂をわざと提供して実は完全に支配されてませんでした」とか
よう納得がいかない逆転法だったけど、なんかオンナノコの悲鳴で
毎回誤魔化されているようなかんじがあるわな、まあそれも一種の
「魔法」ではあるわな、ことアニメーションにおいては。
鬼滅の刃 第22話 お館様 △++
信玄公をならって、強者どもの忠誠心が分かり易いねえw
みなさん勝手次第に「想い」があって、このハナシの登場人物らしい
アクの強さがうかがえるね、簡単にいえば「人間」らしいか。
このおはなしいつも「説明」が「後」で「事態」が「先」なんで
少年誌らしいハラハラした展開が維持されているかとおもう。
組織のなかでトップの連中がくちばしを入れてきたということは
十二鬼を斬った炭治郎の立場が変わったことを意味していて
まあ剣呑な出会いではあったかとおもう。
しかしまあ竈門の兄妹は拘束されたり、血まみれになることの
実に映えることですわなあ、残酷趣味ってだけではなく
「ひと」であることをいつも証明しているかのようだ。