◇ 日本の実態は霧のなか = 中国で、コロナの感染が再拡大し始めた。政府はなにも発表していないが、北京や上海の病院では外来窓口が大混雑。こうした光景を見て、多くの国民がコロナの感染増加を知ったという。また一部の専門家は「再拡大は4月中旬に始まった。1週間の新規感染は5月末で4000万人、6月末には6500万人に増えるだろう」と予測している。
いま流行し始めたコロナ・ウイルスは、オミクロン型より感染力が強いXBB型。ただ症状は軽い人が多い。これは中国人の82%がことし2月までに感染し、ある程度の免疫を持っているためだと考えられている。しかし今後より強力な変異株が、出現する可能性もないではない。また中国から、他国に伝播される危険性も指摘されている。
こうしたなか、日本でもコロナ感染者が増えているようだ。だが状況は、きわめて捉えにくい。というのも政府はコロナの扱いを季節性インフルエンザ並みに格下げしたのに伴い、全数把握・即日集計を止めてしまったからだ。代わって全国5000の医療機関からの報告を待つ、定点把握に切り替えた。しかし1週間単位で、発表も遅れる。
その定点把握をみると、5月8-14日の1週間は感染者が1万2922人。次の15-21日の1週間は1万7489人だった。明らかに増加している。しかし、これではコロナの“現状”は知ることができない。もしコロナが加速度的に増えていれば、医療機関や個人の対応は遅れてしまう。なぜ全数把握まで止めてしまったのだろう。専門家もマスコミも、なぜ問題提起しないのだろう。
≪2日の日経平均 = 上げ +376.21円≫
【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】
いま流行し始めたコロナ・ウイルスは、オミクロン型より感染力が強いXBB型。ただ症状は軽い人が多い。これは中国人の82%がことし2月までに感染し、ある程度の免疫を持っているためだと考えられている。しかし今後より強力な変異株が、出現する可能性もないではない。また中国から、他国に伝播される危険性も指摘されている。
こうしたなか、日本でもコロナ感染者が増えているようだ。だが状況は、きわめて捉えにくい。というのも政府はコロナの扱いを季節性インフルエンザ並みに格下げしたのに伴い、全数把握・即日集計を止めてしまったからだ。代わって全国5000の医療機関からの報告を待つ、定点把握に切り替えた。しかし1週間単位で、発表も遅れる。
その定点把握をみると、5月8-14日の1週間は感染者が1万2922人。次の15-21日の1週間は1万7489人だった。明らかに増加している。しかし、これではコロナの“現状”は知ることができない。もしコロナが加速度的に増えていれば、医療機関や個人の対応は遅れてしまう。なぜ全数把握まで止めてしまったのだろう。専門家もマスコミも、なぜ問題提起しないのだろう。
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【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】
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