魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

自然体の魅力

2007年07月15日 | ワイン ~2019年
イチローの年俸ってすごいですねー。
私なんかの生涯賃金を、ものの1ヶ月で軽~く上回ることでしょう。
何やってんだ~オレ。orz

しかし、同じワインを飲むとイチローにだって私にだって、誰にだって
同じ幸せがやってくるのです。

さて昨晩は、仲良しの酒屋さんで好き者が集まり、数人で頂きました。

2005 サントネー 1er クロ・タヴァンヌ(ドメーヌ・プス・ドール)
   仏、ブルゴーニュ、赤、5000円前後

2005年は高いのですが、やはり高品質です。
ハッとするような濃いベリー、きれいでクリアでスグリや皮や肉臭を思わせる香りが
グングン迫ってきます。飲むと旨味がグーンと迫ってきます。

思わず「うまい!」ではなく、「うまーーーい!」って感じで、伸びやかで
深みのある味わいです。

プス・ドールの2005年は大成功をおさめましたが、安い方のワインがこれくらい
美味しいので、さらに上のクラスになると・・・・・って期待がもてますね。

このドメーヌは樽に頼らない造りで、2005年のような偉大な当たり年でさえ
新樽はほとんど使ってないようです。その年のブドウをあるがままに表現する
潔いドメーヌと言えるでしょう。
果実味が自然できれいな造りは、とても素直で優しく、癒されます。
自然体でとてもリラックスできます。

私はスーツとかファッションだとか、宝石やアクセサリーなど、着飾ったりすることに、
ほとんど興味がないので、こんなスタイルは落ち着いて良いですね~。


コメント
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