魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

アルノー・アント、コシュ・デュリの会2 飲み過ぎ編

2007年07月03日 | ワイン ~2019年
初めに書いておきますが、私はボトル1/2程度しか飲めません。
ところが、あまりに美味しかったので、調子に乗って飲み過ぎました。


NV ボーモン・デ・クレイエール
ウェルカムドリンクとして、シャンパンの差し入れがありました。
繊細できれいなシャンパンで結構好きです。Kさん、ありがとうございました。

2003 ヴォルネー 1er サントノー(アルノー・アント)
予定外でしたがアントが美味しい!ということで赤の最高峰を引っぱり出しました。
モンテリーと比べるとやはり味が太いです。ふくよかで旨味もタップリとあります。
ただ、03年ですので年が経つとぼけそう。コシュ・デュリは03年でもそれを感じ
させないあたり、その寿命の微妙なところが現在の差?かも知れません。
アントは素晴らしい造り手なので、もうひと皮剥けて欲しいです。

2002 ショレ・レ・ボーヌ(ドミニク・ローラン)
ローラン好きがいましたので、飲んでみようということになりました。
スーパー美味しいです。樽も感じますが、果実味が端正で樽とのマッチングも
見事なので、「ドミニク・ローランは新樽200%の造りだから樽臭くて嫌だ!」
という方がいたら、これを飲んで、樽の中で、頭を冷やして欲しいです。
このワインは3千円台後半ですので、ハイ・コストパフォーマンスです。


そして極めつけがこれです。


コシュ・デュリの旨味から離れられない舌が求めたものは、
やはりコシュ・デュリ。しかも、ボトルナンバー「0000番」???

1999 モンテリー(コシュ・デュリ)

既に出したモンテリーのヴィンテージ違いの1999年です。2000年も若いですが、
こちらの方はさらに、より若々しくきれいで、張りがしっかりとあって旨味がまた
素晴らしかった。現状態で個人的には最高に好きなワインでした。

この後、安デイリーをさらに1本飲んでしましました。
8名で11本飲んでしまい、1滴も残りませんでした。

うちの秘密兵器がガンガン放出されたので、少しやり過ぎた感もないではない?
のですが、このレアなワイン達に出会えた参加者はきっと幸運だったと
思っても間違いないでしょう。

ってちょっとだけ褒めてもいいですかーー。

最後にひとこと。
コシュ・デュリの白はいくら高くなっても構わないから、知る人ぞ知る貴重な
赤はだけは高くならないでーーー!!!


コメント
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