化物語 第5話 まよいマイマイ 其ノ參 ○
後付で気付いたこともろもろ
>ファーストタッチ
そもそも触れることができる人が
超限定されていたとか
>委員長
彼女には「視えて」たのかねえ
そのあたりのいわくは持ち越し
>匂い
ひたぎさんが委員長のそれは指摘しても
すんでまでまぐわっていた幼女の
それは指摘していなかったり
どの道、視聴者には絶対にわからん
「迷う」ってことなのだけど実際うろうろ
うろつき回っていた時間はそう多くない
そんなもん視ていたいとも思わないしねえ
で、「時間経過」をなにで処理してたかと言うと
いつもの小粋なやりとりと、嘘くさいほど
快晴だったり夕暮れだったりするお空
「幽霊と触れあう」ってことだったのだけど
逆説的に言えば他のキャラクタとの身体的接触は
おどろくほど少ない、ということ
まあ、出てくるのがほとんどキレイどころの
姉ちゃんなんで触れたらタダでは済まないのだが
でも、そうしなければわからないことや
紡げない関係があるということか
傍目からは珍妙な一人芝居に見えたとしても、さ
咲 -Saki- 第18話「繋がり」 △+
オカルト理論でいうと場がひどい刻子寄りな
なのでそれに与しないならチートイツとかに
するとかひょこっと出来上がる順子手の
大物を我慢して待つかってところで
そういう展開
麻雀卓をかこんで過去話をしたりうんぬん
「アニメーション」としてのうまみは
少ないけど今まで積み上げてきた預金が
あるから胡散臭い演出でも見られる
2クールやってることの功徳かと
シャングリ・ラ 第18話「双頭奇譚」 △
なんかスペシャルだけど仲間があんまし
いなくて限界があって逃亡していた人達が
寄り集まってでっかいプロジェクトに挑戦
タイトルは「東京大焼夷作戦」
字面にするとけっこうハッタリがあるのだけど
積み上げてきた要素が弱い、その構成も
オカマとか婆ちゃんとかがなんとかそれに
糊しろをしている印象がある
GA 芸術科アートデザインクラス
第4話 写真とんち居残りさん △+
>構図
ただいじるのは基本、それがどういう
効果を持っているのかをキチンと理解
するのが大事、なんだけど「四コマ」って
いう媒介だとほとんど使用不可能なのがつらい
>アドリブ
あーなんか意図的にヘンな絵を狙うっていうの
ちょっと煮詰まるとやりますよねえ
あれはあれで嫌味な感じなんで難しいのだけど
この「GA」っておはなしだと
「何かの間違い」ってのが極めて発生しずらい
土壌だから芸術ってのがインスピレーションに
よるものだとするなら、ある意味
自家撞着があるのだけど、それが成立してるのは
ひとえに洗練されたキャラデザのおかげなのだろう
戦場のヴァルキュリア 第18話「八月の雨」 △
ガチ戦争物っていう視点は完全に放棄
っていう前提で
端的に「イサラ」っていうちょっと
おいしいキャラを退場させるのは
損だろう、と思う次第で
でも、シナリオが破綻しなくてかつ
「失った哀しみ」ってのを醸造
できそうなのはこの娘ぐらいでってこと
本当はどのキャラも生きていて欲しいと
思わせるぐらいのキャラ作りをしてこなかった
からこういう事態になっちゃたのではないか、と
でも、この事態に「責任」を取る人は
いなさそう。