魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

最近の恐ろしい価格

2007年07月06日 | ワイン ~2019年
最近のボルドーワインの価格事情ですが・・・、

正直終わった感じがします。もう高くて買えません。
Ch.オーブリオンも2006年プリムール価格は超強気に出ました。330ユーロです。
「オー・ブリオンが強気の設定」参照して下さい。

確かに企業としては利益を上げないといけませんが、消費者からそっぽを向かれても
やるのか?ということです。


そしてインデント輸入のヨーロッパの在庫ですが、この価格がまた高い。
為替相場の悪さも手伝ってか、ほとんど仕入れる気になりません。
私でさえ「仕入れられない」と感じということは、同様に多くのショップも
仕入れ数が少ないと思うのです。現に輸入元へ聞いてもどこも動きが鈍いらしい。
買っているのは、ロシア、中国、韓国、インドなどですが、それも長続きしない
でしょう。

つまり、ボルドーワインはお手軽な物しか、動きがないと読んでいます。(特に国内で)

ご興味がある方は、ワイン名とヴィンテージをご連絡いただきますと、だいたいの
現価格をお知らせしますよー。(多分予想よりかなり高いです)

ブルゴーニュなんかも高いですし、穴探しは大変です。

そう言えば最近「新ブルゴーニュ」って言葉が登場していますが、何か変ですよねぇ。
「余計なお世話」だと思っています。ワインマスコミは次々と商売文句を考え
出しますので、変わった言葉や、流れに乗せられないようにしましょう。


コメント (2)
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