経済なんでも研究会

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 死者が語る コロナ肺炎の危険度 (126)

2022-08-20 07:20:40 | なし
◇ 死亡者はウソをつかない = 世界の感染者は累計5億9328万人、この1週間で580万人増加した。この増加数は前週より107万人少ない。死亡者は644万5398人で、週間1万8072人増加した。この増加数は前週より426人多い。新規感染者はやや減ったが、死亡者はやや増えた。感染者数は今月中に6億人に達するだろう。世界的にみて、コロナが鎮静化する兆候はまだ見えない。

国別の死亡者数をみると、アメリカは累計103万9026人。この1週間で3477人増加した。続いてブラジルが68万人台、インドが52万人台、ロシアが37万人台、メキシコが32万人台。さらにイギリスが18万人台、イタリアが17万人台、インドネシアとフランスが15万人台、ドイツが14万人台となっている。アメリカ・ブラジル・ロシアで、増加数がやや拡大した。

日本の感染者は累計1646万4925人、この1週間で132万2094人増加した。この増加数は前週より18万6000人少ない。しかし18日には、過去最大25万5534人の新規感染者を出している。死亡者は3万6289人で、週間1706人の増加だった。この増加数は前週より303人多く、第6波のピークを上回った。お盆休みの影響もあって、コロナの勢いは衰えていない。

感染者の急増で、医療体制が逼迫し始めた。このため政府は感染者の全数把握を放棄、病院や保健所の負担を軽減する方針。一部の医療機関だけに報告させる定点把握に切り替える見込みだが、それだけ精度が落ちることは避けられない。するとコロナの状況を判断するためには、死亡者の増減をみることが必須になってくる。死亡者は正確に算出されるからそれでもいいが、判断が遅れがちになる危険性は免れない。

        ≪19日の日経平均 = 下げ -11.81円≫

        【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】     


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